Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

間に合わない

2010年03月20日 09時40分48秒 | Weblog
判決間に合いません 開廷2時間半前に延期 名古屋高裁(ボ2ネタより)
 3人で意見が分かれているのかな。
 単独体の場合でも、判決の延期はときどきある。バーディーも年に1~2回あり、いずれも敗訴判決であった。ひどいのになると、2回判決言い渡し期日を延期したあげく、弁論を再開した裁判官もいた。東京地裁の某部総括判事である。
 時間に少し遅刻してくる風習を「弁護士時間」と呼ぶらしいが、法曹界において「締め切り厳守」の姿勢が甘いのは、弁護士だけではなく、裁判所の姿勢も一因なのかもしれない。
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守秘義務ねえ

2010年03月19日 08時10分21秒 | Weblog
 エクスターンシップで受け入れている学生に対する法曹関係者の態度は複雑である。例えば、法テラスの国選事件受付には「ロースクール生立ち入り禁止」の張り紙が貼ってあるし、調停や労働審判では裁判官や相手方から立会いを拒否されることも多い。
 その際、彼らが根拠として持ち出すのが「ロースクール生に守秘義務はないんでしょ?」という理屈である。修習生であれば守秘義務違反に対しては懲戒処分が科せられるが、ロースクール生については、仮に各大学院に制裁の定めがあったとしても事実上機能しないとみているようである。
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大量破壊兵器

2010年03月18日 08時16分59秒 | Weblog
チャベス大統領、米国の人権報告にかみつく ベネズエラ
 よくぞ言ってくれました。
 アングロサクソンの「偽善」を「政治的成熟の証」ととらえたのはトーマス・マンだが、近年のアメリカの政治家の言動はどうもそのよき伝統とは性質が違うようである。
 例えば、民主党政権得意の「人権外交」。人権を武器にアグレッシブな外交を行うのが狙いだが、グアンタナモ事件など、身内の「人権侵害」でそれどころではない。しばらく人権外交をやめにするという選択肢をとってもいいと思うのだが。
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0.5人工

2010年03月17日 08時32分42秒 | Weblog
 吉野家などで食事をしていると、繁忙時間帯に従業員の数が不足気味なのが明白だが、かといって1人増やすほどでもないという現象に出くわすことがある。バーディーはこれを個人的に「0.5人工(にんく)の不足」と呼んでいる。
 こんな場合、一般の小売店等であればパートを雇えば解決するわけであるが、法律事務所ではそうもいかない。まず、繁忙期・繁忙時間帯が一定していないことが多い。また、電話はいつ鳴るか分からない。さらに、事務員さんにも裁判所などに出張に出てもらう必要があり、その間は事務所に待機要員が必要である。
 かくして、一人事務所でも事務員さんが2人というところが結構あり、0.5人工にまるまる1人を充てているのである。
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都落ち

2010年03月16日 08時03分06秒 | Weblog
東大合格者に異変 都立日比谷が倍増 (J-CAST)
 「地方の名門校の生徒は、地元の国公立を受験する傾向が強まっています。これは、最近の不景気を背景に、経済的な理由で地元を選ばざるを得ないケースがあるのはもちろんです。ですが『お金はある』という場合でも、『友達も沢山いるし、住み慣れた町がいい』と、高校生の保守化が進んでいる面もあります。例えば関西の名門高校であれば京都大学、九州であれば九州大学を受験するでしょう。その結果、関東の学校から多くの東大生が出ているとみるべきでしょう。決して、地方の名門校の学力が落ちているということではありません」

 そうだと思う。
 子供を東京の大学に行かせる経済的余裕のある地方の家庭は減少している筈だし、学生としても、せっかく苦労して上京しても就職が大変というのであれば、東大だけではなく都内の大学を受けず地元の大学に絞るというのも合理的だろう。
 逆に、都内に実家があるが、あえて地方の大学に進学した人については、都内での就職は難しくなってしまうだろう。コネがあれば別だけど。
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映画酔い

2010年03月15日 08時05分33秒 | Weblog
 やっとまとまった時間がとれたので、遅ればせながらアバターを観る。さすがに3D映像の迫力はすごい。
 と思っていたら、地響きがする。映画の効果音ではなく、本当の地震であった。この時点で既にめまいがしそう。
 アバターが高い木の枝を異動する場面や恐竜に乗って空を飛びまわる場面は、やや高所恐怖症のバーディーにめまいを催させる。
 途中で明らかにストーリーがダレる。「早く終わらないかな」という期待が頭をもたげるも、すぐに裏切られる。後半は完全にデジャヴュのシナリオ。
 とはいえ、久しぶりに個性的な映画を観た。3年ほど前に観た「インランド・エンパイア」以来のことだ。
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VOCALIST4

2010年03月14日 09時05分07秒 | Weblog
徳永英明、『VOCALIST 4』で松田聖子の「赤いスイートピー」歌う
 この人が女性シンガーの曲をカバーするとバカ売れするのは当然だ。デビュー曲の「レイニー・ブルー」自体、女性の思いを歌ったものだし。それに、選曲も、80年代という日本が最後の輝きを放っていたころの曲が多いことから、アラフォー世代に受けがいいのだろう。
 個人的には「時の流れに身を任せ」が楽しみ。
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棚見

2010年03月13日 09時53分55秒 | Weblog
難解な本を読む技術 光文社新書
 以前紹介したこの本は、大学に入りたての方にお薦めであるが、弁護士にとっても役に立つ。
 例えば、「棚見」の技術(37p~)。読むべき本を探すために、書店に行って棚を眺める。「これは」という本が見つかれば、パラパラめくって内容をスキムする。これを何度か繰り返すうちに、この分野の問題点がある程度明らかになり、自分が読むべき本が見つかるというもの。
 未知の分野の問題について「意見書」などを書いてくれと依頼された弁護士は、おそらく、書店や図書館でこうした作業をやっているだろう。
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異動の季節

2010年03月12日 08時11分34秒 | Weblog
 3月は異動の季節である。
 バーディーの元同僚の何人かも転勤でしばらくお別れとなる。希望通りの人もいれば、適当に配置されたような人もいる。どこもそうだが、人員配置にそれほど合理性は見られない。どうやら異動は、「人間関係のシャッフル」「気分転換」が主な目的のようだ。
 裁判官や検察官も定期人事異動のようで、期日が4月まで延ばされた公判があった。正直に言って、いい迷惑である。
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風通しと政治力

2010年03月11日 07時56分16秒 | Weblog
日弁連会長に宇都宮氏、路線転換訴え主流派破る
 弁護士会も政権交代が実現したわけだが、前途は多難だろう。
 まず、法曹人口問題について、既得権団体とみなされ発言権を奪われたに等しい弁護士会が、どうやって発言権を回復するのか。
 政権与党に働きかけるしかないが、幸いにも、今の与党には弁護士出身の政治家が多い。仙石大臣しかり、枝野さんしかり。宇都宮会長のもとで実務を取り仕切る事務総長には福島瑞穂社民党代表のご主人が就任するという。
 新会長は、風通しをよくしたうえで、政治への働き掛けも強めるということになるだろう。
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