Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

中高年男性のうつ病

2010年09月20日 08時03分20秒 | Weblog
中高年男性のうつ病
 増加する自殺者の中には、多くのうつ病患者が含まれていると指摘されている。
 おそらく、職場でうつ病ないしそれに近い状態の中高年男性を発見することは、そう難しくないと思う。特に管理職の場合だと、周囲が相当困惑することになる。
 例えば、
・午前中機嫌が悪く、ちょっとしたことで激怒するが、夕方になるとニコニコしている。
・些細なことでふさぎこみ、ネガティブなことばかり言う課長。
・大事な出張になると病気を理由にドタキャンする。
 従来は男性のプライドでうつを公表しない、あるいは病院に行かないので自覚がない、などということもあったが、周りに迷惑をかけるくらいなら、早く診察を受けてほしいものだ。
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的中?

2010年09月19日 08時35分59秒 | Weblog
最高裁、「住所は公園」認めず ホームレス男性の敗訴確定
 昨年、うちの事務所でエクスターンをしていたロースクール卒業生から合格の報告があった。その中で、「先生が教材で使った判例が、司法試験の行政法で出てびっくりしました」という指摘があった。こちらこそびっくりだ。
 エクスターンで教材としたのは、大阪扇町ホームレス訴訟の一審と二審判決。ロジックを比較して論評せよというもの。この事件については、東大の小早川教授(行政法)と木庭教授(ローマ法)との間で激しい論争があったらしく、問題の判決であった。
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差額説

2010年09月18日 09時37分10秒 | Weblog
「命の値段」、非正規労働者は低い? 裁判官論文が波紋
 今でも、男女や大卒/それ以外などで区別している筈だがそれは問題にならないのか?個人的に違和感を覚えるのは、例えば、年収300万円台の女性よりも、賃金センサスに準拠して算出した専業主婦の逸失利益の方が高くなるようなケースである。
 結局のところ、昔から指摘されてきたことではあるが、損害を「現実に得た収入」と「得られたはずの収入」との差ととらえる考え方(差額説)に問題があるのではないか。
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欠前提

2010年09月17日 08時02分33秒 | Weblog
司法修習の給費継続は変だ(日本経済新聞)
 確かに、「納税者の納得」は得難いかもしれない。だが、この記事は前提を欠いていると思う。それは、「社会的にも経済的にも恵まれた法曹(裁判官、検察官、弁護士)」というくだり。
 裁判官は別格だが、そもそも法曹の中で裁判官になるのはほんの人握り。検察官だって、労働環境は苛酷で、離職率も高い。弁護士に至っては、今やワーキングプアーの典型例に挙げられても不思議ではない状況。
 上の記事は、最高裁が上告を棄却する「前提を欠く」というやつに似ている。
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「生存」の貴重性

2010年09月16日 09時02分30秒 | Weblog
日本の歴史をよみなおす(全)
 超ロングセラーだが、長いこと読んでいなかった本。読み始めると面白さが尋常ではない。
 今はまだ第3章「畏怖と蔑視」のところだが、面白いのは、古代日本では身体障害者差別が存在しなかったということ。縄文時代の日本人ゼロ歳児の平均余命はなんと17歳だったそうで、そんな社会では生存することは稀なことであって、人間そのものが非常に大切であり、差別など生じる余地がなかったのである(p83)。
 今や、差別は社会のあちこちに蔓延し、年間数万人が自殺する時代・・・・・・。
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「その後」の問題

2010年09月15日 08時20分09秒 | Weblog
法科大学院修了後の仕事は 初の就業調査
 制度によって社会を変えようという発想は、必ずしも間違っていない。だが、「(司法試験に合格できない場合でも)企業は法科大学院出身者を採用する」という想定は、余りにも甘すぎた。
 実際、ロースクール発足前から、かなり多くの企業の法務担当者が、「司法試験に合格できない人は採用しない」と明言していたそうである。
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病名

2010年09月14日 08時14分00秒 | Weblog
玉置浩二はドラッグ依存じゃない! 音楽関係者が明かす「奇行」の原因
 統合失調症か。
 バーディーが国立に住んでいたころ、よく谷保駅近くのサウナに来ていたのを思い出す。気さくな人物と言う印象があったが、大変な病気と闘っていたのか・・・。
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ドイツは手本か?

2010年09月13日 08時09分22秒 | Weblog
休むために働くドイツ人、働くために休む日本人
 メリハリをつけるドイツ人の働き方は参考にすべきだが、仕事に対する考え方まで手本にすべきだろうか?
 ドイツ帰りのある商社マンによれば、ドイツ人労働者は、医者と結託して診断書を作り、1週間単位でしょっちゅう休暇を取るらしい。かつての勤勉なドイツ人はどこへ行ったのやら。
 うがった見方をすれば、戦後日本と同様に、連合国がドイツ精神を巧みに変容させ、(彼らにとって)無害化したのかもしれない。
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ドサクサ

2010年09月12日 07時56分20秒 | Weblog
中国・国務委員、衝突船長らの即時引き渡し要求 (読売新聞)
 民主党代表選で機動的な対応が難しいのを奇貨として、ドサクサに紛れて衝突させたと疑われる。もちろん、要請にこたえる必要はない。
 大使はどう回答するのだろうか?
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全体像

2010年09月11日 09時39分43秒 | Weblog
村木元局長「これ以上、私の時間を奪わないで」 郵便不正
 ある特捜事件の弁護を担当していた先輩弁護士から聞いた話だが、取り調べの担当検事は事件の全体像を知らされておらず、上席からは、例えば「(賄賂の)対価性について調書をまけ」と指示されているらしい。
 当たり前のことだが、全体像が見えないまま仕事をすると、間違いが起きやすい。「木を見て森を見ず」というやつである。ストーリを描いたのは特捜の幹部だろうが、それを知る人が少ないのであれば、捜査の過程で修正される機会も減ってしまう。
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