安曇野の美術館・ギャラリー巡りの6回目は穂高有明にある大熊美術館です。ロイヤルコペンハーゲンなどのデンマークの陶磁器を主に展示してある小さな美術館です。前にも訪れたことがあるのですが、今回、東山魁夷画伯のデンマークの町並みを描いたリトグラフがあるのに気づきました。素晴らしい作品です。
初冬なので庭には花はありませんが、美術館にはフローラ・ダニカ(デンマークの植物図鑑)の絵をモチーフにした陶磁器があり、花の絵柄が美しく華やかでした。併設の喫茶店「安曇野文庫」にも入りましたが、それついては明日アップします。
駐車場から敷地に入るところです。左側が美術館、右側には喫茶店。
展示室。ロイヤルコペンハーゲンとビング&グレンダール窯のクリスマスプレートが第1号から全て揃っているそうです。
ヴィンテージのプレートが並んでいます。
最古のクリスマスプレート。制作年が明治28年なので、120年以上前のものです。
クリスマスプレートの展示。
1958年のものですが、サンタクロースの絵柄です。
(東山魁夷画伯のリトグラフ)
東山魁夷はデンマークを旅行しています。下段の最も左は、「コペンハーゲンの街角」(昭和39年作)。 リ
(花の図柄の食器類など)
フローラ・ダニカ(デンマーク王国の花)は、デンマークで1761年から1874年まで、植物学者6人が引き継ぎ、まとめあげられた全18巻、3500種におよぶ植物図鑑で、これはその図版。ロイヤルコペンハーゲン窯のディナーセット「フローラ ダニカ」は、この植物画を元絵に忠実に手描きされたデザインのもので、豪華です。
ロイヤルコペンハーゲンの食器類「フローラダニカ」。
中には、原画とセットで展示されているものもありました。
他のデザインされた陶磁器もあります。シロクマでしょうか。
(アンデルセン)
展示室の片隅にありますが、アンデルセンの絵本の初版本のコレクションだそうです。すごい。
アンデルセンのプレート。
【大熊美術館】
住所:長野県安曇野市穂高有明7403-10
電話:0263-83-6993
ホームページ:okuma-dk