先日、スタバ上田中央店に寄りました。黒板に「バナナとチョコレートテリーヌのタルト」の絵が描いてあり、それを注文。新製品のようでしたが、なかなか良くて傑作かもしれません。ピアノトリオの傑作を聴きます。
WALTER BISHOP, JR. (ウォルター・ビショップ・ジュニア)
SPEAK LOW (Jazztime → MUSE 1961年録音)
ウォルター・ビショップ・ジュニア(p, 1927~1998年)は、1950年代前半にはチャーリー・パーカーやマイルス・デイヴィスと共演するなど活躍していましたが、薬物中毒になり一時は投獄されています。1960年にカーティス・フラーのグループで演奏し、翌年、初リーダー作の本作をレギュラー・トリオで録音します。
メンバーは、ウォルター・ビショップ・ジュニア(p)、ジミー・ギャリソン(b)、G. T. ホーガン(ds)。ジミー・ギャリソン(b)は、翌年ジョン・コルトレーン・グループに加入しますが、本作の録音は、その直前の演奏で、注目されます。
曲目は次のとおり。
1 Sometimes I'm Happy (Irving Caesae, Vincent Youmans)
2 Blues in the Closet (Oscar Pettiford)
3 On Green Dolphin Street (Bronislaw kaper, Ned Washington)
4 Alone Together (Howard Dietz, Arthur Schwartz)
5 Milestones (Miles Davis)
6 Spaek Low (Ogden nash, Kurt Weill)
よく知られたスタンダードが4曲と、オスカー・ペティフォード作「Blues in the Closet」とマイルス・デイヴィス作「Milestones」という有名なジャズ・オリジナルが2曲です。
本作のオリジナル盤(Jazztime)レコードは、日本では幻の名盤と呼ばれていたもので、入手は困難を極めたようです。1974年に米国MUSE社から再発されていて、僕はそのレコードで聴いています。ジャケットはオリジナルと異なりますが、音質は悪くありません。ウォルター・ビショップ・ジュニア(p)の躍動するプレイ、ジミー・ギャリソン(b)の素晴らしいウォーキングが聴ける「Blues in the Closet」や「Milestones」は、スリルに溢れ、「Speak Low」におけるビショップ(p)のアドリブが変化に富んで素晴らしい。
レコードのラベル。1974年発売のMUSE盤のものです。
日本における再発盤。3曲の別テイクも収録されています。
(参考)本作から「Speak Low」が聴けます。
【スターバックスコーヒー上田中央店】
住所:長野県上田市中央北1-6-34
電話:0268-75-5091
ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン
黒板に「バナナとチョコレートテリーヌのタルト」の絵が描いてあり、気になりました。
真ん中に、「バナナとチョコレートテリーヌのタルト」が陳列されていて、NEW!の表示があり、注文しました。
珈琲は本日の珈琲で、カフェベロナです。水ももらいました。
『チョコレートとバナナのフルーティーな味わいがバランスよく楽しめるタルト』だそうです。『ブラックココアタルト、ココアダマンド、なめらかなチョコレートテリーヌ。風味や食感の異なるココアやチョコレート生地の層の上にふんわりとしたバナナムースを重ねて、バナナスライスとキャラメルパウダーをトッピングした』そうです。
取り分けたところ。このタルトは、瑞瑞しくて、気に入りました。もしかしたら傑作かもしれません。
朝の時間で空いていて、僕一人が店内のお客様でした。そのうちに、2~3人入店してきました。
僕はこれ、CDしか持っていないのです。しかもボーナストラックを最後に収録してくれれば良いのに「Sometimes I'm Happy」、 「Blues in the Closet」が2曲づつ並んでいます。これが鬱陶しくて中々聴かなくなりました。やはりレコードが欲しいですね〜。
追伸:一度、上田に行ったので、上田の街の記事をこれまで以上に楽しく拝見しております。
このウォルター・ビショップのアルバムですが、親しみやすいので、手元に置いておきたくなります。確かに、別テイクが並ぶと、なんとかならないかという気分になることが、ありますね。
MUSE盤は、Bellsoundの刻印入りで、音質が良いように思います。まだ入手しやすいかもしれません。日本盤のレコードを持っているのですが、そちらは、CDと同じで、別テイクが挟まっています。
上田は、こじんまりとした町ですが、城下町で、街道筋でもあったので、いろいろ残っていて、面白いです。最近、上田関連の記事が多いかもしれません。
コメントありがとうございます。