Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

参考書を疑え

2008年07月03日 23時18分11秒 | Weblog
 佐藤優氏が絶賛する高校参考書「理解しやすい政治・経済―新課程版 (シグマベスト)」だが、こと政治分野に関する限り、若干誤りが見られる。
 たとえば、族議員に関する以下の記述:
「保守党では高級官僚出身者が特定官庁と結びついた族議員となり、行政機構とのパイプを背景に勢力を強めている」(101ページ)。
 元外務族議員の鈴木宗男氏、財務族?の小泉元首相、文教族の森元首相、道路(国土交通省)族の古賀誠氏、などなど、族議員の大半は非官僚出身者である。
 参考書を疑うことも大事である。 
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「謝罪」の文化

2008年07月03日 08時00分24秒 | Weblog
謝罪に「敬服」、大聖堂落書きで修繕責任者(落合弁護士のブログ)
 昔、オリンピックか何かで、大きく期待されていたスポーツ選手が敗退して結果を出せなかったことについて、日本国民に対し「済みませんでした」と謝罪したことが欧米で驚きをもって迎えられ、スポーツで結果を出せなかったからといって国民に対し謝罪する日本人の考え方、精神構造ということが神秘的に語られたことがあったことを、なぜか思い出しました。

 バーディーはここで、自殺した円谷幸吉選手のことを思い出す。
 百年の誤読によると、ベストセラー本「おれについてこい!」を書いた故・大松監督は、軍隊に入って「鬼」と化したらしい。東京オリンピックはいわば戦争の延長だったのである。こう考えると、円谷選手がなぜ自殺したのかも分かるだろう、というのが、豊崎由美さんの指摘である。
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