長野市内はまだまだ暑い日が続き、毎日シャワーを浴びています。湯船にお湯をためてゆっくり入ろうという気にはなかなかなれませんが、風に吹かれてならいいだろうと、早い時間に露天風呂があるスーパー銭湯「ぶらっと」に行ってきました。650円と入場料がやや高いのですが、のんびりと楽しみ、休憩室でうとうとしてきました。湯あがりの後は、ゆったりとジョニー・スミス(ギター)を聴きました。
JOHNNY SMITH (ジョニー・スミス)
MOODS (ROOST 1953~55年録音)
ジョニー・スミスの作品については、スタン・ゲッツ(ts)が加わった「ヴァーモントの月」(ROOST)が知られている程度でしたが、ここ数年の間に、寺島靖国さんの監修で本作品が出され、また、ヴァーヴ・レーベルのものも復刻され、一般的になってきたのではないでしょうか。僕も東芝EMIから出された本CDを買いました。
寺島さん(ジャズ喫茶メグ店主)が日本語ライナーを書いていますが、メンバーや録音日の記載がないので、データについては自分で調べざるを得ませんでした。データの記載はほしいところですが、寺島さんが、これを入手しやすくした功績は大なので、そう大きな不満はありません。本作は収録曲に特徴があります。
ベンチャーズでおなじみの「Walk, Don't Run」(ウォーク・ドント・ラン)は、ジョニー・スミスの作曲で、ここでは自作自演です。エロール・ガーナー作のマイナー調の「Blues For Birdland」は珍しい。その他、「What's New」、「I'll Remember April」(四月の思い出)、「Sophisticated Lady」、「Autumn In New York」(ニューヨークの秋)、「Lover Man」、「Dancing On The Ceiling」など全12曲。
スミスは、よくスイングしていますが、ブルージーさはそれほど感じられません。しかし、美しく響く和音を用いて進行し、非常に繊細な表現をしています。注目は、「Walk Don't Run」と「Blues For Birdland」ですが、彼のソフトな特徴がよく出ているスローな「What's New」や「Sophisticated Lady」など、夏の暑い盛りに爽やかさも感じとることができました。
【ベンチャーズの急がば廻れ(日本盤EP)】
ベンチャーズの「Walk Don't Run」は、1960年8月29日付ビルボードチャートで2位に達するヒットを記録しました。日本盤シングルは、その4年後に出ていますが、解説には、「急がば廻れ」の作者ジョニー・スミスは、アラバマ出身のモダン・ジャズ・ギタリストで、他に「My Dear Little Sweetheart」の名作を書いている人です、とスミスが紹介されています。彼の名前が出てきてよかった。
関東地方は、夜は一時ほどの暑さでもなく少し助かっています。
ジョニー・スミスは、「ヴァーモントの月」をよく流しますが、このアルバムは初めて見ました。
>湯あがりの後は、ゆったりとジョニー・スミス(ギター)を聴きました。
・・・・・興味が湧いてきましたねぇ。
「デクスター・ゴードン」の特集ださうです。普段は、レコードは,かけないそうです。
装置は,オルトフォン SPU-A RMG297 ガラード301 WE 6V6プッシュブル
アルティック820A (コナーホーン型)
プリは,WE1474型と思われる。
アンプは、見た感じ、新しいので、レプリカと思われます。
少し、お話しましたが,一人なので,お客さんが3組ばかり,来られたので、それで,帰りました。
割と、広いお店でした。
自分のSP、完成しました。アルティック405Aのエンクロージャー自作しました。
18Lの内容積です。この位ないと鳴りません。820Aに,負けない音です。2回、作り直ししました。横24cm縦40cm奥行き37cm
板厚3cm バットにも使われるモタの修整材です。2度目は,少し奇麗に,出来ました。
お盆休みは,ジョニー・フォジッスを聞こうと思います。
それでは,また。
ジョニー・スミスのアルバムは、ほとんど日本で紹介されてきませんでした。ハード・バップ好きな人にうけないと思われたからでしょう。
書き忘れましたが、この作品は、ギター・トリオによるものがほとんどで、しかもドラムスはブラシを使っています。心地よいひと時に、時にはよいのではないでしょうか。僕が買ったもう一つの理由は、「急がば廻れ」が入っているからです(笑)
さすがにオーディオに詳しくていらっしゃいますね。シルバービートの機器は、どういうものを使っているか詳細は僕にはわかりませんでした。自作のスピーカーの完成おめでとうございます。これは一度聴かせてもらわないと。
ジョニー・ホッジスいいですね。あの音と乗りは、特徴ありますね。「キャッスル・ロック」などいい作品があります。シルバービートでお会いできるといいのですが、29日はちょっと無理そうです。
ジョニー・スミスは『ヴァーモントの月』くらいしか聴いていませんが、ベンチャーズはよく聴きます(笑)。
そうですか、「急がば廻れ」はスミス作でしたか。ベンチャーズでこの曲を知ってしまうと、どうしてもベンチャーズ・サウンドのイメージが強いですが、たしかにサビの部分を含め4ビート感がありますね。
スミス版も聴いてみたくなりました。
ベンチャーズの目の付けどころがいいのでしょうね。大ヒットにつなげていますから。
「急がば廻れ」のスミスの演奏は、一人二重奏か2台のギターだと思われますが、ベンチャーズのものに比べて素朴で、アドリブもあり、これはこれで面白いです。
急がば廻れのEP盤、懐かしいですね。ジャケ色褪せ、盤面真っ白ですが今でも持っております。
大隈寿男さんが、「ウォーク・ドント・ラン」のタイトルでアルバムを出しております。アルバムに参加しているピアノのキム・ハクエイさんと横浜で会ったときに、ジョニー・スミスは面白くないからベンチャーズを参考にしたと言っておりました。曲を面白くしたベンチャーズの功績は大きいですね。
Walk, Don't Runは、作曲者の手元を離れて、ベンチャーズがオリジナルと思っている人が圧倒的だと思います。ドラムスの入り方からして、意表をついて格好いいですね。受けるわけです。