ある公認会計士の先生と話をしているなかで、最近の金融機関がナンセンスな書類作成を要求するという話題が出た。ある銀行が、その先生の顧問先企業に対し、「3年分の資金繰り表」の提出を求めたというのである。
業種にもよるが、3年先の売上を予測するのはまず不可能であり、そのような机上の数字を並べた書類を作っても殆ど無意味である。このことは、商売人ならすぐ分かるはずである。
この話を聞いて思い出したのが、昔勤めていた会社の天下り役員が、「取引先の10年分の資金収支くらいはシミュレーションしてるんだろうな?」と述べていたという話である。そのような無意味な「数字づくり」に時間を費やすほど、人生は長くない。
業種にもよるが、3年先の売上を予測するのはまず不可能であり、そのような机上の数字を並べた書類を作っても殆ど無意味である。このことは、商売人ならすぐ分かるはずである。
この話を聞いて思い出したのが、昔勤めていた会社の天下り役員が、「取引先の10年分の資金収支くらいはシミュレーションしてるんだろうな?」と述べていたという話である。そのような無意味な「数字づくり」に時間を費やすほど、人生は長くない。