2か月に一度の冠動脈ステント施療後の検診。今日は心電図と診察。異常なし。
しかし6種類の薬の量は変えないとのこと。病院の大楠はいつ見ても頼もしい。
病院に車を走らせる途中にこの看板がある。もう30年以上ここに設置されている。この看板から下に行くと菱の紋の面々の総本山がある。
若き日の吉行和子さんの、何となく艶めかしい横顔が写っているスチール写真をたまたま見たばっかりに、映画「密約」を見にいきたくなったある日、 朝のメールを開くと、『「十三の第7芸術劇場」へ行きたいんやが、場所知ってる?「密約」やってんねんけど一緒に観に行かへん?』というメールが入ってました。 発信人は寝屋川の我がリスペクトする御仁で、つい最近心臓のバイパス手術を受けて、三途の川の寸前で渡るのをやめて、この世に舞いもどってきたお人です。 俳優陣にはNHKの連続テレビドラマ「事件記者」の主な出演者がかなり登場しており、懐かしくてたまらない面々でした。 そして若き日の吉行和子さんの妖しい魅力は期待通りでもありました。ほぼ30年前の日本のテレビドラマの水準は現在のものとは、全く別物だったのだと感じました。 この文章は1988年にこの映画が、一度劇場公開された折に書かれたもののようです。 国家公務員法違反の裁判が刑事か民事かわからないという無知の状態で裁判を傍聴にゆき、惑いながらとうとう1冊の本を書くところまで自分を追いつめていった日々を、 いまなつかしく思い出します。千野監督、福富プロデューサー、そして長谷川公之氏の脚本。 モーニングショーの「女の学校」のゲスト出演などで縁の深かったテレビ朝日でドラマ化され、1冊の本はわたしの手をはなれ、独自の作品になりました。 製作の当初から、いずれ劇場公開したいということで、フィルムのサイズも選ばれながら、実現までに10年もかかったということになります。 製作にかかわったSHPは、亡くなった向田邦子さんが属していたプロダクションです。 有名な遅筆の向田脚本をシンボウづよく待った中村さんが、この企画の中心にいて、テレビの放映後、向田さんがはずんだ声で電話をくれた頃のことも忘れられません。
しかし、検察側の起訴状に「ひそかに情を通じ」「しつように申し迫ったうえ」云々と書かれた新聞記者と女性事務官の個人的問題にすりかえられ、 「密約」はついに不問に付されたまま現在にいたっています。 国民を欺いた政治家の責任の大きさと重さとは比較のしようもない「情通問題」の目つぶしが効果的であった日本の社会。 わたしは半ベソをかいているような怒りにかられて、素朴な筆致でむきになって原稿を書いています。 ある種の正義感が四十代早々のわたしをかりたて、むきにさせたところがあります。現在のわたしはもうすこし老練でしたたかかも知れないし、あまり変っていないともいえそうです。 明るい美しい画面が印象的でした。心のこりは、系列局の関係で沖縄では放映されなかったことです。 このテーマがすこしも古くはならず、今日的な意味をもちつづけていることに、わたしの痛恨があります。 10年の間には多くのことがあり、「密約」という言葉は日本の政治の体質が論じられるとき、日常的になってしまった感じさえあります。 とうとう、国家機密公開の法制化はなされぬまま現在にいたりました。たとえばアメリカの場合、国家機密は一定年限ののちに公開の原則が確立されています。 同時に、表裏の関係のものとしてプライバシー・アクトがあって個人の秘密を保護しています。 最高裁は西山記者を有罪とした控訴審(第一審では無罪)を支援し、上告棄却としましたが、それでも取材の自由は原則的に認める判断を示しています。 しかし、ますます強固になる国家機密の壁によって、ジャーナリストの仕事は、10年前に比べてさらに困難なものになったという実感があります。 この上さらに国家機密法を制定しようという動きが執拗にくりかえされ、有権者はその良識と知性、権利意識を試されている現状ではないでしょうか。 その結果わたしに投げつけられた非難は、「アカ」よばわりであり、左翼作家とも書かれました。
昭和46年4月14日の「毎日新聞」夕刊に、大島渚氏が書いています。 「言論の自由というような抽象的な問題に立戻ってはいけない。佐藤首相の人間的反応にふりまわされてはいけない。 問題は、あくまで佐藤内閣が私たちに何をしたかだ。知る権利などというのは自明のことだ。 極秘資料のスッパ抜きに次ぐスッパ抜きを!今こそ日本中を、スッパ抜きした極秘資料でもってあふれかえさせること。……」 このとき、わたしはまだ大島さんと面識はありませんでしたが、心から共感しました。大島さんはまだ30代。事態の本質を適確に見抜いています。 半歩でも後退すれば、テロリストたちの意図は達成されます。 問題の本質はなんであるのか、確認し直視しつづける姿勢をいまほど求められていることがあったろうかと思います。 そのよきテキストとしての映画「密約」を一人でも多くの人々に見ていただきたいと思います。 生きている人間のなすべきことを熱い思いで考えています。」引用終わり。 仲間内のなあなあで事をすすめ、チエック機能が働かない運営体というのは、それが優秀なお歴々がおられる国であろうと役所であろうと会社や学校であろうと、 「都合の悪いことはなかったことにし」「臭いものには蓋をして」世渡りしてる、あのエエ加減な落語家“阿智胡地亭 辛好”とよう似てるなあと思いますわ。 「国民に嘘をついたままにしておくのはいけない」と言った、古武士のような志を持つ漢(おとこ)が日本の「くにたみ」の中にいるのを知ると、 この列島国は捨てたものではないと思います。 そしてこの中村さんとは、昨年の秋、大阪の九条の映画館「シネ・ヌーヴォ」で「ボヴァリー夫人」、梅田の「テアトル梅田」で「副王家の一族」を一緒に観にいきました。 見終わってから、人と今見た映画のことを肴に軽く一杯やれるのは、映画観劇が二倍楽しくなり、ありがたいことです。 やはり時々映画への声かけがある千明さん、そして今回の中村さん、いつもお誘いありがとうございます。 また映画フアンの方どなたでも、いつでも声かけをよろしく。 『密約-外務省機密漏洩事件』2010年4月10日公開 映画予告編 |
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ロシアとウクライナ、UAEで会談 捕虜交換やアンモニア輸出を協議=関係筋(ロイター)#Yahooニュースhttps://t.co/42cxTf4kCW
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年度末に雇い止め危機の非正規地方公務員、数十万人規模か 「3年目の壁」自動では契約更新されず:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/5SYjuLVcL2
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日本代表・遠藤航「ドイツで主将」を経験して感じた「日本人」の長所 なぜ日本人は「1対1」で勝てないのか?(1/2) | JBpress (ジェイビープレス) https://t.co/krvtDTGBeE @JBpressより
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【速報】東京の消費者物価 40年7か月ぶりの伸び率 11月中旬速報値3.6%上昇…原油高と急激な円安背景に“都市ガス代は3割以上上昇”“食料費”も上昇激しく https://t.co/P3Yh2oTVLo
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山際経済再生大臣も葉梨法務大臣も寺田総務大臣も。野党が国会で追及しなければ、辞任はなかった。
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国会で野党が厳しく追求したから、ネットで声が上がり、メディアもニュースにし、内閣支持率に影響。最後は辞任につながった。遅すぎる対応だったけど、これが最低限の最低レベルの政治のあるべき姿。
「大盤振る舞い」と軍拡が招く、増税と日本経済の危機 - 小此木潔|論座 - 朝日新聞社の言論サイト https://t.co/dIv0hrfLWW
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日本で子ども1人が大学まで行くといくらかかるのか https://t.co/ZV9WzJc60F #ニューズウィーク日本版 @Newsweek_JAPANより
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「円安」で起こっている日本人が知りたくないこと #東洋経済オンライン @Toyokeizai https://t.co/8dlRCub1qn
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少女の番号は「18286」 日系人収容所で過ごした10歳の体験 https://t.co/LEb8jifBxX
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「テロリズムの罠 右巻:忍び寄るファシズムの魅力」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日 https://t.co/gB8L6Gpeua
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牛の「ゲップ」で地球の気温が上がる"衝撃事実" #東洋経済オンライン @Toyokeizai https://t.co/fsfLF5Glzo
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いつまでも
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西洋崇拝
舶来礼賛
和魂洋才
とかいうてるアホな人はこれ見なさい。
【シンクロムービー】サザエさん(BGM) × Little Big https://t.co/8tCnjCLHmE @YouTubeより
子供が大人になっても依存し続ける親の心理構造 #東洋経済オンライン @Toyokeizai https://t.co/TdfS3ESZiV
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五輪組織委、官製談合か テスト大会業務で「割り振り表」作成 | 毎日新聞 https://t.co/SvAdovYFTV 広告会社などから大会組織委員会に出向した複数の職員がテスト大会の業務について入札開始前に広告業者側に希望する競技会場を聞いて回り、「割り振り表」を作成していた疑いがあることが判明した。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) November 25, 2022
高橋治之、竹田恒和を結び五輪汚職の温床にもなった「慶応三田会」 正と負の吸引力の源泉 - 石川智也|論座 - 朝日新聞社の言論サイト https://t.co/zf2uRXGS1N
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腐敗。札幌五輪開催など以ての外。 / 東京五輪テスト大会入札 組織委側も業者間の談合に関与か (NHKニュース) #NewsPicks https://t.co/JxxbF0IhCW
— 平野啓一郎 (@hiranok) November 25, 2022
バフェット明言!「エリートが仕掛ける」階級闘争 #東洋経済オンライン @Toyokeizai https://t.co/u7feOLo6cB
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) November 24, 2022
3年前の記事です
— 鈴木博喜 (「民の声新聞」発行人) (@s_hiroki13) November 24, 2022
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燃やされ消される「原発事故対応」。行政文書が福島県内自治体で続々廃棄処分。「原発事故関連であっても特別扱いしない」。後世に引き継がれず、対応妥当だったか検証も困難に https://t.co/gt6THUPHCY
特殊清掃現場があぶり出した「孤独死」の二極化 #東洋経済オンライン @Toyokeizai https://t.co/k1XOS9aFJx
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) November 24, 2022
八ケ岳自慢の味を立川駅で 茅野市特産品ショップ 27日まで#立川市 #JR立川駅 #茅野市
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) November 25, 2022
東京新聞 TOKYO Web https://t.co/1arkUvTynd
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— 郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 (@nobuogohara) November 25, 2022
【郷原信郎さんのコメント】この事件を独禁法違反として構成する上で最大の問題は、不当な取引制限の要件である「一定の取引分野における競争の実質的制限」を、どの範囲の取引と...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/HWatDuamOi
産経新聞が100万部割れ/実売80万部程度/12道県で1千部割れ/東京・大阪中心の「ブロック紙」に https://t.co/OgyxSoKoC3
— 江 弘毅 (@kohirok) November 25, 2022
号外速報とのこと。ファクタ。
【ルポライター多田文明氏に、統一教会の政界工作と信者の内実について聞く】https://t.co/3RtaTtj6jE
— 郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 (@nobuogohara) November 24, 2022
文鮮明教祖が、安倍晋太郎氏を首相にして統一教会の「国教化」を狙っていたこと、現役信者と思えるYouTubeコメントの真の意図の解説など、元信者の多田さんならではの貴重な話です。是非御視聴を
「私たち、人間なんでしょうか」。2005年の暮れ、取材先で聞いた技能実習生の言葉が、私に大きな影響を与えました。本日の「朝日」夕刊に、その時のことが書かれています。取材執筆は戦後補償などの問題に詳しい同紙記者の林るみさん。 pic.twitter.com/Myd1AXa4Pz
— 安田浩一 (@yasudakoichi) November 24, 2022