先日、職場の元同僚から、りんごジュースをいただきました。パッケージが特別だから持ってきたと言っていましたが、現在放映されているNHK大河ドラマ「真田丸」に因む絵柄でした。真田丸と文字が入り、兜をかぶり馬にまたがった真田幸村が描かれています。パッケージばかりでなく、長野県産りんごを使用した果汁100%の味も優れものでした。優れた容姿が話題の女性歌手を聴いてみます。
PASCALE LAVOIE (パスカル・ラボーレ)
YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC (Guide Tone Productions 2001年録音)
パスカル・ラボーレは、雑誌「ジャズ批評」の「いま旬の女性歌手」でも紹介がなく、輸入元のGats Productionが、2004年録音の「Moods」を発売するまでは、存在を知られていない歌手だったと思います。カナダ出身で、ファッションモデルでも通用しそうな美貌に恵まれていて、そちらの話題が先行しがちですが、ポップス(ポピュラー)寄りの歌も、悪くありません。これは彼女の第1作に当たります。
メンバーは、Pascale Lavoie(vo)、Maxime-Samuel Seguin(p)、Kenny Bibace(g)、Dave Watts(b)、Dave Laing(ds)が基本で、そこにテナー・サックスやパーカッションが曲により加わります。編曲は、ピアノのMaxime-Samuel Seguinが行っています。カナダのミュージシャンだと思いますが、聴いたことのない人ばかりです。
曲はスタンダードとボサノヴァです。「You and The Night and The Music」(あなたと夜と音楽と)、「I've Got You Under My Sikin」 、「I Get A Kick Out of You」、「La Fille D'lpanema」(イパネマの娘)、「Just Squeeze me」、「The Way You Look Tonight」(今宵の君は)、「I Guess I'll Have to Change My Plan」、「Black Orpheus」(黒いオルフェ)、「Makin' Whoopee」、「Fly Me To The Moon」、「Nobody But Me」、「Pretend it's Not a Lie」の全12曲。「Pretend it's Not a Lie」は、パスカル・ラボーレの作詞、Maxime-Samuel Seguinの作曲によるオリジナルです。
パスカル・ラボーレの音域は低く、最近では珍しく低音によるムーディーな歌が特徴です。こういう系統だとジュリー・ロンドンを思い浮かべますが、ピアノやギターなどインストのソロも結構入るので、ジャジーなところもあります。スタンダード曲集なので、好きな曲でまず聴いてみるのがいいと思いますが、僕は「You and The Night and The Music」や「I've Got You Under My Skin」、ボッサの「Black Orpheus」あたりが気に入りました。ノスタルジックな気分にもなれるアルバム。
【パスカル・ラボーレ・ホームページ】
下記は、第2作目の「Moods」(2004年録音)。こちらの方が早くから日本の店頭に出ていて、僕も持っています。
【真田丸 信州りんごジュース】
長野興農株式会社ホームページ(リンゴジュースの該当ページ):naganokono