本日は、町内会の一斉清掃で、朝から活動していました。お腹が空いたので、イタリアンの「樹安亭Due」(安曇野市穂高有明)へ。ピザ、ティラミスが美味しく、眺望もよくて幸せな気分に。「Make Someone happy」収録のCDを。
GRANT STEWART (グラント・スチュワート)
LIVE AT SMALLS (Smalls Live 2012年録音)
テナー・サックス奏者のグラント・スチュワート(ts, 1971年生)は、お気に入りのミュージシャンなので、今までに8枚のアルバムを拙ブログでは取り上げてきました。本作は、ジャズ批評誌の最新号(2022年11月号)に紹介があったライブ盤です。今回、改めて聴いてみました。
メンバーは、グラント・スチュワート(ts)、タード・ハマー(p)、デイヴィッド・ウォン(b)、フィル・スチュワート(ds)。タード・ハマー以下のメンバーは、不動のようで最新作でも共演しています。録音は、2012年4月6日と7日に、ニューヨークの「SMALLS JAZZ CLUB」で行われています。
曲目は次のとおり。
1 Make Someone Happy (Jule Styne)
2 Mr. Lucky (Henry Mancini)
3 Meaning of The Blues (Bobby Troup)
4 Somewhere in The Night (Billy May)
5 Reflections (Thelonious Monk)
6 Tea For Two (Vincent Youmans)
7 Smoke Gets in Your Eyes (Jerome Kern / Otto Harbach)
8 Get out of Town (Cole Porter)
有名曲がほとんどですが、4のビリー・メイ作「Somewhere in The Night」は珍しいかもしれません。グラント・スチュワートは、この曲を2018年録音のアルバム「Namely You」(BLAU)にも収録しています。
グラント・スチュワート(ts)が吹きまくっていて、素晴らしい。実にどの曲も「歌」を感じさせて、楽しい気分にしてくれます。キャリア初期のものは、ジョン・コルトレーンからの影響も濃いと思っていたのですが、ここでは、ソニー・ロリンズに近い感じです。ソロ部分に、他の曲のメロディを引用するところなどは、デクスター・ゴードンばりです。アップテンポの曲はもちろん、バラード「Smoke Gets in Your Eyes」の豊かな表現力、モンクの「Reflections」における堂々とした乗りなど、あっという間に時間が経ちます。
(参考)本作から「Get out of Town」が聴けます。
Grant Stewart Quartet Live at Smalls - Get Out Of Town (2012 SmallsLive) - YouTube
【ジャズ批評2022年11月号】
表紙
本作を紹介した高井信成さんの記事。
(安曇野市宅で聴いているところ)
グラント・スチュワート「Live at Smalls」(CD)に収録されている「Reflections」をやっている「ソニー・ロリンズ Vol.2」と、「Smoke Gets In Your Eyes」が入っているロバータ・ガンバリー二(vo)の「Easy To Love」も聴いてみました。レコードで聴いたので、その2枚を飾りました。
【樹安亭Due(きあんていでゅう)】
住所:長野県安曇野市穂高有明8154-1
電話:0263-31-0430
ホームページ:ピザハウス樹安亭Due | ほっと落ち着く家庭的なイタリアン (kiantei-due.com)
看板
外観。青空なので、映えます。
店内。
テラス席もあります。
お店から東の方向を撮っています。
サラダ。食材が豊富でした。
ミックスピザを注文。玉ねぎ・ピーマン・マッシュルーム・ベーコンが乗っています。
ベーコンやマッシュルームのアップ。
デザートに、ティラミスを頼んでしまいました。
珈琲。イタリアンの食後に相応しい、濃くてしっかりとした味です。
ティラミス
クリームの部分が瑞々しくて、美味しい。久しぶりに樹安亭Dueへ入りましたが、良かったので、次回はパスタにしようと思いながら、お店を後にしました。
GRANT STEWART「LIVE AT SMALLS」
大好きな1枚です。
此の盤でCoffee Winds「ジャズCD鑑賞会」に参加したことがあります。
最新号の「ジャズ批評」買いたくなりました。
グラント・スチュワート良いですよね。この盤が愛聴盤とは、僕と同じで、嬉しいです。現在のテナーサックス奏者で、最も来日してほしい人です。過去に、一度だけ聴きましたが、その時よりも、一段と面白くなっているかもしれません。
ジャズ批評誌は定期購読していますが、号によって当たり外れが大きいです。今回のものは、当たりの方だと思います。
コメントありがとうございます。
【ジャズ批評2022年11月号】買いました!
主に2010年以降のライブ盤が紹介されていて、特にSMALLS、SMOKE、CELLAR LIVE、のライブ盤が登場しているので良かったです。
余談ですが、
群馬県太田市の「Km Blue 」の後に、
群馬県みどり市の「Jazz Inn BLUECITY」に向かったんです。
https://ameblo.jp/kf1011msa-03/entry-12773157763.html
↑その時の記事です。
時間がある時にでも御覧頂けたら幸いです。
ジャズ批評誌は、毎号、特集がほとんどを占めるので、その内容に関心があるかないかで、購入する意欲が湧いたり湧かなかったりすると思います。
定期購読はしていますが、今回の特集「ジャズ・ライブ・アルバム最前線」は、久しぶりに役にたつ良い内容だと思いました。読んでいると、こうしたライブ現場の録音が増えていることと、挙げられた、Smallsなどレーベルは、良い内容のものがあるなと思います。その代表が、本作かもしれません。
なお、Blue Cityの記事を読まさせていただきました。遅くて恐縮ですが、貴ブログにお邪魔します。
コメントありがとうございます。