人間は70歳や80歳になると旅立ちが近いことをなんとなく感じるようになります。そして自分の人生は一体何だったのだろうかと思います。
それは実に短いもので邯鄲の夢とも感じますが、とてつも長い時間だったとも感じます。よく70歳、80歳まで生きてこられたとも思います。
長い人生であんなことはしなければ良かったという後悔の念も沢山あります。恥多い人生だったと悔やまれます。
しかしその一方でこんなことをすればもっと、もっと楽しい人生だったと思うことも沢山あります。人生で仕残した趣味のことです。
もう体力も時間もありませんので、それをこれから始める気持ちは一切ありません。そこでその仕残した楽しいことを連載ふうに書いてみようと思います。人生の終わりにそんな仕残したことを書くことが楽しいのです。幸せな境地になるのです。
今日はヨットの趣味の話です。
私は中年の50歳でヨット技術を江の島や葉山で習い、クルーザーを25年間霞ヶ浦に係留しヨットの趣味を楽しみました。
ところがクルーザーヨットの趣味を大別すると、独りでゆったり帆走を楽しむ「ブルーウォーター派」と仲間とチームを作って専らヨットレースを楽しむ「レース派」との二つに分かれます。
レース派には体力と仲間と一緒に練習を重ねる時間が必要です。仕事の忙しかった中年に始めた私はブルーウォーターになるのが自然でした。それでも霞ヶ浦や猪苗代湖でクルーザー・レースに何度か出てレースの面白さをかいま見たことがあります。
葉山から大島までの外洋レースは憧れでした。葉山から熱海沖の初島回航レースにも憧れていました。
でもこのレースを楽しむ趣味は単なる憧れとして終わったのです。我が人生でし残した趣味の一つになったしまったのです。
しかしインターネットは便利です。ここ数日、ヨットの外洋レースの写真や動画のYoutubeを沢山見て、このし残した趣味の世界を楽しんでいます。「ヨットレースの写真」を検索すると、写真はいろいろ沢山出て来ます。その中から3枚だけを選んでお送り致します。
1番目の写真相模湾横断ヨットレースです。出典は、http://blog.livedoor.jp/rr2111/archives/50757374.html です。
下田から三浦半島のマリーナのシーボニアへ向けて相模湾を横断するビッグレースで、「相模湾横断ヨットレース」と呼ばれています。
2番目の写真は宇和島の「うわじまパールカップレース」の写真です。の出典は、http://whitehawk2007.at.webry.info/theme/be49af3d64.html です。
3番目の写真は静岡県清水の「折戸マリーナカップ」の写真です。出典は、http://www.sanmei-kikou.co.jp/recruit/staffblog/2009/07/281354.html です。
これら3枚の写真のヨットは風に美しく舞っているのです。碧い海の上でバレリーナのように優雅に踊っているのです。エンジンはレース中に絶対に使いませんから聞こえるのは波が船体にあたる心地よい波音だけです。風がハリヤードやステイに切られる音だけです。
それは陸上では考えられない別世界です。
そして無事レースに勝利したヨットの上で飲む祝杯の美酒を想像するとなんとも言えぬ良い気持ちになります。
しかしヨットレースの魅力は静止した写真にあるのではないのです。
それはヨットレースのyoutube動画にあるのです。レースの動画は沢山インターネットにありますが、一つだけ以下の作品を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=lf8rFbNm43k です。
ご面倒でも是非この動画をご覧ください。そこにはレース中の華麗なヨットの動き方が映し出されているのです。
この拙い記事の全てを忘れても是非この動画をご覧ください。そこにヨットという船の不思議な、そして美しい動き方が写されているのです。
そして大航海時代に万里の波濤を越えて日本へやって来た西洋の帆船はこのヨットを大きくして3本マストにした船だったのです。
何か悠久の時間を感じられませんか。
趣味はいろいろです。楽しむ人の思い込みも重要です。今日は私個人の思い込みを書きました。少しでもお楽しみ頂けたら嬉しく思います。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)
それは実に短いもので邯鄲の夢とも感じますが、とてつも長い時間だったとも感じます。よく70歳、80歳まで生きてこられたとも思います。
長い人生であんなことはしなければ良かったという後悔の念も沢山あります。恥多い人生だったと悔やまれます。
しかしその一方でこんなことをすればもっと、もっと楽しい人生だったと思うことも沢山あります。人生で仕残した趣味のことです。
もう体力も時間もありませんので、それをこれから始める気持ちは一切ありません。そこでその仕残した楽しいことを連載ふうに書いてみようと思います。人生の終わりにそんな仕残したことを書くことが楽しいのです。幸せな境地になるのです。
今日はヨットの趣味の話です。
私は中年の50歳でヨット技術を江の島や葉山で習い、クルーザーを25年間霞ヶ浦に係留しヨットの趣味を楽しみました。
ところがクルーザーヨットの趣味を大別すると、独りでゆったり帆走を楽しむ「ブルーウォーター派」と仲間とチームを作って専らヨットレースを楽しむ「レース派」との二つに分かれます。
レース派には体力と仲間と一緒に練習を重ねる時間が必要です。仕事の忙しかった中年に始めた私はブルーウォーターになるのが自然でした。それでも霞ヶ浦や猪苗代湖でクルーザー・レースに何度か出てレースの面白さをかいま見たことがあります。
葉山から大島までの外洋レースは憧れでした。葉山から熱海沖の初島回航レースにも憧れていました。
でもこのレースを楽しむ趣味は単なる憧れとして終わったのです。我が人生でし残した趣味の一つになったしまったのです。
しかしインターネットは便利です。ここ数日、ヨットの外洋レースの写真や動画のYoutubeを沢山見て、このし残した趣味の世界を楽しんでいます。「ヨットレースの写真」を検索すると、写真はいろいろ沢山出て来ます。その中から3枚だけを選んでお送り致します。
1番目の写真相模湾横断ヨットレースです。出典は、http://blog.livedoor.jp/rr2111/archives/50757374.html です。
下田から三浦半島のマリーナのシーボニアへ向けて相模湾を横断するビッグレースで、「相模湾横断ヨットレース」と呼ばれています。
2番目の写真は宇和島の「うわじまパールカップレース」の写真です。の出典は、http://whitehawk2007.at.webry.info/theme/be49af3d64.html です。
3番目の写真は静岡県清水の「折戸マリーナカップ」の写真です。出典は、http://www.sanmei-kikou.co.jp/recruit/staffblog/2009/07/281354.html です。
これら3枚の写真のヨットは風に美しく舞っているのです。碧い海の上でバレリーナのように優雅に踊っているのです。エンジンはレース中に絶対に使いませんから聞こえるのは波が船体にあたる心地よい波音だけです。風がハリヤードやステイに切られる音だけです。
それは陸上では考えられない別世界です。
そして無事レースに勝利したヨットの上で飲む祝杯の美酒を想像するとなんとも言えぬ良い気持ちになります。
しかしヨットレースの魅力は静止した写真にあるのではないのです。
それはヨットレースのyoutube動画にあるのです。レースの動画は沢山インターネットにありますが、一つだけ以下の作品を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=lf8rFbNm43k です。
ご面倒でも是非この動画をご覧ください。そこにはレース中の華麗なヨットの動き方が映し出されているのです。
この拙い記事の全てを忘れても是非この動画をご覧ください。そこにヨットという船の不思議な、そして美しい動き方が写されているのです。
そして大航海時代に万里の波濤を越えて日本へやって来た西洋の帆船はこのヨットを大きくして3本マストにした船だったのです。
何か悠久の時間を感じられませんか。
趣味はいろいろです。楽しむ人の思い込みも重要です。今日は私個人の思い込みを書きました。少しでもお楽しみ頂けたら嬉しく思います。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)