安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

真田氏の城下町「松代」(長野市)を散策しました

2016-07-12 19:32:10 | お出かけ・その他

NHK大河ドラマの「真田丸」が好調のようですが、長野県長野市の松代も真田氏に因んだところなので、訪れてみました。前にも行ったことはあるのですが、松代城跡の桜を見たくらいなので、他の真田氏所縁の場所に足を運びました。上信越道長野インターの横を通り抜け松代へ入り、松代城跡の駐車場に車を停めて、散策をはじめました。

松代は、真田信繁(幸村)の兄の信之を藩祖とする松代藩の城下町です。信之は、上田城から松代城へ移封されたのち、明治維新まで10代、約250年間続く、松代藩の基礎を築きました。

(松代城跡)

   

川中島の合戦で築城されたといわれ、「海津城」と呼ばれました。明治維新で石垣を残し廃城となりました。2004年に、櫓門、橋、石垣、堀などが復元されました。これは正面の太鼓門。

   

   

   

門を入ると本丸跡です。何もありませんが、桜が植えてあって、春はきれいです。

   

北不明門(きたあかずもん)。裏口にあたります。

   

北不明門(きたあかずもん)

(真田宝物館)

   

真田家伝来の武具、古文書、大名道具など5万点が収蔵されています。真田幸村(信繁)や豊臣秀吉の書状などがあって、真田ファンばかりでなく、歴史ファンは必見です。歴史がダイレクトに感じられ、時の過ぎるのを忘れそうになりました。

(真田邸(新御殿))

   

九代藩主の義母の住まいとして建てられた松代城の城外御殿。江戸末期の御殿建築様式を伝える建物です。

   

   

壁で囲まれています。

(文武学校)

   

   

建物は、創立当初のものが残っています。

(旧樋口家住宅)

   

旧樋口家は江戸時代、真田家の家臣として、藩の目付役などを務め、江戸時代末期には禄高が230石でした。代表的な藩士の公舎です。

(豆洲庵)

   

豆洲庵は、和・洋菓子の蔦屋本店の喫茶部です。暑いし、だいぶ歩いたので、アイスコーヒーとわらび餅を頼みました。それほど広い店内ではありませんが、僕の他にお客さんが3組いて、松代の人気喫茶店のようです。

   

   

わらび餅にはアイスクリームと餡子が乗って、ヴォリューム満点でした。美味しかった。

【蔦屋本店と豆洲庵】

住所:長野市松代町松代524
電話:026-278-2005
ホームページ:tutayahonten