安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

御茶ノ水のオーディオ・ユニオンでCDプレイヤーとアンプを試聴、その後、ジャズ喫茶「DONATO」を初めて訪れました。

2022-10-18 19:30:00 | ジャズ喫茶

10月16日(日)の御茶ノ水~神保町散歩の続きで、オーディオ・ユニオンとジャズ喫茶「Donato」について記します。長野市宅用にCDプレーヤーなどを購入しようと考えているのですが、とりあえずユニオンで試聴。

2021年11月オープンの「Donato」は、古いスピーカーから音量大きめでジャズが流れ、雰囲気があります。レコードをかけていますが、1970年代以降の新しめのものがかかっていました。日曜日営業がありがたい。

オーディオ・ユニオン御茶ノ水店の入口。

各社発売のアンプやCDプレーヤーが揃っていて、試聴もできます。もっとも、高級品は4階のフロアになります。僕は1階で充分です。

   

上段がマランツのCDプレーヤー「SA-12 OSE」、下段がマランツのプリメインアンプ「PM-12 OSE」。このCDプレーヤーの再生音は、高音がやや強調されていて、ポップス系ヴォーカルやロック向きな感じがしました。

  

上段は、デノンのCDプレーヤー「DSD-A110」、下段は、デノンのプリメインアンプ「PMA-A110」。このCDプレーヤーの再生音は、低域も出ていて、クラシックも含め音楽ジャンルを問わない感じでした。

 

ラックスマンのプリメインアンプ「L-505uXⅡ」も聴いてみました。実に自然な感じで、アコースティックな楽器の再生、特にクラシックの再生には向いていそうで、びっくりしました。なかなかよい製品です。

ずらっと並んだスピーカー。新しいものばかりです。

   

試聴に用いたスピーカーは、B&W社の「702S3」です。定価は100万円を超えるものですが、人気があるようです。CDプレーヤーの再生時に、使用したプリメインアンプは、アキュフェーズ社の「E-800」。

【Donato(ドナート)】

住所:東京都千代田区神田駿河台3-3-8 五明館ビル1F
営業時間:水〜金 13:00-22:00、土日祝 12:00-21:00 
定休日:月、火
ホームページ:𝓓𝓸𝓷𝓪𝓽𝓸(@donato_kissa)さん / Twitter

お店の外観。

看板

メニューが看板に書いてありました。

店内。奥の方は厨房という感じで、テーブルもありましたが、客席としては使っていません。

入口の方を撮影。ジャズ本や漫画本が置いてあります。5人いたお客様は、静かにそれらを読んでいました。

スピーカーなど。

   

スピーカーは、アルテックのコロナド。

プレーヤーは、テクニクス SL-1600。オート機構がついているものです。後ろに見えるのは、Dynacoのプリアンプ。パワーアンプは、Marantzのようです。

カートリッジは、オルトフォンのSPUのようです。

入店時には、バルネ・ウィラン(ts)のアルバムがかかっていました。

続いてジェリー・ハーン(g)のアルバムがかかりました。ハーンは、1960年代後期にゲイリー・バートン(vib)のバンドに参加。このアルバムは、ロック寄りで、結構マニアックだと思います。

続いて、ジャッキー・バイヤード(p)の「Sunshine of My Soul」がかかりました。バイヤードの作風は、時代によって変わりましたが、これは、ポストバップ、ややフリー系です。

カレーを注文。ルウは多めで、やや辛めでした。

珈琲。

音量もまずまず大きく、往年のジャズ喫茶を髣髴とさせ、また寄りたい喫茶店です。かけているレコードに特徴があって、1950年代~60年代のハードバップよりも、1970年代以降のやや新しめのものが多そうでした。