青木村には、青木三山といわれている里山の「子檀嶺岳」、「夫神岳」、「十観山」があります。そのうち、前の二つには登ったので、残った「十観山(じゅっかんさん)」(標高 1284.5m)に3月5日に行ってきました。「十観山」は、おだやかな山なので、危険だったりきついところはありません。しかし、この時期の登山道にはまだ雪が残っていて滑りやすい個所もあって、そういうところでは少し力が入りました。
林道部分を含めて、上り50分、下り37分で、約1時間30分ほどの歩行時間でした。十観山という名称は、展望があちこちに開けているところからつけられたようですが、曇りがちの天候のせいあって、残念ながら山頂からの眺望はあまり効きませんでした。帰りに、麓の田沢温泉によって温泉も楽しみました。それほどの距離を歩いていませんが、温泉も含めていい気分転換になりました。
【行 程】
長野市自宅発 8:50(上信越道経由、坂城インターで下りて青木村の登山口へ。途中コンビニで買い物)
登山口(長野県小県郡青木村横手キャンプ場)駐車場到着 9:55
登山(林道)開始 10:11
遊歩道入口標識 10:30
中間の標識(あと500m) 10:48
十観山山頂到着 11:00
山頂休憩 11:01~11:21
山頂出発下山開始 11:22
中間の標識(あと500m) 11:32
遊歩道入口標識 11:41
登山口着 11:58
登山口発 12:05
田沢温泉 12:18~13:00
安曇野市自宅着 14:00
【往 路】
田沢温泉へ向かう道を右手に折れて登っていきます。
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登山者と横手キャンプ場利用者のための駐車場。雪があったので、向かいのキャンプ場入り口に車を停めました。
登山者用のトイレ。(冬季閉鎖中)
道を左に折れて、上っていきます。
十観山山頂まで2kmの表示。手前を右折すると、信州昆虫資料館ですが、山頂には真っすぐに行きます。
道路にはところどころシャーベット状の雪が残っていました。
分岐です。左に行くとパラグライダーのスタート地点です。右へ行くのが正しいのですが、パラグライダーをやっている人たちの車につられてとりあえず左に行きました。パラグライダー場で行き止まりになります。
せっかくなので、パラグライダーの飛び出す地点を撮りました。春めいて、ゴルフ場みたいです。右手奥に見える山は夫神岳です。
改めて右手に行き、進むと、十観山遊歩道とあり、十観山山頂まで1kmの標識があります。ここで林道と別れて左手に入っていきます。ここでちょうど10時30分でした。
快適な道です。樹木も間伐が行き届き、光が差すようになっています。
途中に白樺の林があります。青い空に向かって気持ちのいい景色です。このあたりの山では白樺は珍しいようです。
道には雪が残っていて歩きにくいところもありました。
山頂まであと500mの表示。
尾根に出ました。
山頂の下あたりに、登山者用トイレがありました。(冬季閉鎖中)。登山者の数が多いのか、設備が行き届いています。
山頂到着。山頂は写真でわかるように、比較的広くて平らです。山頂には11時に着いたので、案内図のとおり遊歩道入り口からちょうど30分かかりました。
(山頂休憩)
昼食も持ってきたのですが、まだ早いし、それほど歩いていないので「おやつ」にしました。マイブームは、手前に置いたフルーツをゼリーで固めたものです。
山頂から青木村、上田市方面。
山頂から北アルプス方面。雲の下にうっすらと雪をかぶった山が見えます。天気や僕の腕のせいもあってよく写りませんでした。
拡大してみましたが、山の名前などわかりません。
(復 路)
あと500mまで下りてきました。
一気に十観山遊歩道入り口まで下りてきました。
鳥がいたので、撮影してみました。早すぎてこれしか映っていませんでした。バードウォッチャーのKさんに鳥の種類を訊ねたところ、わかりずらいけど、「ウソ」っぽいとのことです。
登山口(トレッキング入り口)到着。
入り口近くにある案内図です。
横手キャンプ場入り口に駐車させてもらいました。パラグライダーをやっている人たちはいましたが、その他には僕だけでした。
(十観山全景)
田沢温泉から青木村方面に向かう途中で撮影。右手の方から登っていきました。左手からのルートもあります。
(田沢温泉 有乳湯)
営業:6:00~21:30 年中無休
電話:0268-49-0052
入浴料:大人200円。(石鹸やシャンプーはないので、購入するか持参する必要があります)
青木村役場田沢温泉紹介ページ:vill.aoki.nagano.jp
この日帰り温泉施設は風情のある建物ですが、田沢温泉全体の雰囲気もよいです。お湯も柔らかな感じで、熱すぎず、調度いい湯加減でした。200円で天然温泉に入れるのも嬉しいところで、青木村の登山の楽しみは、この温泉にもあります。