後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

健全なインターネット社会の発展の為にお互いが守るべき3つの事

2016年06月08日 | 日記・エッセイ・コラム
インターネットが普及してからもう何年になるのでしょう。周知の通り、インターネットは広い分野で様々に利用され、現在の生活には欠かせない重要なものになっています。
ブログもその利用の一つで、このgooブログでも251万人もの方々がブログを書いています。私自身は2007年11月からブログを始め、毎日、記事を更新してきました。
この間、常に健全なインターネット社会の発展を願って来ました。
私の出来ることは限られていますが、記事を書いたり、他の方々の記事にコメントを投稿する場合に心がけ守ってきたことが3つあります。
そこで今日はインターネット社会の健全な発展の為に、お互いが守るべき3つの事を簡略に書いてみたいと思います。これはあくまでも私の個人的な想いであり、間違っているかも知れません。しかし少しでもご参考になれば幸せです。

お互いに守るべき3つのこととは、言論の自由を守る、礼儀正しいコメントを送る、そして美しい日本語を使うという3つのことです。
それでは下にもう少し詳しいご説明をいたします。

(1)他人の言論の自由を守る
ブログで他人様の日記や評論記事を読んだときはその言論の自由を最優先に守るように心がけています。
インターネットでは自分の考えとは違う意見や主張を読むことがあります。特にその文章が余りにも常識を外れたものの場合は少し不愉快になります。そしてその文章を排除したくなります。私はこの考えが起きた場合は、「言論の自由」という呪文を唱えます。そして言論の自由と深く関連した「個人の尊厳」を想うのです。すると自分の拒絶反応や嫌悪感が不思議と消えてしまいます。
その結果、不愉快な文章の中にも新しい視点や問題提起が見えてくるのです。
ついでに個人の尊厳に関して言えば、他人の文書を本人の許可無しで引用しないことです。
このように書くと私が何時も確実にこれを守っているかのようにみえます。しかし時々この鉄則を守らないことが起きます。
最近もつい他人の文書を本人の許可無しで引用してしまい大変ご迷惑をおかけしたことがあります。謝罪しましたが慙愧の念が残りました。

(2)他人の文章にコメントを送る場合は礼儀正しい言葉を使う
他人の文章にコメントを送る場合には礼儀正しくします。
まず冒頭に他人の文章の内容の良い点を褒めるのが鉄則です。その後で、その文章の内容の弱点を礼儀正しく指摘し、自分の考えを明快に書きます。
このようにすると相手は感情的にならないで、建設的な議論になります。
礼儀正しい文章とは相手を尊敬して敬語や丁寧語を使うのですが、そのことは皆様ご承知のことなので省略します。
案外出来ないことは「冒頭に他人の文章の内容の良い点を褒める」ことです。どんな変な内容の文章でも書いた人が狂人でない限り必ず良い点が含まれていることです。
その良い点を発見出来なかったらコメントを送るべきではありません。読み流して忘れることが重要なのです。
インターネットでは書いてる人がほぼ全員は素人なのです。プロの評論家でもプロの小説家でもありません。他人の評価に耐える訓練を受けてないのです。健全なインターネット社会の発展の為には礼儀正しいことが非常に重要だと思います。

(3)美しい日本語を使う努力をする
上に書いた(1)と(2)はお互いに守るべき最優先事項です。3番目のこの努力目標は私の個人的な好みの問題なので皆様もご意見も分かれると思います。
大体にして「美しい日本語」とは何でしょう?私の定義では学校の教科書に使われている日本語です。それに地方地方の美しい方言を加えたものが私の考えている美し日本語です。
奇をてらったような言葉やコンピューターの絵文字を過度に多くつかった文章は好きになれません。
しかしそのような文章でも絶対に排除しようと考えないように私はしています。それは何度も書いて、くどいのですが、優先事項の(1)と(2)に反する考えなのです。
私自身はブログの他にFace Book にも文章や写真を掲載しています。そうすると外国人の方が上記の(1)と(2)を意識しているような感じを受けています。単なる感じで正否はわかりませんが、Face Bookで頂くコメントはみな実に礼儀正しいのです。

今日の挿し絵代わりの写真は先週、神代植物公園のサツキの盆栽展で撮った写真です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)