「海の日」とは何ですか?と問われれば返答に困るのは私だけでしょうか?
調べれば海の恩恵に感謝し、海事思想を振興する祝日ですと書いてあります。
ところが海事思想とは何でしょうか?また分からなくなりました。
四方を海に囲まれた我が国ではエネルギーや食糧、工業原材料のほとんどを海外から輸入しており、その99.8パーセントまでを海上輸送に依存しています。
また、海は漁業やレクリエーションの場としても大きな役割を果たしており、海を利用し活用することなくして、今日の私たちの生活を維持することは困難となっています。
したがって海事思想とは海上輸送業と漁業を振興すべきという思想のことです。
そして「海の日」は昔の7月20日の「海の記念日」が国民の祝日になったのです。
平成8年にはその日が「海の日」として国民の祝日に制定されました。その後、「国民の祝日に関する法律」の改正により、 平成15年から7月の第三月曜日が「海の日」となり、三連休化されました。
そして「海の記念日」とは明治天皇の偉さを讃える記念日だったのです。
明治9年(1876)6月2日、明治天皇は東北・北海道御巡幸にお出かけになりました。埼玉・茨城・栃木・福島・宮城・岩手・青森の各県を巡幸されたのち、7月16日青森から御召艦に御乗船され、函館を経由して20日横浜へ御帰着されたのでした。『明治天皇紀』によれば、3日間荒波のため動揺はなはだしかったそうですが、明治天皇は終始“端然”としておられ、港で待ち受けていた人々を安心させたそうです。
これを記念して昭和16年に「海の記念日」が制定され、平成8年から「海の日」として祝日となったわけです。昭和16年といえば真珠湾攻撃で第二次大戦を始めた年です。当然、「海の記念日」は国威発揚のためだったのです。
しかしそんな歴史に関係無く現在の海の日は海で大いに遊ぼうという日になっています。
それは海事思想の振興などという曖昧な運動なので仕方がありません。
私がヨットの趣味をしていた霞ヶ浦では毎年、海の日にクルーザーのレースをしていました。体力と技量に劣る私は何時もビリから2番目でした。
そんなことを思い出しながら、爽快な海洋ヨットレースの写真おを送りいたします。
写真はHiroshi Ogawa さんの2014年5月19日の葉山沖でのヨットレースの記事と写真をお借り致しました。
写真をお楽しみ頂けたら嬉しく思います。
====Hiroshi Ogawa さんの2014年5月19日の記事======
「最高のヨット日和」
昨日はクラブ恒例のレース、年一度の運営でした、コースはいつもと少し違う葉山御用邸前にブイを打ち回航マークとした約11マイル。参加艇16艇。南の順風に恵まれスピンランの長いコースでした。
本部船はスタートさせた後、ブイで待機、1艇ずつ富士山バックに写真撮影。防水カメラも古くなり、写りが悪くなって来た、又は気温のせいかピンとがぼける。
それでも全艇快適なセーリングを楽しんだ様だ。
パーティー後は大島レースの準備、2次会はいつもの川端亭で楽しい気持ち の良い1日でした。 https://www.facebook.com/hiroshi.ogawa.357?hc_location=timeline より転載致しました。
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調べれば海の恩恵に感謝し、海事思想を振興する祝日ですと書いてあります。
ところが海事思想とは何でしょうか?また分からなくなりました。
四方を海に囲まれた我が国ではエネルギーや食糧、工業原材料のほとんどを海外から輸入しており、その99.8パーセントまでを海上輸送に依存しています。
また、海は漁業やレクリエーションの場としても大きな役割を果たしており、海を利用し活用することなくして、今日の私たちの生活を維持することは困難となっています。
したがって海事思想とは海上輸送業と漁業を振興すべきという思想のことです。
そして「海の日」は昔の7月20日の「海の記念日」が国民の祝日になったのです。
平成8年にはその日が「海の日」として国民の祝日に制定されました。その後、「国民の祝日に関する法律」の改正により、 平成15年から7月の第三月曜日が「海の日」となり、三連休化されました。
そして「海の記念日」とは明治天皇の偉さを讃える記念日だったのです。
明治9年(1876)6月2日、明治天皇は東北・北海道御巡幸にお出かけになりました。埼玉・茨城・栃木・福島・宮城・岩手・青森の各県を巡幸されたのち、7月16日青森から御召艦に御乗船され、函館を経由して20日横浜へ御帰着されたのでした。『明治天皇紀』によれば、3日間荒波のため動揺はなはだしかったそうですが、明治天皇は終始“端然”としておられ、港で待ち受けていた人々を安心させたそうです。
これを記念して昭和16年に「海の記念日」が制定され、平成8年から「海の日」として祝日となったわけです。昭和16年といえば真珠湾攻撃で第二次大戦を始めた年です。当然、「海の記念日」は国威発揚のためだったのです。
しかしそんな歴史に関係無く現在の海の日は海で大いに遊ぼうという日になっています。
それは海事思想の振興などという曖昧な運動なので仕方がありません。
私がヨットの趣味をしていた霞ヶ浦では毎年、海の日にクルーザーのレースをしていました。体力と技量に劣る私は何時もビリから2番目でした。
そんなことを思い出しながら、爽快な海洋ヨットレースの写真おを送りいたします。
写真はHiroshi Ogawa さんの2014年5月19日の葉山沖でのヨットレースの記事と写真をお借り致しました。
写真をお楽しみ頂けたら嬉しく思います。
====Hiroshi Ogawa さんの2014年5月19日の記事======
「最高のヨット日和」
昨日はクラブ恒例のレース、年一度の運営でした、コースはいつもと少し違う葉山御用邸前にブイを打ち回航マークとした約11マイル。参加艇16艇。南の順風に恵まれスピンランの長いコースでした。
本部船はスタートさせた後、ブイで待機、1艇ずつ富士山バックに写真撮影。防水カメラも古くなり、写りが悪くなって来た、又は気温のせいかピンとがぼける。
それでも全艇快適なセーリングを楽しんだ様だ。
パーティー後は大島レースの準備、2次会はいつもの川端亭で楽しい気持ち の良い1日でした。 https://www.facebook.com/hiroshi.ogawa.357?hc_location=timeline より転載致しました。
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