安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

スタン・ゲッツ「LIVE AT MONTMARTRE」、ドトール珈琲若里店で新しくなったミラノサンドCでおやつ。

2023-01-26 22:47:56 | テナー・サックス

長野市若里のドトール珈琲へおやつに寄りました。ミラノサンドCの照り焼きチキンが新しくなったと張り出されてあったので、注文。食べ応えがあり、食事によいかと思いました。CD2枚で聴き応えのあるアルバム。

STAN GETZ (スタン・ゲッツ)
LIVE AT MONTMARTRE VOL.1,  VOL2 (Steeple Chase  1977年録音)

   

スタン・ゲッツ(ts, 1927~1991年)については、1950~60年代に録音したアルバムの中には愛聴盤があります。しかし、1970年代のものは、一部を除きあまり聴いたことがないので、本作が昨年SACDで発売されたので、購入しました。

メンバーは、スタン・ゲッツ(ts)、ジョアン・ブラッキーン(p. electric p)、ニールス・へニング・エルステッド・ぺデルセン(b)、ビリー・ハート(ds)。録音は、1977年1月27日、28日、29日にコペンハーゲンのジャズクラブ「モンマルトル」においてライブ収録されたもの。ほぼ56年前です。

曲目は次のとおり。

vol.1

1  Morning Star (Roger Grant)
2  Lady Sings the Blues (Alec Wilder)
3  Cancao Do Sol (Milton Nascimento)
4  Lush Life (Billy Strayhorn)
5  Stan's Blues (Stan Getz)
6  La Fiesta (Chick Corea)
有名ジャズオリジナル主体で、注目はチック・コリア作の「La Fiesta」でしょうか。

vol. 2

1  Infant Eyes (Wayne Shorter)
2  Lester Left Town (Wayne Shorter)
3  Eiderdown (Steve Swallow)
4  Blues For Dorte (Stan Getz)
5  Con Alma (Dizzy Gillespie)
ウェイン・ショーター作曲の1と2を取り上げているのに驚かされます。「Con Alma」は、長いためか、レコードには収録されていませんでした。

スタン・ゲッツ(ts)のメロディアスで力強く、時にリリカルな演奏がたっぷりと楽しめます。実は、本来残り物のvol.2の方に記憶に残る曲が多く、「Infant Eyes」におけるゲッツ(ts)やジョアン・ブラッキーン(p)の繊細なバラードプレイ、「Lester Left Town」や「Blues For Dorte」におけるリズム隊も含めたスピード感のある熱いプレイが素晴らしい。ゲッツとの共演が珍しいニールス・ぺデルセン(b)は、「Lester Left Town」におけるソロなど、的確なプレイで寄与しています。

(参考)本作から、「Lester Left Town」が聴けます。

Lester Left Town - Stan Getz - YouTube

 

【ドトールコーヒーショップ ケーズタウン若里店】

ホームページ:ドトールコーヒーショップ (doutor.co.jp)

外観

   

ミラノサンドC「照り焼きチキン」の宣伝ポスター。

店内。意外に広く、空いているように見えます。

ミラノサンドCとブレンド珈琲。

珈琲は、軽めですが、さらっと飲むのに適しています。

ミラノサンドC

広げたので、チキンや野菜などが見えます。味付けは、以前よりニンニクが効いているものでした。

無料wifiがあります。