大分県教委汚職、小学校など捜索…教頭「誘惑に負けた」
男性教頭は2003年度から管理職任用試験を受け始め、今年3月に教頭昇進の内示を受けるまで4回連続で不合格だった。「他の合格者と答え合わせをしても自分のほうが成績が良かった。でも合格するのは県教委幹部と釣りやゴルフに行く人ばかり。まともにやってもダメだと思った」
この記事を読んで、バーディーは、(金銭の授受はないにしても)どこの組織でも、程度の差こそあれ、こうした現象がおきているのではないかと感じた。
バーディーが社会人になりたてのころ、仕事ができないのに出世している人、あるいはその反対の人があまりにも多いのに驚いた。つぶさに観察すると、社内においては、能力・実績よりも、実力者とのコネや血筋の方が重視されていることに気付いた。そして、会社で長くやっていくためには、私としても何らかの後ろ盾が必要だということに思い至ったのである。
その後、こうした組織の論理に嫌気が差したこともあって会社を辞めたわけである。だが、法曹界でも、少なくとも検察においては、「閨閥組」と呼ばれる、先輩検事の娘と結婚していることによって出世コースに乗った検事のグループが存在するわけだし、裁判官の世界も似たりよったりだろう。
大分の場合、金銭の授受がいわば慣習的に行われていたというのが、異常だったということなのだろう。
男性教頭は2003年度から管理職任用試験を受け始め、今年3月に教頭昇進の内示を受けるまで4回連続で不合格だった。「他の合格者と答え合わせをしても自分のほうが成績が良かった。でも合格するのは県教委幹部と釣りやゴルフに行く人ばかり。まともにやってもダメだと思った」
この記事を読んで、バーディーは、(金銭の授受はないにしても)どこの組織でも、程度の差こそあれ、こうした現象がおきているのではないかと感じた。
バーディーが社会人になりたてのころ、仕事ができないのに出世している人、あるいはその反対の人があまりにも多いのに驚いた。つぶさに観察すると、社内においては、能力・実績よりも、実力者とのコネや血筋の方が重視されていることに気付いた。そして、会社で長くやっていくためには、私としても何らかの後ろ盾が必要だということに思い至ったのである。
その後、こうした組織の論理に嫌気が差したこともあって会社を辞めたわけである。だが、法曹界でも、少なくとも検察においては、「閨閥組」と呼ばれる、先輩検事の娘と結婚していることによって出世コースに乗った検事のグループが存在するわけだし、裁判官の世界も似たりよったりだろう。
大分の場合、金銭の授受がいわば慣習的に行われていたというのが、異常だったということなのだろう。