海外旅行をする度に、休暇に関する欧米人と日本人との意識のギャップに唖然とする。
たとえば、2月にタイのプーケットやサムイに行くと、如何に多くのヨーロピアンが、日本では考えられないほど長期の休暇をとって旅行しているかに驚く。中でも、ドイツ人は凄い。この時期のサムイ島の人口の半分近くがドイツ人といってもよい。
対して、日本では、休暇をとると、職場の上司や同僚から決してよく思われない。末広厳太郎先生の「役人三原則」にも言うとおり、「休まない」ことが組織人としての第一原則なのであり、普段どんなに仕事ができる人でも、他人が働いているときに休暇をとると、人事ではマイナス評価となる。
ちなみに、サービス残業にも、日本人のこうしたメンタリティが反映されていると思う。サラリーマンに聞いてみるとよいが、残業しすぎるのはマイナスだが、周囲が残業しているのにまったく残業しないと、これまたマイナス評価となる筈である。
これらは、日本人が農耕民族であり、協働の文化を持っているからなのかもしれない。
たとえば、2月にタイのプーケットやサムイに行くと、如何に多くのヨーロピアンが、日本では考えられないほど長期の休暇をとって旅行しているかに驚く。中でも、ドイツ人は凄い。この時期のサムイ島の人口の半分近くがドイツ人といってもよい。
対して、日本では、休暇をとると、職場の上司や同僚から決してよく思われない。末広厳太郎先生の「役人三原則」にも言うとおり、「休まない」ことが組織人としての第一原則なのであり、普段どんなに仕事ができる人でも、他人が働いているときに休暇をとると、人事ではマイナス評価となる。
ちなみに、サービス残業にも、日本人のこうしたメンタリティが反映されていると思う。サラリーマンに聞いてみるとよいが、残業しすぎるのはマイナスだが、周囲が残業しているのにまったく残業しないと、これまたマイナス評価となる筈である。
これらは、日本人が農耕民族であり、協働の文化を持っているからなのかもしれない。