後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

冬の雑木林を歩みつつ今日も平穏に過ぎて行きます

2015年01月08日 | 写真
都立薬草園の裏の雑木林を散歩して来ました。老境の散歩は仕事のストレスも無くなんの心配事も憂いもありません。完璧に平穏な気持ちです。誰もいない雑木林の中には清浄な風が吹いていました。
雑木林は四季折々、いつでも良いものです。心まで洗われるような気になります。
そんな雰囲気を撮ったつもりの写真をお送りいたします。







イスラム教を風刺した週刊誌社を襲撃した事件で感じたこと

2015年01月08日 | 日記・エッセイ・コラム
この事件は昨日、パリで起きたイスラム過激派による襲撃事件です。
襲撃されたパリの政治的な週刊誌社「シャルリー・エブド」は週刊誌を毎週45000部を発行しているそうです。
これまでも、ムハンマドを女性に見立てた半裸のイラストを掲載するなどし、イスラム団体などに激しく批判されてきたとも報じられています。
2011年には、火炎瓶が投げ込まれて本社が全焼したそうです。
今回の事件では編集会議の現場に男2人が侵入し編集委員など12人を射殺したのです。
このニュースを見て皆様はどのようにお感じになったでしょうか?
各国の大統領や安倍総理はフランスの大統領に電話をして「言論の自由は暴力に屈してはいけない」とフランス大統領を激励したそうです。
しかし「言論の自由」は無制限であってはいけないというのが私の信条です。
例えばお釈迦様を馬鹿にするような漫画は仏教徒を深く傷つけます。同じように天皇陛下を風刺した漫画は日本人の心を傷つけます。
フランス人はムハンマドを半裸の女性に描いても良いと本当に思っているのでしょうか?
私は週刊誌社「シャルリー・エブド」はヨーロッパ文化の闇のような会社だと思いました。勿論、暴力や殺人は絶対悪です。気軽にそう言ってこの事件を忘れる人もいると思います。
ヨーロッパ人のイスラム教を敵視する気持ちが悲しいのです。それを売り物にしている週刊誌社があることが悲しいのです。この状態では中東地域に起きている戦争は終わる筈がありません。
それに関連して私はトルコがヨーロッパ連合に絶対に加盟出来ない現実をすぐに思い出しました。トルコはイスラム教国ですが、経済力があり民主化されいるのにヨーロッパ諸国はトルコをヨーロッパ連合へ加盟させないのです。この狭量さが悲しいのです。
人々は世界に平和が来ますようにと祈ります。しかし時々私は絶望的になります。今回のパリでの週刊誌社襲撃事件で暗い気持ちになり絶望的になりました。
一番目の写真は今回の事件を起こした2人の男と乗って来た車が写っている写真です。
二番目の写真はトルコのイスタンブールにある世界遺産のスレイマニエモスクです。
三番目の写真は新約聖書に出て来るトルコの古い町の遺跡です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)