京都二十四節気 そのニ十ニ 冬至
一年の間で昼が最も短く夜がもっとも長くなる日 新暦十ニ月二十二日~一月五日(頃)
冬至(冬至の自然)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/33/80cbe88769c3accf9c85b28dcb870d6c.jpg)
一年中で、昼の時間が最も短く、夜が最も長くなる日が「冬至」です。この日を境に日が長くなることから、冬至は一年の終わりであり、始まりでもあるとされてきました。悪いことが続いた後、ようやく好運に向かうことを「一陽来福」といいます。冬至は、しばしばこの言葉に当てはめられます。落ち込んでいた太陽の光がようやく復活し、ここから春に向かうと考えられていたのです。とはいっても、寒さの本番はこれから。厳しい冬を乗り切るため、冬至には栄養豊富なかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入って体を温める習慣があります。.
年神様(冬至の生活)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/39/f0dc78d97c1800d70104e4cd5aebf382.jpg)
古来、日本人は一年の始まりであるお正月をことのほか大切にしてきました。初日の出とともに新年の神様・年神様が降臨し、その年の五穀豊穣や幸運を授けて下さると考えられていたのです。年神様をお迎えするため、様々な風習が生まれ、それらが「お正月行事」となって伝えられてきました。たとえば門松は、年神様が迷わず家にやって来られるための目印。しめ縄は、年神様を迎えるにふさわしい神聖な場所であることを示すもの。鏡餅やお節料理は、年神様へのお供え物。どの風習にも、人々の祈りや感謝、おもてなしの心が息づいています。
コンセプト
四季のある国、日本。
桜が咲くこと、雨が降ること、紅葉が散ること、そして雪が降ること。
日本人は、その美しい自然の変化を、つい百年前まで、二十四の季節に分け見つめてきました。
私たち日本人が使ってきた旧暦の中では二十四の季節に沿った年中行事や風習と共に、風雅な暮らしを楽しむ工夫や知恵がありました。
それと同時に、永遠にめぐる四季の中で移ろい変わっていくものと、その変化の裏にある不変のものを感じとってきたのです。
新しいものがあふれていく現代社会のなかで古くから日本にある伝統を見つめなおすことそれは、移ろう季節のなかから不変のものをみつけだすことと似ています。
ますます季節感が失われていくなかで、二十四節気の暦をつうじて自然の変化を敏感に感じとれる繊細な感性と伝統の素晴らしさとそれとともにある大切な文化を伝えていきたいと思います。
その四季折々の美しさに触れるとき、自然のなかから生まれてくるこの国の美しさを改めて見つめ、「美」と「伝統」にめぐり逢える誇りとよろこびを共にしていきたいと思います。
一年の間で昼が最も短く夜がもっとも長くなる日 新暦十ニ月二十二日~一月五日(頃)
冬至(冬至の自然)
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一年中で、昼の時間が最も短く、夜が最も長くなる日が「冬至」です。この日を境に日が長くなることから、冬至は一年の終わりであり、始まりでもあるとされてきました。悪いことが続いた後、ようやく好運に向かうことを「一陽来福」といいます。冬至は、しばしばこの言葉に当てはめられます。落ち込んでいた太陽の光がようやく復活し、ここから春に向かうと考えられていたのです。とはいっても、寒さの本番はこれから。厳しい冬を乗り切るため、冬至には栄養豊富なかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入って体を温める習慣があります。.
年神様(冬至の生活)
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古来、日本人は一年の始まりであるお正月をことのほか大切にしてきました。初日の出とともに新年の神様・年神様が降臨し、その年の五穀豊穣や幸運を授けて下さると考えられていたのです。年神様をお迎えするため、様々な風習が生まれ、それらが「お正月行事」となって伝えられてきました。たとえば門松は、年神様が迷わず家にやって来られるための目印。しめ縄は、年神様を迎えるにふさわしい神聖な場所であることを示すもの。鏡餅やお節料理は、年神様へのお供え物。どの風習にも、人々の祈りや感謝、おもてなしの心が息づいています。
コンセプト
四季のある国、日本。
桜が咲くこと、雨が降ること、紅葉が散ること、そして雪が降ること。
日本人は、その美しい自然の変化を、つい百年前まで、二十四の季節に分け見つめてきました。
私たち日本人が使ってきた旧暦の中では二十四の季節に沿った年中行事や風習と共に、風雅な暮らしを楽しむ工夫や知恵がありました。
それと同時に、永遠にめぐる四季の中で移ろい変わっていくものと、その変化の裏にある不変のものを感じとってきたのです。
新しいものがあふれていく現代社会のなかで古くから日本にある伝統を見つめなおすことそれは、移ろう季節のなかから不変のものをみつけだすことと似ています。
ますます季節感が失われていくなかで、二十四節気の暦をつうじて自然の変化を敏感に感じとれる繊細な感性と伝統の素晴らしさとそれとともにある大切な文化を伝えていきたいと思います。
その四季折々の美しさに触れるとき、自然のなかから生まれてくるこの国の美しさを改めて見つめ、「美」と「伝統」にめぐり逢える誇りとよろこびを共にしていきたいと思います。