安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

グラント・スチュアート「LIVE AT SMALLS」、安曇野市「樹安亭Due」のピザでランチ。

2022-11-06 19:30:00 | テナー・サックス

本日は、町内会の一斉清掃で、朝から活動していました。お腹が空いたので、イタリアンの「樹安亭Due」(安曇野市穂高有明)へ。ピザ、ティラミスが美味しく、眺望もよくて幸せな気分に。「Make Someone happy」収録のCDを。

GRANT STEWART (グラント・スチュワート)
LIVE AT SMALLS (Smalls Live 2012年録音)

   

テナー・サックス奏者のグラント・スチュワート(ts, 1971年生)は、お気に入りのミュージシャンなので、今までに8枚のアルバムを拙ブログでは取り上げてきました。本作は、ジャズ批評誌の最新号(2022年11月号)に紹介があったライブ盤です。今回、改めて聴いてみました。

メンバーは、グラント・スチュワート(ts)、タード・ハマー(p)、デイヴィッド・ウォン(b)、フィル・スチュワート(ds)。タード・ハマー以下のメンバーは、不動のようで最新作でも共演しています。録音は、2012年4月6日と7日に、ニューヨークの「SMALLS JAZZ CLUB」で行われています。

曲目は次のとおり。

1  Make Someone Happy (Jule Styne)
2  Mr. Lucky (Henry Mancini)
3  Meaning of The Blues (Bobby Troup)
4  Somewhere in The Night (Billy May)
5  Reflections (Thelonious Monk)
6  Tea For Two (Vincent Youmans)
7  Smoke Gets in Your Eyes (Jerome Kern / Otto Harbach)
8  Get out of Town (Cole Porter)
有名曲がほとんどですが、4のビリー・メイ作「Somewhere in The Night」は珍しいかもしれません。グラント・スチュワートは、この曲を2018年録音のアルバム「Namely You」(BLAU)にも収録しています。

グラント・スチュワート(ts)が吹きまくっていて、素晴らしい。実にどの曲も「歌」を感じさせて、楽しい気分にしてくれます。キャリア初期のものは、ジョン・コルトレーンからの影響も濃いと思っていたのですが、ここでは、ソニー・ロリンズに近い感じです。ソロ部分に、他の曲のメロディを引用するところなどは、デクスター・ゴードンばりです。アップテンポの曲はもちろん、バラード「Smoke Gets in Your Eyes」の豊かな表現力、モンクの「Reflections」における堂々とした乗りなど、あっという間に時間が経ちます。

(参考)本作から「Get out of Town」が聴けます。

Grant Stewart Quartet Live at Smalls - Get Out Of Town (2012 SmallsLive) - YouTube

【ジャズ批評2022年11月号】

   

表紙

本作を紹介した高井信成さんの記事。

(安曇野市宅で聴いているところ)

グラント・スチュワート「Live at Smalls」(CD)に収録されている「Reflections」をやっている「ソニー・ロリンズ Vol.2」と、「Smoke Gets In Your Eyes」が入っているロバータ・ガンバリー二(vo)の「Easy To Love」も聴いてみました。レコードで聴いたので、その2枚を飾りました。

 

【樹安亭Due(きあんていでゅう)】

住所:長野県安曇野市穂高有明8154-1
電話:0263-31-0430
ホームページ:ピザハウス樹安亭Due | ほっと落ち着く家庭的なイタリアン (kiantei-due.com)

看板

外観。青空なので、映えます。

店内。

テラス席もあります。

お店から東の方向を撮っています。

サラダ。食材が豊富でした。

ミックスピザを注文。玉ねぎ・ピーマン・マッシュルーム・ベーコンが乗っています。

ベーコンやマッシュルームのアップ。

デザートに、ティラミスを頼んでしまいました。

珈琲。イタリアンの食後に相応しい、濃くてしっかりとした味です。

ティラミス

クリームの部分が瑞々しくて、美味しい。久しぶりに樹安亭Dueへ入りましたが、良かったので、次回はパスタにしようと思いながら、お店を後にしました。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
愛聴盤です! (kimagure-oyaji)
2022-11-06 22:58:39
こんばんは~♪

GRANT STEWART「LIVE AT SMALLS」
大好きな1枚です。 
此の盤でCoffee Winds「ジャズCD鑑賞会」に参加したことがあります。

最新号の「ジャズ批評」買いたくなりました。
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Unknown (azumino)
2022-11-07 18:21:04
kimagure-oyajiさん こんにちは

グラント・スチュワート良いですよね。この盤が愛聴盤とは、僕と同じで、嬉しいです。現在のテナーサックス奏者で、最も来日してほしい人です。過去に、一度だけ聴きましたが、その時よりも、一段と面白くなっているかもしれません。

ジャズ批評誌は定期購読していますが、号によって当たり外れが大きいです。今回のものは、当たりの方だと思います。

コメントありがとうございます。
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「ジャズ批評」買いました! (kimagure-oyaji)
2022-11-10 20:37:40
こんばんは~♪

【ジャズ批評2022年11月号】買いました!
主に2010年以降のライブ盤が紹介されていて、特にSMALLS、SMOKE、CELLAR LIVE、のライブ盤が登場しているので良かったです。

余談ですが、
群馬県太田市の「Km Blue 」の後に、
群馬県みどり市の「Jazz Inn BLUECITY」に向かったんです。
https://ameblo.jp/kf1011msa-03/entry-12773157763.html
↑その時の記事です。
時間がある時にでも御覧頂けたら幸いです。
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Unknown (azumino)
2022-11-11 22:01:05
kimagure-oyajiさん こんばんは

ジャズ批評誌は、毎号、特集がほとんどを占めるので、その内容に関心があるかないかで、購入する意欲が湧いたり湧かなかったりすると思います。

定期購読はしていますが、今回の特集「ジャズ・ライブ・アルバム最前線」は、久しぶりに役にたつ良い内容だと思いました。読んでいると、こうしたライブ現場の録音が増えていることと、挙げられた、Smallsなどレーベルは、良い内容のものがあるなと思います。その代表が、本作かもしれません。

なお、Blue Cityの記事を読まさせていただきました。遅くて恐縮ですが、貴ブログにお邪魔します。
コメントありがとうございます。
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