安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

山下一史指揮 群馬交響楽団演奏会 ベートーヴェン荘厳ミサ曲(10月23日 高崎芸術劇場)

2022-10-24 19:30:00 | クラシック演奏会

群馬交響楽団第582回定期演奏会を聴きに行ったので、感想などを記します。指揮は山下一史、曲はベートーヴェンの荘厳ミサ曲でした。   

   

チラシの表

(出 演)

指揮:山下一史
ソプラノ:小林厚子
メゾソプラノ:鳥木弥生
テノール:澤崎一了
バス:伊藤貴之
合唱:群馬交響楽団合唱団(合唱指揮:阿部純)
管弦楽:群馬交響楽団

指揮の山下一史さんは、現在、千葉交響楽団音楽監督、愛知室内オーケストラ音楽監督、大坂交響楽団常任指揮者として活躍。東京芸大指揮科教授として教育活動も行う。独唱の4人は、全員藤原歌劇団団員です。詳しくは、下記に掲げたプロフィールをご覧ください。

(曲 目)

ベートーヴェン / 荘厳ミサ曲 ニ長調 作品123
        (キリエ、グローリア、クレド、サンクトクス/ベネディクトゥス、アニュス・デイ)

(感 想)

曲目が、ベートーヴェンの荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス)で、CDで予習はしたものの、全く面白くなくて、高崎まで出かけるのを躊躇したのですが、結果的に聴いてよかった演奏会でした。というのは、曲の全体は別として、感激したことが二つありました。

一つは、メゾソプラノの鳥木弥生さんの独唱が素晴らしかったことです。声は良く出て伸びてくるし、歌唱がオペラティックで、圧倒されました。二つめは、第4曲で現れるヴァイオリンソロにおける伊藤文乃さん(群響コンサートマスター)の独奏が美しくて良かったことです。

鳥木さんの歌を聴いているうちに、群響の定期演奏会で、オペラの名曲集を取り上げてほしいと思い始めました。また、独唱の小林厚子さんと澤﨑一了さんは、先月、藤原歌劇団のプッチーニ「蝶々夫人」公演で聴いたばかりで、その時の印象が強く、オペラで聴きたいと思いました。

(出演者のプロフィール)

   

 

   

【鳥木弥生ホームページ】

鳥木弥生オフィシャルサイト (yayoitoriki.com)

   

【群馬交響楽団ホームページ】

群馬交響楽団 (gunkyo.com)

【あらかじめ聴いたCD】

   

ベートーヴェン:荘厳ミサ曲。オットー・クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1965年録音)。