長野県内は、このところ特に週末は天候に恵まれず、さらにプライベートの用事が多くて、ここしばらく山からは遠ざかっています。そこで、せめて計画でも立てようと、日野 東著「信州湯けむり登山」という50の登山コースと立寄り温泉を紹介した本を読んでみました。
文章と写真で簡潔によくまとまった本です。紹介された50の山のうち半分の25は上ったことがありましたが、残りの中にも魅力的なコースがあり、いくつか行ってみたい山がみつかりました。夏から秋にかけて、出かけられればと考えています。
表紙
以下、僕が今後上ってみたい山のページです。
北安曇郡小谷村から上る「天狗原山~金山」は、雨飾山に登ったときに横目で見ていきました。健脚コースですが、温泉にも恵まれているので、行ってみたい山です。
南佐久郡南相木村には、よく知られている御座山(おぐらさん)があり、そこに登った時に「滝見の湯」に入りました。なかなかよく、川上村との境にある天狗山にも行きたい。乗鞍・見晴峠コースは、この本で初めて知ったコースですが、峠からの眺望や白骨温泉などが魅力的です。半日くらいあればよいので、出かけやすいコースです。
お馴染みの焼岳です。活火山なので複数で行った方がいいと思い、まだ上ったことがありません。機会があれば行きたい山です。
南木曽町は、岐阜県との境になります。長野市はもちろん安曇野市からも遠いので、今まで登る対象にはしていませんでしたが、いつか上ってみたい山です。本高森山は、中央道松川インターから登山口が近いので行けそうです。御大の湯とその横のジャズ喫茶「リデルコーヒーハウス」に寄ってきたい。
烏帽子岳は、眺望が良いので機会があれば上りたいと思っていた山です。きつそうな感じではありますが、行ってみたい。
下伊那郡阿智村の昼神温泉には何度も行ったことがありますが、「南沢山~横川山」コースは初めて知りました。治部坂温泉は入ったことがなく、大川入山も名前だけ知っているだけなので、上ってみたい山です。
発行が2008年なので、最新情報は役場などで確認する必要はありますが、登山口についても触れられているので、県外の方にも活用できる本だと思います。