「命の値段」、非正規労働者は低い? 裁判官論文が波紋
今でも、男女や大卒/それ以外などで区別している筈だがそれは問題にならないのか?個人的に違和感を覚えるのは、例えば、年収300万円台の女性よりも、賃金センサスに準拠して算出した専業主婦の逸失利益の方が高くなるようなケースである。
結局のところ、昔から指摘されてきたことではあるが、損害を「現実に得た収入」と「得られたはずの収入」との差ととらえる考え方(差額説)に問題があるのではないか。
今でも、男女や大卒/それ以外などで区別している筈だがそれは問題にならないのか?個人的に違和感を覚えるのは、例えば、年収300万円台の女性よりも、賃金センサスに準拠して算出した専業主婦の逸失利益の方が高くなるようなケースである。
結局のところ、昔から指摘されてきたことではあるが、損害を「現実に得た収入」と「得られたはずの収入」との差ととらえる考え方(差額説)に問題があるのではないか。