安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

佐々木梨子(as)が参加した中村海斗(ds)カルテットライブ(10月16日 江古田そるとぴーなつ)。佐々木梨子ドキュメンタリー(NHK)。

2022-10-19 19:30:00 | ジャズライブ

10月16日(日)に東京へ行きましたが、夜は、江古田のジャズバー「そるとぴーなつ」で、佐々木梨子(as)が参加した中村海斗(ds)カルテットの演奏を聴きました。

熱演中の佐々木梨子(as)

(出 演)

中村海斗(ds、リーダー)
佐々木梨子(as)
壷阪健登(p)
古木佳祐(b)

中村海斗(ds、リーダー)

古木佳祐(b)

(曲 目)

中村海斗さんが、ライブ開始時のMCで、『今日は僕のオリジナルを演奏します。』と言って始まり、そのまま、メドレー風に曲が続いたので、曲名は不明です。後半には、佐々木梨子さんの曲も1曲やりました。

(感 想)

約1年ぶり(前回の記事)に佐々木梨子(as)さんの演奏を聴きましたが、すごい成長ぶりに驚き、また、喜んで聴いていました。曲目は、1曲を除き中村海斗のオリジナルで、リズムが多彩で、テーマも凝ったものや、モードぽいものでしたが、彼女はどんなものにもスムーズに対応していました。

佐々木さんの演奏は、音量大きめのアグレッシヴなところも多かったのですが、聴きやすい音色で、アドリブがメロディアスで歌っていて、コード(和音)もなんとなく感じられました。是非、彼女のリーダーライブで、スタンダード曲や有名ジャズオリジナルをどう演奏しているか聴いてみたい。

最近の若手がどんなジャズをやっているか、聴けたのも良かった。ただ、壺阪健登さんと飛び入りした平倉初音さんのピアノは、音の頭にアクセントを置いて、キース・ジャレット風のフレーズを弾くスタイルで、個性に乏しそうなのが、気にかかりました。もっとも、リーダーライブでは異なるのかもしれません。

【出演者のホームページ】

中村海斗:中村海斗のブログ (ameblo.jp)
壺阪健登:kentotsubosaka.com | 壷阪健登 – kentotsubosaka.com | 壷阪健登
古木佳祐:HOME | KEISUKE FURUKI Official Website

【そるとぴーなつ】

住所:東京都練馬区栄町4-3 グレーシーマンション43(B1F)
電話:03-3993-3400
ホームページ:BAR そるとぴーなつ (coocan.jp)

オレンジジュースを注文。ナッツ類は食べ放題です。

【私はジャズに生きたい 佐々木梨子ドキュメンタリー(NHK)】

10月17日(月)にNHKで放映された佐々木さんのドキュメンタリーです。彼女の想いが語られたり、演奏場面が出てきます。現在配信中。

「Untitled -わたしは、ジャズに生きたい-」

初回放送日: 2022年10月17日

まだ名前のない曲のように。ジャズミュージシャンを夢みる佐々木梨子さんは、即興で「言葉にならない思い」を奏でる。誰にも一度しかない18歳の夏。駆け抜けた夏の記憶。

「自分でも何が起こるか分からない、それがジャズの面白いところ。」圧倒的な実力がうわさを呼ぶ若手サックスプレーヤー・佐々木梨子さんに密着。将来への不安を抱えながらも地元・札幌を離れ、東京やアメリカで挑戦を重ねる背中を追った。彼女がリーダーライブのため、初めて書き上げたのはある「タイトルのない曲」。一人の18歳にとってジャズとは、音楽とは。ひとつひとつの音に思いを込める姿を見つめる。語り:戸谷菊之介

札幌のジャズライブハウス「JAMUSICA」における佐々木梨子カルテット公演の様子。以下同じです。