安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

スコット・ハミルトン BLUE 'N' BOOGIE

2018-09-22 20:06:06 | テナー・サックス

最近購入したモバイルパソコンの長野市の自宅以外でのインターネットとの接続は、スマホのテザリングで行っています。ところが、通信量が多く、NTTドコモとの5GBの基本契約ではまかなえず、追加でパケットの料金を払っています。これだと、通信費が嵩むばかりなので、外出時には無料のwifiスポットも使うこととし、スターバックスなど飲食店でパソコンを開く機会が増え、ついでにケーキなど食べています。最近聴く機会が多いサックス奏者の最新作。

SCOTT HAMILTON (スコット・ハミルトン)
BLUE 'N' BOOGIE (O.A.P. RECORDS 2018年録音)

   

先日、東京御茶ノ水のディスク・ユニオン「ジャズTOKYO」に入ったら、スコット・ハミルトン(ts)の新作CD2作が置いてあり、そのうちのひとつが店内のスピーカーから流れていました。相変わらずハミルトンは好調で、しばし立ち止まり聴き入り、自然と手が伸びて、その2つのアルバムを購入しました。そのうちの一枚が、この「Blue 'N' Boogie」です。

メンバーは、スコット・ハミルトン(ts)、フランチェスカ・タンドイ(p,vo)、Hans  Mantel(b)、Frits  Landesbergen(ds)。オランダにおけるスタジオ録音ですが、同じメンバーによるライブ盤が同レーベルから出されていて、それも購入しました。タンドイは、イタリア出身ですが、オランダでジャズを勉強して、そのまま同国で活動しています。ここでは歌も3曲披露しています。

曲はスタンダードです。「How Deep Is The Ocean」、「Blue 'N' Boogie」、 「Body and Soul」、「This Can't Be Love」、「Come Sunday」、「Who Can I Turn To」、「Maybe You'll Be There」、「Yours Is My Heart Alone」、「Estate」、「The Sheik of Araby」(アラビアの酋長)の全10曲。「Yours Is My Heart Alone」(君こそわが心の全て)は、フランツ・レハールのオペレッタ「微笑みの国」からの曲で、フランク・シナトラなどが歌っています。

ベテランのスコット・ハミルトン(ts)が縦横無尽なプレイを行い、フランチェスカ・タンドイ(p,歌)が、予想外に健闘していて、スイング系に連なるモダンジャズを堪能しました。ハミルトンが切れのよいフレーズを吹き、圧倒的にスイングしている「Blue 'N' Boogie」、タンドイの唄とピアノに加えて、ハミルトンのソロが光彩をを放っている「This Can't Be Love」の2曲は素晴らしい。ハミルトン(ts)が寂寥感を漂わせて吹いているバラード「Come Sunday」、ボッサでタンドイがささやくように唄った「Estate」も印象に残ります。 

【スコット・ハミルトン・ホームページ】

scotthamiltonsax.com

【フランチェスカ・タンドイ・ホームページ】

francescatandoi.com

充実したホームページで、情報量が豊富です。現在の活動状況もわかります。

 【スターバックス長野駅前店、スイートポテトシフォンケーキ】

以下スマホによる撮影でボケてしまいました。

   

店内

   

スターバックスの無料wifiに接続しようとしているところ。

   

ネットに接続した自分のパソコンです。

   

新作のスィートポテトシフォンケーキが美味しそうだったので、つい手が伸びました。

   

珈琲とスィートポテトシフォンケーキ。