安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジャズの流れるカフェ「橋の下」でランチ (ジャズ喫茶 東京都港区赤坂)

2019-12-26 21:11:53 | ジャズ喫茶

先日、所用で東京へ行った際に、赤坂見附のカフェ・バー「橋の下」に寄りました。「橋の下」は、1975年創業の歴史のあるお店で、ジャズのライブも開催していたようです。11時の開店直後に入ったので、お客は30分くらい僕一人でした。注文したポークソテーは、デミグラスソースが美味しく、クオリティの高いランチになりました。

スピーカーからは、ジャッキー・マクリーン(as)・カルテット(adlib原盤)の演奏が流れてきて、ゆったりとした時間を過ごしました。夜はお酒が主体となるようですが、午前11時から営業しているので、地方のジャズファンにもありがたいお店です。

   

看板

外観。地下鉄赤坂見附駅から近いです。

正面から。

地下にお店があり、この回り階段を下りていきます。

階段をおりきると、そこがお店です。右にずっと続いています。

奥に腰かけたので、入口の方に向かって撮っています。

カウンター。

最も奥には、ジャズレコードのジャケットが飾られ、天井近くにはスピーカーが設置されています。

アンプなど。扉を開けないと、見えません。

スピーカー。JBLの4318だと思われます。

メニューの一部。

ポークソテーライス。

目玉焼きの下には、スパゲッティナポリタンが隠れています。ヴォリュームもあり、堪能しました。

珈琲。懐かしいジャズ喫茶の味がしました。喫煙も可能です。

【橋の下】

住所:東京都港区赤坂3-7-15 パラダイスⅡ
電話:050-5869-5793 
ホームページ:hashinoshita-akasaka.com


モンティ・アレキサンダー「IN TOKYO」とJR西日本車内誌「西NAVI」北陸温泉街などの話題

2019-12-25 20:02:17 | ピアノ・トリオ

JR西日本の新幹線車内誌「西Navi北陸2019年12月号」に「北陸の温泉街をぶらり散策」という記事があって、興味深く読みました。富山県に『氷見温泉郷』というのがあるのを初めて知りましたが、氷見漁港場外市場や雨晴海岸に出かけてみたくなりました。読んだのは、反対方向の東京行きの新幹線車内においてです。東京録音のアルバムを。

MONTEY ALEXANDER (モンティ・アレキサンダー)
IN TOKYO (PABLO 1979年録音)

   

モンティ・アレキサンダー(P, 1944年生)は、2020年にも来日が予定されていて、現役バリバリのピアニストです。オスカー・ピーターソンからの影響があり、ジャマイカ出身のためかリズミカルでラテンタッチも感じさせます。これは、日本で録音されたご機嫌なアルバム。

メンバーは、モンティ・アレキサンダー(p)、アンディ・シンプキンス(b)、フランク・ガント(ds)。1979年1月にトリオで来日した際のメンバーです。シンプキンス(b)は、スリーサウンズやジョージ・シアリング・グループにおけるプレイでお馴染です。

スタンダード曲の「Broadway」、「Just in Time」、「Never Let Me Go」、「See See Rider」に、ハワード・E・ジョンソンという人の書いた「Sweet Lady」、オスカー・ペティフォード作「Tricrotism」、リチャード・エヴァンス作「Montevideo」、クインシー・ジョーンズ作「Pawnbroker」の8曲です。意外とバラエティに富んだ選曲で、「Pawnbroker」はピアノソロ。

モンティ・アレキサンダー(p)をはじめトリオ全員がよくスイングしているのに加え、響きのよいブロックコードや多彩なリズムを用いるなど、楽しさ満載の佳作。「Broadway」は、トリオにまとまりがあり、シンプキンス(b)とガント(ds)のリズムに乗ったアレキサンダーの快演が聴かれます。バラードの「Never Let me Go」は、ソロの後半にボッサリズムを用いて新鮮さがあり、「See See Rider」ではソウルフルな味わいが出ていました。

【JR西日本新幹線車内誌 西Navi北陸2019年12月号】

   

表紙

左の写真は、氷見漁港場外市場 ひみ番屋街。右の下は雨晴海岸で、立山連峰を背景にした海の景色は絶景です。

左側の写真は、城端線・氷見線観光列車 「ベル・モンターニュ・エ・メール」

   

下の写真は、「山中温泉 総湯 菊の湯」。共同湯で、松尾芭蕉が称賛した湯の一つだそうです。

上の写真は、福井県のあわら温泉の「芦湯」で、総檜造りの足湯だそうです。

「おいしい雪国へ」という記事もありました。左にある「とん汁の店 たちばな」(新潟県妙高市)には、機会があれば寄ってみたい。

左の写真は、「糸魚川荒波あんこうフェア」で、市内参加店であんこう鍋やから揚げがいただけるそうです。右は、糸魚川のお酒「加賀の井」で、2016年の大規模火災を乗り越えて、再始動をしているそうです。糸魚川は、車で2時間で着くので、あんこうフェア開催中に出かけてみたい。


鼻曲山(標高1,654m)と小浅間山(標高1.655m)登山(2)【小浅間山往復、松本市桐「とんかつ とんこ」】

2019-12-24 20:13:53 | 登山・ハイキング

鼻曲山登山の後、小浅間山に登りました。小浅間山は、短時間で往復でき、散歩やジョギングにも向いている山で、至近距離から浅間山も望めます。帰りにほぼルート上にある松本市のとんかつ店「とんこ」で、夕食を摂り、安曇野市に戻りました。

【行程】

(鼻曲山往路)二度上峠登山口 9:25 → 獅子岩 9:40 → 氷妻山 10:07 → 鼻曲山小天狗 11:15-20(展望) → 鼻曲山山頂(大天狗)11:22-54(休憩)
(鼻曲山復路)鼻曲山山頂 11:55 → 氷妻山 12:47 → 獅子岩 13:13 → 登山口 13:25

(小浅間山登山)登山口 13:58 → 小浅間山山頂へ標識 14:23 → 山頂 14:47-58(展望など) → 登山口 15:27

(夕食)松本市とんかつ「とんこ」 18:15-54 安曇野市自宅着 19:15

【小浅間山登山】

峰の茶屋と道路を挟んだ反対側に駐車場があります。ここは登山口です。

一般車は通行できませんが、車道が通じています。

すれ違った散歩の親子連れ。ワンちゃんを連れていました。

もうじき浅間山と小浅間山の鞍部です。

山頂への標識。

こちらは多分西峰。

右手に踏み跡があり、登山コースになっています。

途中の標識。

東南の方向。眺めはよいです。

振り返って浅間山。当日は穏やかでした。

もうじき山頂です。

山頂(東峰)に到着。砂礫が積み重なっています。、

浅間山

山頂から東方向。左に浅間隠山が見えます。

南の方向。真ん中左に白い5本くらいの線が見えますが、プリンスホテルのスキー場です。

こちらは西峰。樹木があり平なので、昼食や休憩に相応しい。

下りていきます。

途中ちょっと左手に行きました。

そのまま道路に出ました。若干ショートカットしています。

白樺があるのが、軽井沢らしいところでしょうか。

建物は、東大地震研究所です。

登山口着。道路を渡れば峰の茶屋があります。

【とんかつ とんこ】

住所:長野県松本市桐1丁目2-35
電話: 0263-34-8215
ホームページ:tonco

入口

信州産のお肉を使い、米は北安曇郡松川村産のものだそうです。

カウンターに腰かけました。後方には小上がりがあります。居酒屋メニューもあって、宴会にも利用できそうです。

お茶とお茶受けにパイナップルが出てきました。

ロースかつ膳。

トンカツのアップ。お腹が空いていたこともありますが、かなり美味しかったです。

デザートにアイスクリームが出てきました。全く予備知識なしで入りましたが、また利用したいお店です。場所は、信州大学の近くになり、安曇野市からも比較的近いです。


鼻曲山(標高1,654m)と小浅間山(標高1,655m)登山(1)【鼻曲山往復、浅間山と八ヶ岳景色】

2019-12-23 20:02:30 | 登山・ハイキング

12月21日(土)にAさんと一緒に登山に行ってきました。軽井沢周辺の鼻曲山と小浅間山に上りましたが、当日は登山道には全く雪がありませんでした。安曇野市から出かけたので遅いスタートになり、温泉による時間はとれませんでしたが、夕食は「とんかつ」のお店に寄りました。

歩行時間ですが、鼻曲山はアップダウンがあり後半も時間がかかり、上り1時間50分、下り1時間30分で計3時間20分、小浅間山は往復で1時間20分と4時間40分ほどでした。久しぶりなので疲れましたが、天候に恵まれ山頂からの眺望も楽しめ、良い登山でした。

【行程】

(鼻曲山往路)二度上峠登山口 9:25 → 獅子岩 9:40 → 氷妻山 10:07 → 鼻曲山小天狗 11:15-20(展望) → 鼻曲山山頂(大天狗)11:22-54(休憩)
(鼻曲山復路)鼻曲山山頂 11:55 → 氷妻山 12:47 → 獅子岩 13:13 → 登山口 13:25

(小浅間山登山)登山口 13:58 → 小浅間山山頂へ標識 14:23 → 山頂 14:47-58(展望など) → 登山口 15:27

(夕食)松本市とんかつ「とんこ」 18:15-54 安曇野市自宅着 19:15

(二度上峠から浅間山)

二度上峠(1,390m)からは眺望が良く、当日の朝は浅間山が見えていました。

浅間山のアップ。

浅間山から右(北側)の方向。

浅間山のずっと右手に見える冠雪した山々は、北アルプス後立山連峰で、鹿島槍ヶ岳と五竜岳が見えます。niceshotpeteさんにご教示いただきました。

(鼻曲山往路)

二度上峠駐車場にある鼻曲山への標識。

登山口(1,390m)を出発。

初めから尾根を歩いて行く感じです。

雪は全くないのですが、葉などについた水滴が凍ったかのような氷の粒がたくさんありました。

獅子岩。大きな岩で、右に回り込んで道が続いています。

正面に見えるのは、氷妻山でしょうか。比較的細い尾根を歩きます。

ササが生い茂っていて、登山道が隠れている個所もあります。踏み跡がしっかりあるので迷いはしません。

氷妻山(1467.5m)に到着。展望はありません。ここまでゆるやかなアップダウンがありました。

三角点でしょうか。

鼻曲山山頂目指して進みます。

道は右のほうから左に折れて山頂へと続きます。

鼻曲山の形がよく見えました。

このあたりもヤブになっています。

いったん上がります。アップダウンがあります。

下がっていきます。

山頂近くには、比較的急な坂があります。長くはないです。

国境平への分岐。ここから山頂はすぐでした。

長日向への分岐。過ぎて、平らになっているところが小天狗(西のピーク)のようです。

小天狗には三角点がありました。

(鼻曲山小天狗からの眺望)

南の方向。右に八ヶ岳、左は金峰山など奥秩父山系でしょうか。

八ヶ岳アップ。かろうじて赤岳の山頂付近が雪に覆われています。ぐっと手前左に軽井沢の離山。

蓼科山アップ。その右は、木曽駒ケ岳です。niceshotpeteさんからご教示いただきました。

西には浅間山が見えます。

山頂(大天狗)方向へ。

霧積温泉への道。

山頂(1,654m)到着。

あまり眺望はよくないのですが、浅間隠山が見えました。

こちらは東の方向です。角落山など。

見るからに険しそうです。

おやつタイムにしました。Aさんがポットに入れた珈琲をもってきてくれました。美味しい。

おやつは、セブンイレブンのホワイトチョコ掛けバウムクーヘンです。

(鼻曲山復路)

下りてきて、国境平分岐です。

振り返って、右に鼻曲山。

二人連れの女性が国境平分岐手前の急坂を上っているところです。今日出会ったのはこの一組だけでした。

氷妻山。

獅子岩。

峠が見えてきました。

二度上峠登山口に到着。

(2)へ続きます。(2)では、小浅間山登山、帰りのルート上の夕食も様子を記載します。引き続きご覧いただければ幸いです。


ジョー・ヘンダーソン「MODE FOR JOE」とデニーズの林檎デザートの話題

2019-12-22 20:01:22 | テナー・サックス

先日、午前中に用事があったのでいつもとは違う方向にある、ファミレス「デニーズ長野県庁前店」でランチにしました。カロリーを気にして鶏の唐揚げと十六穀米のサラダごはんにしたのですが、林檎デザートが美味しそうだったので、追加で頼んでしましました。美味しいフレーズが満載のアルバム。

JOE HENDERSON (ジョー・ヘンダーソン)
MODE FOR JOE (BLUE NOTE 1966年録音)

   

ジョー・ヘンダーソン(ts, 1937~2001年)は1960年代にブルーノートレコードで4枚のアルバムを作っていますが、これは4作目になります。ハードバップをベースにした演奏ですが、サウンドが新しく、ヘンダーソン(ts)のソロに斬新なところがあり、今聴いても刺激的です。また、意外にメロディアスな曲が多いところも気に入っています。

メンバーは、ジョー・ヘンダーソン(ts)、リー・モーガン(tp)、カーティス・フラー(tb)、ボビー・ハッチャーソン(vib)、シダー・ウォルトン(p)、ロン・カーター(b)、ジョー・チェンバース(ds)。ブルーノートオールスターズといってもいい素晴らしいメンバーが集まっています。

曲は、全て参加ミュージシャンのオリジナルです。ジョー・ヘンダーソン作が3曲で「A Shade of Jade」、「Caribbean Fire Dance」と「Granted」、シダー・ウォルトン作が2曲で「Mode For Joe」と「Black」、リー・モーガン作「Free Wheelin'」の6曲。シダー・ウォルトンの2曲は、メロディアスで惚れ惚れとします。

オリジナル曲や各人のソロが充実していて、豊かな音楽性を感じるアルバム。「A Shade of Jade」や「Black」におけるジョー・ヘンダーソン(ts)のソロやテーマの吹奏がかっこ良くて素晴らしい。シダー・ウォルトン(p)の貢献が目立ち、2曲の提供の他「Granted」などで目の覚めるようなソロをとっています。「Free Wheelin'」はハードバップ寄りで、モーガン(tp)らが長いソロをとります。全体にジョー・チェンバースの躍動するドラムスが気持ちよい。

安曇野市の自宅で聴いているところ。

【デニーズ長野県庁前店でランチとデザート】

カロリーは521kcalです。

鶏の唐揚げと十六穀米のサラダごはん。ヘルシーでした。

デザートの案内。

コンポート林檎のミニパルフェにしました。

林檎のアップ

反対側から見ると、アイスクリームが美味しそうです。