後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「ホテルの思い出(8)箱根、宮ノ下の富士屋ホテル」

2024年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム
ご紹介したいホテルは箱根の宮ノ下の富士屋ホテルです。明治11年創業です。の箱根、宮ノ下の富士屋ホテルのこと。訪問した2008年5月16日は曇天で写真映りが悪かったです。でも、明治期の木造洋風建築のシェルエットが浮かび上がります。誰も実物を見たことの無い、「竜宮城」を連想させます。これを作った明治の人々も設計・建築の過程を楽しんだ夢多い人々でした。
中へ入れば薄暗い。蛍光灯を使わないで昔風の暗い照明。以前に泊まった時と何も変わっていない。ロビーのフロントの机が高くて首近くまである。西洋人の身長にあわせた家具調度です。
天井は格天井で、とくにメインダイニングの格天井には一枚一枚、花の絵が描いてあるのです。
宮ノ下の富士屋ホテルの写真をお送り致します。

泊まった時の、夕食のコースは昔の通りに丁寧に料理した西洋料理でした。。定石通り、スープ、パン、フィッシュ、サラダ、ミート(メインディッシュ)、デザート、コーヒーで終わり。アメリカ流にサラダの大盛りが最初にいきなり出て来ません。サービスの良さは印象深かったものです。
明治24年建築の本館、明治39年建築の西洋館、昭和11年建築の花御殿、昭和35年建築のフォレストロッジ、そして天皇の御用邸だった別館の菊花荘(明治28年築)と料金が区別してあります。フロントへ頼んで見学・下見をしてから、宿泊の決定をするのが良いと思います。部屋は同じ構造でも眺望が違うし、古いだけに建具の様子を見て、部屋の感じを掴んでおくほうが良い思います。

今日は箱根、宮下の富士屋ホテルをご紹介いたしました。なおこのホテルのURLは、
http://www.fujiyahotel.jp です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

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