先週の日曜日は、安曇野市の家のある地区の「アレチウリ駆除」作業の日で、朝の7時30分から9時30分くらいまで、アレチウリと格闘しました。斜面における鎌を使っての切り払い作業を行いましたが、これで多少でも環境がよくなれば幸いです。終了後、シャワーを浴びたあと、夏の作業はたいへんだったと、ぐったりしながら(笑)「Summertime」を聴きました。
LARS GULLIN (ラース・ガリン)
BARITON SAX (ATLANTIC 1956年録音)
ヨーロッパのミュージシャンとして、初めてダウンビート誌批評家投票の賞に輝いたのが、バリトンサックス奏者のラース・ガリンです。もとは、メトロノームレコードに吹き込まれたものですが、アメリカのアトランティックから発売されたアルバムです。ガーシュインの名曲「Summertime」をはじめ、1956年のスウェーデンのミュージシャンの名演を聴くことのできます。
5つのセッションを収録してあり、メンバーもそれぞれ少しずつ異るので、核になるメンバーを記します。ラース・ガリン(bs,arr)、アルネ・ドムネラス(as)、カール・ヘンリク・ノリン(ts)、ベント・アルネ・ヴァリン(tp)、ルネ・オファーマン(p)、ジョージ・リーデル(b)、バート・ダーランダー(ds)。
曲は、「Summertime」、「Fedja」、「A Foggy Day」、「Perntz」、「All of Me」、「Mean to Me」、「So What」の7曲。「Fedja」(フェジャ)と「Prentz」がガリンの自作曲、「So What」は、ジェリー・マリガンの作曲で、あとの4曲はスタンダードが選ばれています。「Fedja」は、哀愁が漂う佳曲です。
ラウス・ガリンの柔らかで優し気なバリトンサックスの音色とフレーズに惚れ惚れするアルバム。最初の「Summertime」では、ガリン(bs)のソロも良いのですが、ベント・アルネ・ヴァリン(tp)のソロが緩急自在で素晴らしいものです。「Fedja」は、曲自体もよいのですが、カール・ヘンリク・ノリン(ts)のソロがメロディアスでまとまりがよく、「All of Me」は、冒頭からガリンがテーマを吹く楽しい演奏でした。ヴァリン(tp)の名前は、ジャズ喫茶マシュマロに寄った時に、マスターの上不さんから教えていただきました。
【アレチウリ駆除】
スマホによる片手間の撮影なので、画面はよくありませんが、記録として残しました。
まずは公民館に集合。
アレチウリは、川原にあるものと思いがちですが、鳥が媒介するのでしょうか、川原から離れた土手などにも進出しています。
あたり一面。難しいのは、この根っこを見つけることで、刈り払いはできますが、根治するには根を探さなければなりません。
小さな用水路が流れていて、スマホでは撮影できませんでしたが、黒トンボも飛んでいました。
振り返ると、稲穂と遠くには北アルプスの常念山脈が見えます。今年は暑いせいか、稲の実りが早いと思われました。