Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

奇説にあらず

2013年07月18日 07時27分03秒 | Weblog
アマテラスの誕生
 折口信夫説をベースに書かれた、アマテラスの変容を中心に記述した本。結構面白く、一気に読んでしまった。
 さて、著者の筑紫先生は、「アマテラス=持統天皇」説を唱える。私もこの説は知っていたが、「奇説」だと思っていた。ところが、筑紫先生の分析を読むと、奇説などではないことが分かる。
 アマテラスが女であり、子供ではなく孫(文武天皇)が即位するというのは、現実をモデルにしていると考えるのが自然なのだろう。
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癒しの本

2013年07月17日 07時49分39秒 | Weblog
アジアンリゾートプールブック 心地よいアジアのリゾートプール30選(地球の歩き方books)
 古本屋で目にとまり、衝動買いした本。
 写真の美しさもさることながら、プールを「建築物」とみる視点が新鮮である。
 忙しくて旅行に行けないときなどには、この本を眺めることになるだろう。
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口だけの人

2013年07月16日 07時49分53秒 | Weblog
 社会人になって最初の職場の上司は、部下の全員から「口だけの人」と呼ばれていた。
 あるとき、部門のほぼ全員が残業してノルマを達成したら、その上司が、「みんなを上野の焼き肉屋に連れて行って、慰労会をするからな」とにこやかに述べたが、その約束が守られることはなかった。
 こういう人間を見極めるのは、女性の得意技である。ちょっと立ち居振る舞いを見ただけで、すぐ気づくようだ。何かセンサーのようなものでもついているのだろう。
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合格率3%

2013年07月15日 08時14分10秒 | Weblog
「わしは、間違っていた」(成川先生のブログ)
 「「2振したら、1年受け控えして、次の次に必勝を期すべきである」。もちろん、2回目の受験日の翌日から基本(基礎)から、「命をかける」ぐらいの気持ちで、勉強することが、前提になる。」

 成川先生が説を改めた最大の理由は、「2回不合格になった人の合格率は、3~4%である」ということだそうだ。要するに、2回不合格になるからには、根本的なところで足りない点があるため、これを是正するには時間がかかるということなのだ。
 私の元同期で、3回目に合格した人は2人いる。だが、これは昔の話なので、参考にならない。今では、3回目の合格率は、わずか3%台なのだ。
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匿名

2013年07月14日 08時37分26秒 | Weblog
東京地裁、氏名明記を要求 地検拒否、裁判打ち切りも 児童わいせつ被害者匿名で起訴
 従前から、起訴状朗読や被告人質問などの際に被害者の名前を述べるのではなく「被害女性」などという語を用いる、供述調書の住所の欄をマスキングするなどの配慮がなされてきたが、起訴状に氏名を記載しないという措置はごく最近のものである。
 これは、ネットでの検索などにより、氏名だけである程度その人物が特定できてしまうという事情があるように思う。特に、珍しい名前だったりすると、すぐに特定できてしまう。
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生活レベル

2013年07月13日 07時19分22秒 | Weblog
 依頼者からの預かり金を着服するたぐいの弁護士の不祥事が増えている。特に、年配の弁護士が多い。
 この背景には、よくいわれている、「一度上げた生活レベルを落とすのは難しい」という問題があるのではないかと思う。
 30~40年前、つまり、合格者が400~500人だった時代、司法研修所では、「俺は、弁護士になったら、家に毎月200万円を持って帰って、余った分は全部自分のものにするんだ」などという会話がよく聞かれたらしい。実際、(寡占市場ということもあってか)仕事はふんだんにあり、弁護士になれば確実に稼げたようだ。
 こうした年代の弁護士は、さらに悪いことに、バブルを経験している。高級外車を乗り回す、不動産投資に手を出す、銀座のクラブを毎晩豪遊する、などという生活を送った弁護士は珍しくない。自家用ヘリを購入した弁護士もいた。
 こういう人生を送ると、やはり勘違いが生じて、生活レベルが分不相応に上がってしまう。そして、いったん上がってしまった生活レベルを下げるのは、至難のわざである。家族全体で上がった場合には、到底下げるのは無理である。
 こうした弁護士が、昨今の厳しい経営環境の中で、依頼者から預かったお金を、自分の生活にあててしまうのではないだろうか。
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惨事

2013年07月12日 07時45分14秒 | Weblog
中尾明慶、家庭内の惨事明かす「ペットとルンバ飼ってる方は気をつけて
 確かに、犬猫とルンバの組み合わせは危険かもしれない。
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経費削減

2013年07月11日 07時46分08秒 | Weblog
 売上げが落ちてくると、どの企業も経費削減を模索するのだが、このやり方次第でさらに落ち目になる企業もある。
 例えば、上層部が責任をとることなく、リストラをやろうものなら、士気が低下し、売上げは落ちるだろう。トップが天下りだったりすると最悪である。最低でも役員報酬はカットすべきだろう。
 余りに細かいところで経費削減をしようとすれば、やはり士気に影響する。現役社員は夏場でもクーラーを極力使わず、電気も暗い状態で仕事をしているのに、ОBが専用の部屋で囲碁などしている会社は、やがてダメになるだろう。
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メッセージがない

2013年07月10日 08時02分44秒 | Weblog
 「新潮45」で、佐伯啓思先生が、「まともに日本語を使えないのに、はやい時期から英語教育を実施するなどばかげている」という趣旨のことを書いていたが、同感である。
 佐伯先生は、「日本人はまともな日本語をしゃべっていない」というが、私は、問題の本質は別にあると思う。メッセージがないのだ。
 このことは、外国に留学・生活してみると分かる。例えば、講義の最中、アジアの他の国の留学生は積極的に自分の意見を述べるが、日本からの留学生は何も発言しないか、したとしても空疎な内容の発言でしか出ないことを見れば分かる。伝えたいことがないからである。
 この原因は、福沢諭吉であれば、「一片の独立心」がないからだというだろうし、夏目漱石にかかれば、「自律的な思弁の欠如」という言葉で要約されるだろう。他人事ではないのだが。
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費用の問題

2013年07月09日 07時19分17秒 | Weblog
不法滞在などの75人、チャーター機で一斉に強制送還
 オーバーステイの事件では、判決宣告時に、裁判官が、
「お金があれば飛行機で、ないのであれば、船で本国に帰ることになります」
と告げることが多い。だが、帰国を拒否した場合にどうなるかについて、説明した裁判官を見たことはなかった。
 実際には、こういう説明は正確ではなかった。「お金がないときは、船又は飛行機で帰国することになります」と言うべきなのだ。
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