京大病院:ドロドロ、身内で訴訟ざた/飲み物に睡眠薬 競争心むき出し?
医事評論家の水野肇さんも背景について、学力が高すぎるゆえに生じた「強すぎるお互いのライバル関係があるのでは」と推測。「学校の勉強ができるのが良い医者の条件ではない。バランスの取れた豊かな人間性が必要だ」と話している。
「医局」内部での足の引っ張り合いなら昔からある。遠藤周作の「海と毒薬」で描かれた九州大の医局(京大の出先だった)では、出世競争のために不必要な手術までやる医師が登場する。
入院患者のカルテに虚偽記載をした看護師について、院長は「いまどきの若者は分からない」というニュアンスのコメントをしているが、そうではなくて、京大病院においては、昔ながらの足の引っ張り合いが極端かつ公然と行われているというのが実態なのかもしれない。
医事評論家の水野肇さんも背景について、学力が高すぎるゆえに生じた「強すぎるお互いのライバル関係があるのでは」と推測。「学校の勉強ができるのが良い医者の条件ではない。バランスの取れた豊かな人間性が必要だ」と話している。
「医局」内部での足の引っ張り合いなら昔からある。遠藤周作の「海と毒薬」で描かれた九州大の医局(京大の出先だった)では、出世競争のために不必要な手術までやる医師が登場する。
入院患者のカルテに虚偽記載をした看護師について、院長は「いまどきの若者は分からない」というニュアンスのコメントをしているが、そうではなくて、京大病院においては、昔ながらの足の引っ張り合いが極端かつ公然と行われているというのが実態なのかもしれない。