日本男道記

ある日本男子の生き様

100回泣くこと

2011年10月29日 | 読書日記
100回泣くこと
クリエーター情報なし
小学館

【一口紹介】
◆出版社 / 著者からの内容紹介◆
今最注目の野間文芸新人賞作家最新恋愛小説。
実家で飼っていた愛犬・ブックが死にそうだ、という連絡を受けた僕は、彼女から「バイクで帰ってあげなよ」といわれる。
ブックは、僕の2ストのバイクが吐き出すエンジン音が何より大好きだったのだ。
4年近く乗っていなかったバイク。
彼女と一緒にキャブレターを分解し、そこで、僕は彼女に「結婚しよう」と告げた。
彼女は、1年間(結婚の)練習をしよう、といってくれた。
愛犬も一命を取り留めた。
愛犬→バイク修理→プロポーズ??。幸せの連続線はこのままどこまでも続くんだ、と思っていた。
ずっとずっと続くんだと思っていた。
精緻にしてキュート、清冽で伸びやか。
今、最注目の野間文芸新人賞作家が放つ恋愛長編。

【読んだ理由】
なぜこの本を図書館に予約したか不明、思い出せない。

【印象に残った一行】
前に来てくれ、という申し出を固辞して、僕は葬儀場の一番後ろに立った。
彼女を愛し、彼女を見送るすべての人を、胸に刻むつもりでそこに立った。

最後に彼女の父親の挨拶があった。
彼女への感謝と愛。
彼女の所為がどれほどの輝きに満ちたものであったか、それが周りにどれほどの希望をもたらしたか。
言葉を詰まらせながら父親は語った。
---君と過ごした時間を胸に、笑われは残りの時間を生きていきます。
最後にこらえきれず、父親は嗚咽した。
出棺の時間になった。
もう死んでしまった彼女を、追体験のようにもう一度見送る。
そして彼女は焼かれる。
真っ白な灰に焼かれる。

健やかなるときも 病めるときも
喜びのときも 悲しみのときも
富めるときも 貧しきときも
これを愛し これを敬い
これを慰め これを助け
死が二人を別つまで 共に生きることを誓いますか

【コメント】
久しぶりの悲しい結末の恋愛小説。
何故読もうと思ったかはいまだに思いだせない。
 



Daily Vocabulary(2011/10/29)

2011年10月29日 | Daily Vocabulary
11956.hugely(非常に、大いに)
Food and healthcare programs are become hugely popular.
11957.facing competition(競走に直面する)
The way American companies are facing competition from European and Asian countries in the high-tech field.
11958.spur new product development(新製品開発に弾みをつける)
Hopefully, it will spur new product development in the U.S.
11959.competitive edge(競争上の優位、他に負けない競争力)
American can retain its competitive edge in product innovation in the global market.
11960.obesity(肥満)
This has created a massive potential market for busineees poised to address the serious problem of obesity in America today.
今日の英語ニュースを聞こう!NHK WORLD Daily News

西国三十三ヶ所 第三十二番繖山観音正寺/滋賀県近江八幡市(2011/07/30)


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岡山県北新庄村毛無山登山(2011/10/15)
枯れ木に茸