後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

非日常の世界の趣味を楽しく想う

2016年02月08日 | 日記・エッセイ・コラム
日常生活から完全に離れた世界に遊ぶ趣味の一つにヨットの趣味があります。
30年前にこの趣味の世界に入った場所が三浦半島の相模湾沿いにある葉山マリーナでした。
先週、懐かしくなりそのマリーナを訪れてヨットの写真を撮りました。
それが下にある2枚の写真です。

この写真はヨットの舵を下から見上げたものです。
この形を見て私の胸が早鐘を打つように鳴るのです。この舵をグイと切ってヨットが急旋回している時の体感を思い出して興奮するのです。
大きな舵は海の中に深く伸びています。少しでも重心を低くして、ヨットの姿勢を良く保つために考え抜いた形になっています。機能美です。

これはヨットの船尾から見上げた写真です。船尾からマストの天辺に張ったバック・ステイの傾きに合わせて船尾を切っています。ですから美しく見えます。ついでに船体の右舷からマストの天辺に張られたサイド・ステイの傾きからマストの高さが分かります。船体の長さは35フィートと書いてありますから、そのキャビンは広いはずです。木造の内装にニスがかけてあるのでしょう。そこで飲むビールの美味しさを想像すると楽しくなります。
私は30年前にこの葉山マリーナでヨットの技術を習いました。そして仲間と共に何度もここから相模湾に出て日帰りのセイリングを楽しんだものです。
話は飛びますが猪苗代湖で一緒にセイリングした大学時代の友人のHN君と葉山でもセイリングをしました。彼が亡くなってもう5年もたちました。
そんなことを想いながら先週は森戸海岸沿いに佐島マリーナまで足を伸ばしました。
下はそのマリーナの屋上から撮った写真です。

このマリーナはヨットで来たことはありませんが、風光が良いので何度も来ては海とヨットの姿を飽きず眺めた所です。

上の写真は佐島の漁港に停泊してある9隻のヨットの遠景です。
このヨットの向こうの道路沿いに地魚の美味しい寿司屋さんがありましたが、今は消えて無くなりました。家内と何度か来た懐かしい店でしたが無くなりました。
このようにヨットの姿を見ると、それが日常の生活からとても離れた世界にあるという感慨を覚えます。非日常の世界の趣味だったとつくづく思います。
この趣味は日本文化ともかけ離れています。西洋の文化を背負った趣味でした。ヨットを走らせる度に部品一つ、一つが実に合理的に出来ていて無駄が無いのです。大げさに言えば西洋の合理主義を実体験出来るのです。
だだ一つの難はこの趣味は費用が大きいことです。
しかし私は中古艇を買い、茨城県の県庁が管理する霞ヶ浦に格安の係留地を得て費用を最小に抑えたものです。
5年前にこの趣味を止めましたが、霞ヶ浦のご縁で知り合った繁田慎吾さんと中村文政さんが何度かご自分のヨットに招待してくれました。
そんなことを想いながら森戸海岸まで帰って来たら空が曇りかけてきました。下に森戸神社の脇から撮った写真を示します。

何故か幸運にも非日常の世界のヨットを趣味にしました。それは25年間の趣味でした。止めて5年、80歳になってからもその趣味のことを想うと楽しくなります。幸せになるのです。


それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)