Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

休まず遅れず仕事せず

2008年07月12日 23時55分04秒 | Weblog
 海外旅行をする度に、休暇に関する欧米人と日本人との意識のギャップに唖然とする。
 たとえば、2月にタイのプーケットやサムイに行くと、如何に多くのヨーロピアンが、日本では考えられないほど長期の休暇をとって旅行しているかに驚く。中でも、ドイツ人は凄い。この時期のサムイ島の人口の半分近くがドイツ人といってもよい。
 対して、日本では、休暇をとると、職場の上司や同僚から決してよく思われない。末広厳太郎先生の「役人三原則」にも言うとおり、「休まない」ことが組織人としての第一原則なのであり、普段どんなに仕事ができる人でも、他人が働いているときに休暇をとると、人事ではマイナス評価となる。
 ちなみに、サービス残業にも、日本人のこうしたメンタリティが反映されていると思う。サラリーマンに聞いてみるとよいが、残業しすぎるのはマイナスだが、周囲が残業しているのにまったく残業しないと、これまたマイナス評価となる筈である。
 これらは、日本人が農耕民族であり、協働の文化を持っているからなのかもしれない。
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小菅ヒルズ

2008年07月12日 11時54分24秒 | Weblog
 保釈中の被告人について、上告棄却決定がなされてどのくらいしたら収監されるか、知っている法律家は実に少ない。
 村上正邦氏の場合、上告棄却が3月27日で、収監が5月15日だから、約1か月半であった。
 上告していた場合、収監の業務は高検が取り扱う。被告人はまず「小菅ヒルズ」(東京拘置所)に収容されて、どの刑務所に行くかなどについて「分類面接」を受ける。
 ちなみに、「小菅ヒルズ」というのは、佐藤優氏のネーミングである。
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がんばるべからず

2008年07月12日 08時26分18秒 | Weblog
 修習中指導担当の弁護士の先生から、冗談半分に、
「あんまりがんばりすぎると、かえってボス弁から疎まれることもあるから、注意しなさい」
と助言されたことがある。
 その趣旨は、ボスから配点される仕事の中には、ボスの重要顧客の事件が含まれていることがあるが、そこでがんばって仕事をして、その顧客に好印象を与えると、ボスは、
「このお客をうちのイソ弁が独立するときに奪っていくかもしれない」
という疑念、はっきりいえば嫉妬に駆られるのだという。上記弁護士先生がいうには、こうした例をよく見てきたそうだ。
 確かに、同じ事務所で働いていても、弁護士というものは、サラリーマン以上に「ライバル」なのかもしれない。ましてや、弁護士過剰の現在と将来においては。
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