後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

トランプ大統領の施政方針演説を讃える、暗い気持ちが晴れる!

2017年03月02日 | 日記・エッセイ・コラム
これは私のまったく個人的な感想です。公平さも客観性も無い私的な感想です。
昨日のアメリカの上院、下院総会でのトランプ大統領の施政方針演説で、昨年以来の私の憂鬱な気分が霧消したという話です。
演説の冒頭で彼は、「真実と自由と正義を守るたいまつは今我々の手の中にある。それは全世界を照らすたいまつである」という意味の力強い言葉を発したのです。昨年の選挙運動中に消えかけた自由と平等の国、アメリカが再び蘇ったのです。
この施政演説は昨年から続いた私の気持ちを明るくしてくれました。昨年の選挙運動中に、彼は人種差別的な主張を繰り返していました。従来の同盟国との関係を見直すとも言明し、日本の安保体制やNATO体制も再検討すると言っていました。アメリカは世界から手を引き、アメリカだけの利益を考えると公言していました。
それはあたかも理想国家アメリカの崩壊を暗示していたのです。

冒頭にこの文章は公平さも客観性も無い私的な感想ですと書きました。
私は9歳で終戦を迎え、マッカーサーの寛大な政策で、生活が次第に楽になって来た体験をしました。食糧難の時にアメリカから供給された赤い砂糖や粉ミルクの美味しさを忘れません。
そして若い頃、アメリカに留学しいろいろなアメリカ人に個人的に親身の世話になったのです。初めて自家用車を手に入れ、婚約者を日本から呼びよせ結婚したのもアメリカでした。その結婚式のこまごました世話をしてくれたもの留学先の先生と同級生でした。
ですからアメリカは私の大恩人なのです。アメリカのすることは何でも善意に解釈し、アメリカを応援して来ました。流石にベトナム戦争の後半にはアメリカ政府が間違っていると考えましたが、それ以外は全てアメリカが正しいと支持して来ました。
こういうのをアメリカ馬鹿というのかも知れません。しかし私はアメリカ馬鹿を通うして死にたいと思っていました。
私は古い日本人です。義理人情を大切にしたいと思っています。アメリカから受けた恩義にむくいる義理があるのです。アメリカで助けてくれた人々の温かい人情は絶対に忘れません。

アメリカ人も人情に篤いのです。トランプ大統領は施政演説の最中に一人の戦死したアメリカ兵の未亡人を紹介したのです。拍手喝さいを受けた未亡人は涙ぐんでいたそうです。トランプ大統領の命令で1月下旬にアメリカの特殊部隊がイエメンにいる過激派の幹部を急襲する作戦を実施したのです。この作戦でアメリカ兵の一人が戦死し、作戦に加わったオスプレイ一機が破壊されたのです。目的の過激派の幹部はイエメンの荒野に逃げてしまったそうです。作戦は失敗でした。しかしトランプ大統領は自分の命令で戦死した兵士を忘れなかったのです。
その兵士の未亡人、カリン・オーウエンズさんをトランプ氏は「彼の功績は永遠に刻まれる」と言いながら紹介したときは聴衆全員が立ち上がって拍手しました。その拍手は数分間止まなかったそうです。
そして結びの言葉です。
「小さな考え方をする時は終わった。細かなことで争うのも終りだ。必要なのは、我々の心を満たす夢を分かち合う勇気、魂をかき立てる希望を言い表す勇敢さ、そして、そうした希望や夢を行動に変える自信だ。・・・
ありがとう。皆様に、そしてアメリカ合衆国に、神のご加護があらんことを。」と力強く宣言しています。

施政演説ではトランプ氏一流の下品な言葉がありません。格調高いアメリカの理想主義をうたい、再び世界に積極的に関与し、全世界がより良い国々になるように真剣に取り組むと言明したのです。

嗚呼、再びアメリカは今まで以上の自由と平等の理想の国になるのです。

これが私のまったく個人的な感想です。公平さも客観性も無い私的な感想です。
甘いとお叱り下さい。しかし甘いままで旅立つ決心をしています。

今日の挿し絵代わりの写真は昨日、神代植物公園の温室で撮った睡蓮の花々の写真です。こんな寒い冬でも常夏の温室内では美しい睡蓮の花が咲くのですね。驚きです。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)