安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ズート・シムズ「JAZZ ALIVE! A NIGHT AT THE HALF NOTE」、スターバックス安曇野豊科店の「ディライト・イン・ザ・ナイト」

2022-10-31 19:30:00 | テナー・サックス

先日の夜、スタバ安曇野豊科店に寄ったら、「ディライト・イン・ザ・ナイト」と名付け、店内の照明を可能な限り落とし、ほのかな灯りで過ごすイベントを行っていました。初めて遭遇しましたが、地球環境を考える上でも有意義です。夜録音されたライブ盤を。

ZOOT SIMS (ズート・シムズ)
JAZZ ALIVE!  A NIGHT AT THE HALF NOTE (United Artists 1959年録音)

   

ズート・シムズ(ts, 1925~1985年)は、アル・コーン(ts)と組んだ2テナーチームによるものをはじめてとして、他のサックス奏者と共演したアルバムを多数残しています。その中でも、本作は愛聴盤で、日本盤レコード、オリジナル盤レコード、CDを揃えて楽しんでいます。

メンバーは、ズート・シムズ(ts)、アル・コーン(ts)、モーズ・アリソン(p)、ノビー・トッター(b)、ポール・モチアン(ds)。曲目番号の3と4にフィル・ウッズ(as)が参加。録音は、ニューヨークのジャズクラブ「The Half Note」で、1959年2月6日と7日に行われています。

曲目は次のとおり。

1  Lover Come Back to Me (Sigmund Romberg) 【恋人よ我に帰れ】
2  It Had to Be You (Isham Jones) 【もしあなただったら】
3  Wee Dot (J. J. Johnson)
4  After You've Gone (Turner Layton) 【君去りし後】

オーソドックスな4ビートに乗り、有名曲をスイングしたアルバムを聴きたい時に、真っ先に取り出すアルバムです。一曲目の「Lover Come Back To Me」のイントロがスタートすると、それだけでウキウキ気分ですが、ズート・シムズ(ts)のドライブがかかった吹奏は、彼のアルバム中でも屈指のものかと思われます。「Wee Dot」では、フィル・ウッズ(as)も参加し、3人のサックス奏者が熱い演奏を繰り広げ、バラード「After You've Gone」ではリラックスしたところが聴けます。

(参考)本アルバムから「Wee Dot」が聴けます。

Wee Dot (Live At The Half Note, NYC, 1959) - YouTube

 

【スタバ安曇野豊科店のディライト・イン・ザ・ナイト(Delight in the Night)】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高629-12
電話:0263-87-6198
ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン

外から撮影。店内は暗くなっています。

入口には、「Delight in the Night」の看板。

電子キャンドルを使った竹筒。

店内の様子。

電子キャンドル。

ライトダウンのお知らせなど。

小さな珈琲カップとケーキ(クッキーかも)。この2点はサービスで提供されました。嬉しい。

最近、たまに注文する、「エスプレッソアフォガードフラペチーノ」。これと次の写真は、別の日です。

フラペチーノの種類は多いのですが、エスプレッソが入るアフォガードは、甘すぎず、まずまず好みです。