最近読んだ山関連の、湊かなえ著「山女日記」(幻冬舎文庫)と鈴木みき著「日帰り登山のススメ」(講談社文庫)が面白かったので、感想などを記します。
湊かなえ著「山女日記」
表紙
(感想など)
帯は少し古いものですが、この小説はドラマ化されています。実は、唐松岳登山の途中で、工藤夕貴さんがロケをやっているところに遭遇したことがあります。DVDがレンタルできれば、観てみようと思います。
内容については、悩める女性が山登りに行って、気分を変えたり、解決策を見出していくといったもので、目次は、登った山の名前になっています。「槍ヶ岳」をはじめ、登山の様子もよく書けています。
僕は、出会う景色や高山植物が面白く、体力的にも余裕がないので、彼女らのように「思い」をもって歩くことはないので、若干の違和感もありました。けれども、人によっては、ありそうな気もします。
(帯にある概要)
(目 次)
(著者略歴)
鈴木みき「日帰り登山のススメ」
表紙
(感想など)
入門者向けの漫画(イラスト)本で、登山の装備や出かける山の選び方などが、楽しく学べます。僕が一番興味を持ったのは、第3章の日帰りできる「オススメ山」でした。
「らくらく絶景ロープゥエイ登山」で登場する、富山県の「室堂平」に入ったことがないので、是非行きたい場所です。鈴木さんは、室堂平について、『たぶん、ここは天国だと思う』と記しています。
「登るたび新発見 お百度登山」もなるほどと感心しました。「白馬の山小屋で働いていたときは、同じ山にくり返しくり返し登っていました」と記載があり、何度も上るのもよさそうです。その、白馬岳へ行きたい。
(概要)
(登るたび新発見 お百度登山のページ)
(お百度登山で紹介している山の一部)
(著者略歴)
【ブログ 鈴木みきのとりあえず裏日記(アメーバブログ)】
湊かなえさんは、人気作家ですが、山関連の小説も書いていて、間口が広いですね。山や登山道に関する描写も的確で素晴らしい。
僕も行ったことのある山の名前がでてくるのは嬉しいのですが、アヤメさんのようにたくさん登っていないので、妙高、火打、槍ヶ岳だけです。今年は白馬岳へ行けたらと思っています。
コメントありがとうございます。