富山県が発行している観光PR誌「うみとやま2022秋冬号」が長野駅にあったので、読みました。「アートでめぐるとやま旅へ。」がテーマで美術館が紹介され、また、漁港食堂が掲載されるなど今号も充実。充実したピアノトリオ作品。
ERIC REED (エリック・リード)
PURE IMAGINATION (IMPULSE 1997年録音)
エリック・リード(p, 1970年生)は、若い頃からプロ活動を行い、1989年にマーカス・ロバーツの後任としてウィントン・マルサリス(tp)グループに加入した経歴が知られています。自身のグループで活動し、アルバムも多数あり、最近ではSmoke Sessionsレーベルに録音があります。
メンバーは、エリック・リード(p)、レジナルド・ヴィール(b)、グレゴリー・ハッチンソン(ds)。ヴィールとは、ウィントン・マルサリス・バンドで一緒に演奏した間柄で、ハッチンソンはエリック・リードの初リーダー作に参加するなど、気心の知れたメンバーです。
2 Maria (Leonard Bernstein)
3 Hello, Young Lovers (Richard Rodgers)
4 Pure Imagination (Leslie Bricusse)
5 42nd Street (Harry Warren)
6 Send in the Clowns (Stephan Sondheim)
7 My Mas's Gone Now / Gone, Gone, Gone (George Gershwin)
8 Nice Work If You Can Get It (George Gershwin)
9 You'll Neer Walk Alone (Richard Rodgers)
10 I Got Rhythm (George Gershwin)
11 Finale (Eric Reed)
1の序曲と11のファイナルを除いて、全て有名ミュージカルからのスタンダードナンバーです。タイトル曲の「Pure Imagination」は、1971年の「夢のチョコレート工場」からのもので、少し珍しいかもしれません。
Eric Reed Trio - Pure Imagination - YouTub
(ライナーノートにある、レジナルド・ヴィールとグレゴリー・ハッチンソンの写真)
表紙。上段は、「富山県美術館」のシンボル的な作品として知られる三沢厚彦さんの作品。
富山県美術館の紹介。ガラス張の窓から富岩運河環水公園や立山連峰を見てみたい。
越中八尾和紙の紹介。型染の味わいと大胆な色使いが魅力だそうです。この和紙のことは、全く知らなかったのですが、デザインも面白そうで、興味を惹かれました。
漁港食堂の紹介。こちらは、氷見の魚市場食堂。美味しそうで、出かけたくなります。
上段は、新湊のきときと食堂。下段右は、水橋漁港の「漁夫」、下段左は、魚津の魚津丸食堂。
オススメの3コースが掲載されていますが、射水エリアの「冬の味覚と港町に出会うコース」が気になりました。カニの昼セリが開催されているそうです。見てみたい。