3月17日(木)に虚空蔵山(こくぞうさん、標高1,139m)に登ってきました。名前のとおり信仰の山で、山頂直下にある岩屋神社には、諏訪明神の本地仏である虚空蔵菩薩が祀られています。南側(松本市側)から見ると富士山に似ているので、会田富士と呼ばれています。
松本市役所四賀支所に車をおいて、旧善光寺街道会田宿を抜けて、林道を歩き、オゲ水(岩屋神社参道入口)から最短ルートで山頂に登り、本来よく使われる登山口に下りてくるルートをたどりました。帰りは、オゲ水(岩屋神社参道入口)にあるベンチで昼食休憩にし、林道を下る途中で右手に入り中ノ陣城跡まで往復し、再び林道を歩き、会田宿を抜け四賀支所へ戻りました。
歩行時間は、上り1時間20分、下り1時間50分ほどで、約3時間10分でした。福寿草群生地と穴沢温泉により、安曇野市の自宅経由で長野市へ帰りました。
【行 程】
長野市自宅発 7:45(国道403号、千曲市桑原、聖高原、国道303号、風越トンネル経由)。善光寺街道とほぼ同じルートをたどって、峠を2つ越えました。
松本市四賀支所(標高620m)駐車場到着 9:25
松本市四賀支所出発 9:40
林道虚空蔵山線入口 9:58
虚空蔵山城跡中ノ陣城入口 10:29
オゲ水(岩屋神社参道入口)10:35~38(小休憩)、ここから林道をそれて登山道へ。
岩屋神社 10:50
虚空蔵山山頂到着 11:02
山頂出発下山開始 11:05
中間の標識(山頂まで350m) 11:21
ベンチ 11:25
登山口(遊歩道)着 11:34 (周囲散策)
林道虚空蔵山線下り開始 11:40
オゲ水(岩屋神社参道入口) 11:53~12:05 (昼食休憩)
虚空蔵山城跡中ノ陣城入口 12:12
中ノ陣城跡 12:18~12:24 (写真撮影)
林道虚空蔵山線入口(野球場の上) 12:54
松本市四賀支所着 13:14
四賀赤怒田福寿草群生地 13:40~14:10
穴沢温泉松茸山荘別館入浴 14:20~14:50
安曇野市自宅着 15:20
【往路 松本市四賀支所~岩屋神社参道入口~山頂~登山口(遊歩道入口)】
松本市四賀支所から望む虚空蔵山
廣田寺。支所から750mくらいで、このお寺を右手にみて進みます。
廣田寺前の橋を渡り、ほどなく右折して運動広場(野球場)方面に進みます。
道の右側に野球場などがあり、左には公園が整備されています。ここから北アルプスも望めます。
野球場の上の分岐を左に折れて、林道「虚空蔵山線」に入ります。道幅もあり舗装されていて、普通乗用車で大丈夫です。この地点で支所から約1.5kmということです。
虚空蔵山城跡中ノ陣城入口、林道の左端に標柱があります。ここで支所から約3.3kmだそうです。
オゲ水(湧き水だそうです)。
オゲ水(岩屋神社参道入口)。標高940m、支所から約3.7km。舗装された林道に飽きたので、この先の遊歩道入口まで我慢できずに、この地点から山頂を目指しました。
オゲ水(岩屋神社参道入口)の横にある看板。登山ルートも入っています。
鳥居に向かって左側から入り、つづら折りの道を上っていきます。
フワフワとした道です。
岩屋神社。標高1057m。磨崖仏と洞くつに懸け造りの社殿があります。
神社を過ぎると大きな岩が見えます。
尾根の手前。岩もところどころにありますが、快適な上りです。
尾根に出た途端、この標柱がありました。山頂まで50m。雪が積もっていたので、ほんの少し左(林道花川原線方面)へ行っただけでしたが、もっと進むと展望の効く岩場があるようです。
山頂には、戦国時代に、地域を支配していた海野氏の一族・会田氏の本城(虚空蔵山城)が築かれていました。
山頂からの北アルプス方面。枝に隠れてよく見えません。尾根筋を左に行けばいい場所があるようですが、その時点では知りませんでした。
山頂からの下りですが、平らな尾根部分を進みます。こちらから上ってくるルートをとる人が多いようです。
遠く見える山は方角からすると美ヶ原などがある方面でしょうか。
頂上まで150m地点の標柱。
尾根の一部には細いところもありました。積雪は意外に多かったです。
山頂まで350m。このへんから下っています。
ベンチ。
枝が邪魔していますが、白馬方面の山も見えます。
下る途中ですが、道には雪がまだありました。
登山道(遊歩道)は、階段も整備されていて、上りやすくなっています。下りているので、反対を向いて撮っています。
登山道(遊歩道)入口。山頂まで800mです。
後編に続きます。