安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

2023年ジャズ初聴きは、ジョン・コルトレーン「BALLADS」、ウイスキー「余市」・「白州」とともに。

2023-01-01 17:00:00 | テナー・サックス

皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
令和5年(2023年)元旦 by azumino

穏やかな天気に誘われて、善光寺方面など街を歩いてきましたが、本日は、日曜日なのでジャズのアルバムをアップします。今年は、ウイスキーを楽しむつもりで、既に音楽のお供に飲み始めました。

JOHN COLTRANE (ジョン・コルトレーン)
BALLADS (IMPULSE! 1961年、1962年録音)

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ジョン・コルトレーン(ts, 1926~1967年)については、活動時期によって音楽の内容が大きく変化しているので、ジャズファンの間で好みのアルバムが分かれるのではないかと思います。本作は、スタンダード曲をバラード扱いでまとめた作品で、学生時代からの愛聴盤です。

メンバーは、ジョン・コルトレーン(ts)、マッコイ・タイナー(p)、ジミー・ギャリソン(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)。ジミー・ギャリソン(b)が加わっている、史上に名高いジョン・コルトレーン・カルテットです。

曲目は次のとおり。

1  Say It (Jimmy McHugh)
2  You Don't Know What Love Is (Gene DePaul)
3  Too Young to Go Steady (Jimmy McHugh)
4  All Or Nothing at All (Arthur Altman)
5  I Wish I Knew (Harry Warren)
6  What's New (Bob Haggart)
7  It's Easy to Remember (Richard Rodgers)
8  Nancy (Jimmy Van Heusen)
セールスを考えたプロデューサーのボブ・シールの提案を受け入れて、録音されたと言われています。選曲も、スタンダード曲ばかりです。結果的に多くのリスナーを獲得しました。

ジョン・コルトレーン(ts)は、有名曲の美しいテーマを崩さずにストレートに吹き、ほのかに暗いサウンドとあいまって、深い抒情が漂っています。抑制されたテンポと内省的なプレイによるバラード集で、自分の部屋や深夜のバーで寛いで聴くのに適しています。特に、心に残るのは、「Say It」、「Too Young to Go Steady」、「It's Easy To Remember」、「Nancy」あたりで、ため息ものの素晴らしさ。マッコイ・タイナー(p)の好演も印象に残ります。モノラルのレコードで聴きました。

   

レコードラベル。オレンジ色ですが、深溝はなく、RVGの刻印はありません。モノラルのオリジナルか、オリジナルに近いものだとは思いますが、判然としません。わかる方いらしたら、ご教示下さい。

(参考)本作から「SAY IT」が聴けます。

Say It (Over And Over Again) - YouTube

聴いているところです。飾ってあるのは、左から、スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス(Verve)、ジョニー・ハートマン&ジョン・コルトレーン(Impulse)、ジョン・コルトレーン「Coltrane」(Impulse)、本作「Ballads」、スタン・ゲッツ、ビル・エヴァンス「Live In Belgium」。30日夜~31日に安曇野市宅で聴きました。

ニッカ「余市」を購入したので、飲みながら聴きます。

   

CROSSROAD LAB著「ウイスキーを趣味にする」(人気You Tuberが教えるウイスキーの楽しみ方)(マイナビ出版)を買ってきました。関連の動画:[🔰超初心者向け] ウイスキー入門に最適な本を発売しました。[ウイスキーを趣味にする] - YouTube

初心者向けに書いてあります。ウイスキーの保存方法や水割り、ハイボールの作り方などが出ています。

   

おつまみは、ゴディバのチョコレート菓子です。いただきものです。

31日午後に安曇野市から長野市に戻り、自宅近くのセブンイレブンに寄ったら、白州のミニ(180ml入り)があったので購入。小さな瓶ですが「SINGLE MOLT JAPANESE WHISKY」の表示があります。

強炭酸水もついでに購入し、ハイボールを作ってみました。

薄めです。飲食店で飲む味にはとても及びませんが、まずまず。今年は、たまに、ウイスキーをジャズとともに楽しみたいと思います。

本日(1月1日)、長野市宅でジョン・コルトレーン「BALLADS」を聴きました。次いで、トニー・ベネットとビル・エヴァンスを。

   

レコードラベル。長野市宅にあるのは、再発されたステレオ盤です。その昔、学生時代に購入したもので、手放せません。