安曇野の美術館・ギャラリー巡りの9回目は、安曇野市豊科近代美術館です。1992年に旧豊科町の町立美術館としてオープンし、2005年に安曇野市が誕生したので、現在は市立の美術館となっています。
主な収蔵品は、日本の近代彫刻の巨匠、高田博厚の彫刻190点や森鴎外ゆかりの洋画家、宮芳平の絵画2000点です。安曇野市に関連した作家のものもあり、僕は木村辰彦の絵が気に入りました。館内の喫茶店「ロザース」のパウンドケーキが素晴らしく、これだけを買いにくるお客様もいました。
前庭から、美術館と北アルプス。
正面から。
北アルプス方面。常念岳など。
左側に受付があります。
廊下にも、高田博厚の彫刻などが展示されています。
利用案内に掲載された高田博厚の作品。
案内に掲載された宮芳平の作品。
豊科町出身の奥村光正の作品。
安井曾太郎の一番弟子ともいわれた洋画家の木村辰彦(1916~73年)は、戦後の一時期安曇野に暮らしました。その関係から、木村辰彦の作品も多数収蔵されています。
廊下にも飾られていました。
これは、気に入りました。
【喫茶 ロザース】
喫茶兼ミュージアムショップの「ロザース」の入口。
店内。広々としています。
ボケていて写真が失敗でした。このパウンドケーキ、しっとりとして、風味豊かで絶品といってもよいものです。ちょうど居合わせた女性が、このパウンドケーキだけを購入していました。
日展が予定されています。
【安曇野市豊科近代美術館】
住所:長野県安曇野市豊科5609-3
電話:0263-73-5638
ホームページ:azumino-museum.com