これは中城城の入場券の裏面に印刷されていた平面図です。今私の手元には、首里 城・勝連城・今帰仁城・座喜味城の平面図が有りますが、著作権者の承諾を得ていない ので掲載できません。中城城と首里城の外郭形態は、縦横比の違いこそあれ全く同じで す。勝連城と今帰仁城も同じ外郭形態をしています。座喜味城だけが少し異なります。地 形に合わせて築城したとはいえ、同じ様な外郭形態になるということは、なにかそこに築 城の設計思想が有ったのでしょうか。
曲線の凸凹をならし、大枠で見ると五角形になっています。五角形には、防御に当たっ ての軍事的優位性があるのでしょうか。沖縄本島内には、その他中小の城跡が多くあり ますが、これらの外郭形態はどうなのでしょう。知念城も不規則ながら五角形に見えるの ですが。