花々の写真を撮っている間がとても楽しいので、蜜蜂のように花を探してあちこちと歩き回ります。何時の間にかそれが趣味のようになっています。
ですから季節ごとに何処に行けば何が咲いているか知っています。
ところが一年ぶりに期待して行ってみるとその花が消えてしまっていることがあります。
栽培している人が高齢になり花の栽培を止めてしまうのです。あるいは花を咲かせる樹木をきれいさっぱり切り倒してしまっている場合もあります。そんな場合の落胆は忘れられません。
ここでご紹介するネムの木に咲いていた花の写真は7年前の2008年7月19日の夜と次の日の朝に撮った写真です。それが翌年には切り倒されていたのです。残念です。あの繊細な綿毛を持った幻想的で、美しい花を二度と見ることが出来なくなったのです。
この木は北杜市武川町、横手の「みよしや」という食料品店の前の三叉路の北角に有りました。高さ8mくらいの大木が3本あったのです。
ここで昔の3本の木に咲いていた花の写真をお送りします。はじめの2枚は夜に撮ったもので、後の2枚は翌朝撮った写真です。
さてこのような花の写真をさきに出したのは、これから書くことを静かな気持ちでお読み頂きたいからです。
最近、安倍総理は安保関法案の改正を国家で審議し、衆議院では可決し、現在は参議院で審議中です。
安倍さんの考えは軍備を強化し、アメリカとの軍事協力を強めればそれが戦争の抑止力になり日本の平和を守れるという考えです。この考え方を安倍さんは積極的平和主義と言っています。
これに反対する人々は積極的平和主義により、自衛隊の海外出兵を実行するので日本はアメリカの戦争巻き込まれ、結果として日本が平和でなくなると主張します。
そして安保関連法案は改正すべきではなく、従来通り日本の平和はアメリカ軍に守って貰えば良いと考えます。そして自衛隊は国連の平和維持軍以外は絶対に海外派兵はすべきでないと主張しています。
上の相反する二つの主張は双方の考え方の概略を描いたものです。詳細に書けばキリがありません。この点をまずご容赦ください。
さて最近、この相反する主張で世の中が騒然となっています。双方とも感情的になりがちです。
静かな客観的な議論があまりにも少ないように感じます。
そこで私の考えを書きます。私はどちらも正しいと考えています。
もっとはっきり書けばどちらが正しいか実験をして証明が出来ないのです。歴史は実験で予測したり再現することが不可能なのです。
ですからこそ上記の二つの考え方のどちらが正解なのかは誰にも判りません。
従って、架空の仮定や予測にもとずいた感情的議論しか展開出来ないのです。
私は安倍総理に賛成ですか?反対ですか?と問われれば、「どちらとも言えない」というのが私の正確な答えです。情緒的には積極的平和主義に賛成ですが、戦争には絶対に巻き込まれたくないので安保関連法案改正には反対です。これは戦争の悲惨さを体験した日本人の感情ではないでしょうか?
しかし感情論だけで厳しい国際情勢のなかで良いのか否かが私には分からないのです。
ここで主張したいことは反対派の人格を傷付けるような無思慮な発言はすべきでないということです。
私は他人を傷つけるような議論を見ると暗い気持ちになります。日本は、個人の尊厳を守る民主国家だった筈です。最近、少し暗い気分になっているのは私だけでしょうか。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)
ですから季節ごとに何処に行けば何が咲いているか知っています。
ところが一年ぶりに期待して行ってみるとその花が消えてしまっていることがあります。
栽培している人が高齢になり花の栽培を止めてしまうのです。あるいは花を咲かせる樹木をきれいさっぱり切り倒してしまっている場合もあります。そんな場合の落胆は忘れられません。
ここでご紹介するネムの木に咲いていた花の写真は7年前の2008年7月19日の夜と次の日の朝に撮った写真です。それが翌年には切り倒されていたのです。残念です。あの繊細な綿毛を持った幻想的で、美しい花を二度と見ることが出来なくなったのです。
この木は北杜市武川町、横手の「みよしや」という食料品店の前の三叉路の北角に有りました。高さ8mくらいの大木が3本あったのです。
ここで昔の3本の木に咲いていた花の写真をお送りします。はじめの2枚は夜に撮ったもので、後の2枚は翌朝撮った写真です。
さてこのような花の写真をさきに出したのは、これから書くことを静かな気持ちでお読み頂きたいからです。
最近、安倍総理は安保関法案の改正を国家で審議し、衆議院では可決し、現在は参議院で審議中です。
安倍さんの考えは軍備を強化し、アメリカとの軍事協力を強めればそれが戦争の抑止力になり日本の平和を守れるという考えです。この考え方を安倍さんは積極的平和主義と言っています。
これに反対する人々は積極的平和主義により、自衛隊の海外出兵を実行するので日本はアメリカの戦争巻き込まれ、結果として日本が平和でなくなると主張します。
そして安保関連法案は改正すべきではなく、従来通り日本の平和はアメリカ軍に守って貰えば良いと考えます。そして自衛隊は国連の平和維持軍以外は絶対に海外派兵はすべきでないと主張しています。
上の相反する二つの主張は双方の考え方の概略を描いたものです。詳細に書けばキリがありません。この点をまずご容赦ください。
さて最近、この相反する主張で世の中が騒然となっています。双方とも感情的になりがちです。
静かな客観的な議論があまりにも少ないように感じます。
そこで私の考えを書きます。私はどちらも正しいと考えています。
もっとはっきり書けばどちらが正しいか実験をして証明が出来ないのです。歴史は実験で予測したり再現することが不可能なのです。
ですからこそ上記の二つの考え方のどちらが正解なのかは誰にも判りません。
従って、架空の仮定や予測にもとずいた感情的議論しか展開出来ないのです。
私は安倍総理に賛成ですか?反対ですか?と問われれば、「どちらとも言えない」というのが私の正確な答えです。情緒的には積極的平和主義に賛成ですが、戦争には絶対に巻き込まれたくないので安保関連法案改正には反対です。これは戦争の悲惨さを体験した日本人の感情ではないでしょうか?
しかし感情論だけで厳しい国際情勢のなかで良いのか否かが私には分からないのです。
ここで主張したいことは反対派の人格を傷付けるような無思慮な発言はすべきでないということです。
私は他人を傷つけるような議論を見ると暗い気持ちになります。日本は、個人の尊厳を守る民主国家だった筈です。最近、少し暗い気分になっているのは私だけでしょうか。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)