書店で雑誌のコーナーを見ていたら、「昭和レトロ喫茶めぐり」という面白そうな冊子(いわゆるムック)があったので、購入しました。全国のレトロ喫茶が106店紹介されています。
「軽井沢の老舗喫茶探訪」や、「音を楽しむ喫茶店」という特集もあって、役にたちそうです。出かけたみたいお店をピックアップするとともに、紹介されていた長野市の「幸」(ゆき)を訪ねてみました。
表紙
(以下、出かけてみたい喫茶店です。)
旭川市「珈琲亭 ちろる」。三浦綾子さんの小説「氷点」に登場するお店だそうです。
仙台市「Peter Pan」。ロックがかかるお店で、レコードコレクションが3万枚あるそうです。
長野市「幸」。長野駅に近い地元のお店。先日、久しぶりに寄ってみました。
特集の一つ「軽井沢の老舗喫茶探訪」。全部で5軒紹介されています。うち3軒は入ったことがありました。
軽井沢町「ブロンコ」。駅の近くですが、入ったことがないので、入ってみたい。
音を楽しむ喫茶店という特集もありました。
北千住「Birdland」。是非寄ってみたい。
吉祥寺「BAROQUE」。名曲喫茶ですが、かつてのジャズ喫茶「メグ」の下の階にあるはず。
京都市「じーの」。ジャズが流れている2006年開店の新しいお店です。京都にも久しく行っていないので、一度出かけたい。
【幸(ゆき)】
住所:長野市南千歳1-3-11
電話:026-228-5658
ホームページ:幸 - 長野(長野電鉄)/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)
このビルの二階が「幸」です。
入口
カウンター席。先ほどまで、ここにもお客様がいました。
座った席から店内。窓際の真ん中あたりに座りました。
マスターが竹で作った細工品。
紅茶のメニュー
食べ物のメニュー。
小腹が空いていたので、ナポリタンを注文。ソーセージが入った懐かしい味です。
セットのドリンクは、アイスコーヒーをいただきました。若いお客様が4~5人いて驚きました。紅茶のメニューが豊富ですが、クリームソーダなど冷たいものも充実しています。
今でも伺えば、個人的リアル。吉祥寺の「バロック」は、
「メグ」と同様何度か伺ったことがありました。
音楽と対峙する聴き方。レコード鑑賞という風情が何とも
言えませんでした。リクエストはしたことなかったですが、
器楽(タンノイ)シンフォニー(バイタヴォックス)では、
スピーカーを変えて流していたことを覚えています。
真空管アンプとレコード。一世代も昔の今ではなかなか
聞けない組み合わせになってしまいましたが、名曲喫茶と
レコード室。趣味が高じたとは言え、できることでは
ありませんね。ここでは、当時リアルであった演奏家が
似合うのかもしれません。私にとっては当時でも
一世代前の演奏家でしたから、今のアプローチとは
随分違うような気もします。レコード演奏が
当時の雰囲気も運んできそうですね。
吉祥寺も随分とお店が変わり、ジャズ喫茶も少なくなりました。でも、街全体に活気があり、まだまだ面白い街のように思います。ライブハウスのサムタイムが健在なのが、すごいです。
このムック『昭和レトロ喫茶めぐり』では、ジャズ喫茶や名曲喫茶も紹介されていて、久しぶりに、ジャズ喫茶や名曲喫茶など、訪れたい気持ちになっています。バロックにも入ってみたいです。
想い出を交えたコメント、ありがとうございました。