新潟県は広くて新潟市まで行くことは滅多にありませんが、仕事の関係もあって、今回初めて同地に宿泊しました。案内してくれた方は観光でみるべきものは少ないと話していましたが、豪農の館(北方文化博物館)や新潟日報社のビル(メディア・シップ)から眺めた市内の景色など、結構面白くて、いい小旅行になりました。宴会の後は、一人にさせてもらい、ジャズ喫茶を巡りました。
【豪農の館(北方文化博物館)】
住所:新潟県新潟市江南区沢海2丁目15-25
電話:025-385-2001
ホームページ:hoppou-bunka.com
戦後の私立博物館の第一号だそうです。大地主だった伊藤家の邸宅などが保存公開されています。
全体の敷地は8,800坪だそうです。
1882(明治5年)~1889年(明治22年)の8年かけて建築されたもの。
囲炉裏。横が厨房になっています。
天井の梁がすごくて驚嘆しました。これは一階ですが、二階の天井の梁は十字に組んであります。しっかり作ってあるので、新潟地震でもなんら損傷はなかったそうです。
廊下には、30mの丸桁が使われています。廊下の天井の窓枠の上です。一本の杉の木ですが、その長さに驚きました。
瓦も特注品で、大きめのものが使われています。
収蔵品も多く展示されていて、これは伊万里の大皿。
中庭を挟んで、右側が主屋棟で、左は大広間棟。
大広間からは庭園を見ることができます。
大広間。約100畳ですが、柱が少なく見通しがよいつくりになっています。
敷地の中にある藤棚
三楽亭。茶室兼書斎。1891年(明治24年)完成。正三角形の形をしていて、窓から内部を見ることができました。
休憩に井戸小屋に入りました。
中には、使用していた本物の井戸があります。
【新潟日報 メディア・シップ】
住所:新潟市中央区万代3-1-1
ホームページ:niigata-mediaship.jp
新潟日報本社や飲食店が入るビルです。その最上階20回が展望回廊「そらの広場」になっています。
観光名所となっているようで、外国の方の姿も目に付きました。
潟が見えます。信濃川より標高が低い土地があり、排水機で水を排出しているそうです。
信濃川。水量が多くて驚きます。
万代橋。
水上バスが運行しています。
信濃川の河口方面。
佐渡汽船の船が出発するところでした。
【居酒屋 海老の髭】
住所:新潟県新潟市中央区古町通八番町1433-2
電話:025-210-8507
ホームページ:ebinohige
夜は、数人による宴会を行いました。話も弾み、楽しい一時を過ごしました。なお、料理の写真はスマホによるもので、ボケたものもありますが、記録として掲載しました。
ユニークな名前です。
サケが吊るしてありました。こういう光景は長野県では見ることはありません。
お造り
村上牛だそうです。鉄板焼きで食べました。
アワビの茶碗蒸し
ズワイガニ
のどぐろの焼き物
鰻のひつまぶし。さすがに海が近いところだと想わせる料理が出てきました。日本酒の飲み比べもありました。
このあと、ジャズ喫茶を3軒回りましたが、それは、個別の記事を書きます。