日本一心を揺るがす新聞の社説―それは朝日でも毎日でも読売でもなかった | |
クリエーター情報なし | |
ごま書房新社 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
口コミだけで全国に配布される新聞があります。
「みやざき中央新聞」
読者数=1万人、感動で涙した方=1万人。
特に人気があるのは新聞の顔である社説です。
編集長【水谷もりひと】が多くの講演や日々のニュースに対して限られた文章に想いを込めて執筆しています。
こんな時代だからこそ読んでいただきたい、珠玉の41編を選び書籍化しました。
~新聞読者である著名人の方々より~
水谷さんは“良いことが起きる種蒔き”をされ、社説に登場する方々と読者を結びつけて「心のしんせき」に育てて来られました。【イエローハット創業者 鍵山秀三郎】
読めば読むほど幸せになる新聞がここにある。【作家 喜多川泰】
「人の人生を変えてしまう新聞の社説なんて他に聞いたことがない。日本一小さいけれど世界一心を揺さぶるコラムです!」【コラムニスト 志賀内泰弘】
『みやざき中央新聞』の社説が本になると聞き、今の私は待ちに待った本がやっと読めるぞ!と小躍りしたい気持ちを抱いています」【社会教育家 田中真澄】
水谷さん、そのネタ、私の授業で使わせて下さい!!!【「私が一番受けたいココロの授業」著者 比田井和孝】
大変な時代ですが、毎週みやざき中央新聞の社説を読んで、日本は大丈夫だと思っています。【株式会社船井本社 代表取締役社長 船井勝仁】
「感謝 勇気 感動の章 心を込めて「いただきます」「ごちそうさま」をより」
食肉加工センターの坂本さんの職場では毎日たくさんの牛が殺され、その肉が市場に卸されている。牛を殺すとき、牛と目が合う。そのたびに坂本さんは、「いつかこの仕事をやめよう」と思っていた。
ある日の夕方、牛を乗せた軽トラックがセンターにやってきた。しかし、いつまで経っても荷台から牛が降りてこない。坂本さんは不思議に思って覗いてみると、10歳くらいの女の子が、牛のお腹をさすりながら何か話し掛けている。その声が聞こえてきた。
「みいちゃん、ごめんねぇ。みいちゃん、ごめんねぇ……」
坂本さんは思った、「見なきゃよかった」
女の子のおじいちゃんが坂本さんに頭を下げた。
「みいちゃんはこの子と一緒に育てました。だけん、ずっとうちに置いとくつもりでした。ばってん、みいちゃんば売らんと、お正月が来んとです。明日はよろしくお願いします…」
「もうできん。もうこの仕事はやめよう」と思った坂本さん、明日の仕事を休むことにした。
家に帰ってから、そのことを小学生の息子のしのぶ君に話した。しのぶ君はじっと聞いていた。
一緒にお風呂に入ったとき、しのぶ君は父親に言った。「やっぱりお父さんがしてやってよ。心の無か人がしたら牛が苦しむけん」
しかし坂本さんは休むと決めていた。
翌日、学校に行く前に、しのぶ君はもう一度言った。「お父さん、今日は行かんなよ!行かないといけないよ」
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
全国1万人以上の読者が涙した!口コミだけで、列島に感動を運び続ける“奇跡の新聞”の人気コラムがついに書籍化。
【読んだ理由】
「私が一番受けたいココロの授業」著者 比田井和孝 の中で紹介されていた。
【印象に残った一行】
ビッグな経営者や著名人の言葉を集めた「プレジデント名言録200選」(プレジデント社・秋庭道博著)の中に、なぜかしもやんが登場している。彼自身も自分が乗っているなんて知らず、本を読んだ友人が教えてくれたそうだ、その本に収められたしもやんの名言は「TTP・TKP・OKP]だった。
TTPとは、「徹底的にパクる」。学ぶことは真似ることから始まる。まず手本になる人を見つけて、その人の行動を徹底的に真似る。
それが出来たら次はTKP、「ちょっと変えてパクる」。真似る際に少し自分なりの工夫を入れるのだ。
それが出来たら最後はOKP,すなわち、「思いっきり変えてパクる」。自分のやり方をふんだんに取り入れることで、真似をしているのに原型をとどめていない。
【コメント】
昭和49年入社して最初の配属先が宮崎市だった。私が想定していたのは宮崎日日新聞だった。