必修科目

こっそり決められた司法試験の「行政法必修化」とその内実
　今週は司法試験である。
　受験生の中に、行政法を苦手とする人が多いようだが、黒猫さんの指摘をみると、受験生が気の毒というほかない。
　ちなみに、「ある年の論文試験で非常にマニアックな問題を出して受験生のひんしゅくを買ったこともあるようです」というのは、「一部事務組合」について問うた論文試験を指している。学者の中にも意地悪な問題を出すのが好きな人が多いのかもしれない。
　

継続的行為

外れ馬券、二審も経費と認定＝検察側の控訴棄却―大阪高裁
「米山裁判長は「営利目的の継続的行為から生じた所得であれば雑所得」と指摘。」

　私は合理的な判決だと思う。だが、このような機械的な馬券の買い方は、本当に好きで競馬をやっている人はけっしてやらないだろう。予想することが最大の楽しみなのだから。
　

悪情状

黒子のバスケ事件、被告が法廷で吐露した「負け組」の思い
　「こんなクソみたいな人生、やってられないから、とっとと死なせろっ」

　弁護人の苦労が思いやられるが、確かに、こういう風に厳罰を希望する被告人は存在する。
　裁判所としては、こういう人物に対し刑罰に教育的効果は見込めないので、応報的側面を重視して、厳しい刑を言い渡すのではないだろうか。

仮死状態

車輪格納部から少年が出てくる場面
なぜ無傷。
　ＣＮＮの解説では「Hybernation」（冬眠）という言葉を使っていたが、酸欠と低温で仮死状態に陥ったことが生存の理由ではないかという。
　だが、この手の「搭乗」での生存確率は約２割で、飛行時間を考えればとてもソマリアまでは行けそうもない。

ストレス

里見香奈が体調不良で休場　半年間　ストレス原因か
　これには同情する。
　初めての一人暮らしで、２人分の仕事（女流棋士としての対局と奨励会）をこなせば、病気になってもおかしくない。ちなみに、畠山鎮七段（元奨励会幹事）によると、普通の女流棋士の六倍から七倍の仕事をこなしていたらしい。
　じっくりと休養して、元気に復帰してもらいたい。
　
　
　

到達度

文科省、法科大学院に到達度試験　司法試験の合格率低迷で
　「教育内容の改善」に活かすのはいいとしても、「成績の悪い生徒に、別の進路を検討してもらう際の資料にもしたい」というのはやや引っかかる。前者（教育内容）に問題がないことが判明しない限り、成績の悪さを生徒自身に帰することはできず、「別の進路」を進めることはできないはずではないか？
　
　

行楽日和（２）

　近くの公園に行くと、途中の道路からして大渋滞である。
　イベントでもあるのかと思ったら、案の定、肉料理関係の店に大勢集まっている。
　それだけではなく、サイクリングコース、ジョギングコース、散歩コースとも人で溢れており、ベンチにも座る余地がないほど。
　近場でくつろごうにも、これではくつろぐどころではない。

行楽日和

　今日は一日天気がいいらしく、絶好の行楽日和である。
　去年はちょっとした低山歩きと温泉に行ったのだが、今年は予定がない。一言で言うと、どこも混雑していて気が休まらないので、静かな休日を過ごしたいのである。
　混雑といえば、近年の登山＆トレイルランのブームは呆れるほどである。土日休日のホリデー快速の車内は人で埋め尽くされ、ふだんの通勤ラッシュと同じように疲れる。山道も渋滞して快適ではない。昔はこんなではなかったのだが・・・。

期待値

　どんな商売でも、お客さんに過大な期待を持たせることの危険性はあると思う。
　新人弁護士が研修で必ず聞くのが、「執行猶予がとれると説明したのに実刑が言い渡されて依頼者とトラブルになったケース」である。これは典型的な「期待値上げすぎ」の例である。
　だが、逆に、これを恐れて最初からやや厳しめの説明をすると、今度はお客さんがガッカリして別の業者に移るケースもある。
　その辺の感覚は思ったよりも難しい。早期独立の人はおそらく最初は苦労するのではないだろうか。

活動休止

渡辺直美、「無期限で芸能活動をストップ」!?　引き金は『ピカルの定理』打ち切りか-
　これは驚き。
　ＮＨＫの「伝えてピカッチ」にもレギュラー出演しており、仕事の幅を広げているなあと思っていたところなだけに、本当であるとすれば残念。