Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

崩壊後

2016年01月21日 08時16分29秒 | Weblog
中国経済大崩壊の危機が迫っている
 中国経済が崩壊するのは確実であるとして、それでは、その結果、中国がどうなり、その影響が日本を含む他国にどう及ぶのかについて、十分な議論がされていないように思う。
 ただ、多くの論者が指摘しているのは、「経済が政治(党)と密接に結びついているため抜本的な改革が困難であること」、財部氏の言葉でいえば、「構造改革か、中国共産党の崩壊か。究極のジレンマだ。当面、中国は一時的にとりつくろう弥縫策を繰り返すいがいに選択の余地はない。 」ということである。
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就職先

2016年01月20日 08時10分17秒 | Weblog
若手弁護士残酷物語
 65期か66期の修習生で、修習終了後、書記官になった人がいたという。 
 書記官は、裁判官の部下のような職位なので、場合によっては、同期で裁判官になった人の下につくという場面が出てくる(サラリーマン社会では、同期や後輩の部下になる場面は珍しくないのだが、法曹界ではあまり聞いたことがない。ただし、毎年ごく少数の人が、司法試験に合格した上で家庭裁判所調査官になるという話は聞いたことがある。)。
 私は、この方の選択が理解できる。
 今のように、裁判官や検察官、弁護士事務所に採用されるのが厳しい時代にあって、修習終了時点で多額の借金を抱えているというのであれば、ソクドクにかかる初期投資を負担できないというケースもあるだろう。そんなとき、裁判実務を学びながら資金を蓄える手段として、「公務員」になるのは、決して不合理なことではない。
 家族持ちなどであれば、そもそも弁護士として開業するなどというリスキーなことをせず、そのまま書記官として勤めあげることもありだろう。
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見せしめ

2016年01月19日 07時28分58秒 | Weblog
人気アイドルのSMAP、ジャニーズ事務所に歯向かったらどうなるかを公共の電波を使って解説
 ツイッターの「芸者置屋から逃げ出そうとした芸妓の見せしめ」という比喩がぴったりである。
 一番違和感があるのは「ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれた」とあるところで、ファンや視聴者への謝罪がいつの間にか「ジャニーさん」への謝罪に変わっている。このセリフは自発的なものとは考えられず、これを生放送で言わせた人物・組織は「怖い」としかいいようがない。
 こうなると、いずれかのタイミングで解散・独立ではないかと予想する。
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言葉でごまかす

2016年01月18日 08時07分18秒 | Weblog
日本的霊性(鈴木大拙)
 いろんな人が称揚しているので読んでみたが、かなり問題のある本である。
 そもそも、「霊性」の定義からして問題がある。精神と物質との「二元的世界」の相克を克服するためには「霊性」が必要であるといい、これは「宗教意識」と言い換えてもよいという(p6)。ここで、既に不明確な概念が突如として出現している。
 しかも、「霊性」というのは人類通有のものではなく、「日本的」「シナ的」「印度的」などという風に、民族(又は国家)ごとに単位があるらしい。なぜなら、「霊性」は「大地」(生活)を離れることができず(p59)、民族ごとに生活が異なるからのようである(ただし、はっきりとした説明はない)。
 結論として、鈴木氏は、「禅と念仏」が日本的霊性の中核であるというが(p9)、その理由がすさまじい。例えば、「禅」については、「日本人の生活そのものが禅的である」(p11)から、日本的霊性の中核をなすのだという。絵にかいたようなトートロジーである、
 言葉を単純に追っていけば、論理が破たんしていることはすぐに分かるのだが、こういう本をありがたいという人も結構いるのだから、なんともはや・・・。
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内定獲得後

2016年01月17日 08時15分59秒 | Weblog
スキーバス転落:運行代金、基準下回る ツアー会社提案か
 痛ましい事故である。
 亡くなった方の多くが大学4年生だというので、おそらく、内定獲得済みで、単位も取れそうなので、卒業前にスキーに行こうと考えたのではないかと想像する。
 逆に、内定が取れなかった学生であれば、(例外もあるだろうが)スキーに行くような金(旅費はもちろん、ウェア代や用具代も結構な負担である)も余裕もないだろうから、この事故には遭わなかったということなのかもしれない。 
 このように考えると、人生、何が幸いとなり、何が災いとなるか測りがたい。
合掌。
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指揮命令権

2016年01月16日 08時36分16秒 | Weblog
「SMAPが司会なら他グループは出ない」メリー喜多川によるパワハラの実態!飯島三智の独立、SMAP分裂解散に至るまで
 この騒動は、労働法的な観点からも興味深い。
 まず、タレントの労働者性という点が一応問題となるが、SMAPは専属契約ということのようであり、おそらく労基法上の「労働者」ということになると思われる。
 次に、メリー喜多川氏の行為(飯島氏に対する「やめなさい」という発言がパワハラに当たるという記事もあるようだが、事務所側の言い分(「週刊新潮」による)では、SMAPのブッキングについて本社の決裁を経るよう要求した行為)が「パワハラ」に当たるかという問題があり、これが微妙である。というのも、飯島氏(肩書は「マネジメント室長」)は、記事を見る限り、本社には形式的な労働者としての地位しかおいていないようであり、事実上は子会社の取締役であるにすぎない可能性があるからである。もしそうであるとすると、子会社の取締役(飯島氏)が、親会社の労働者(SMAP)に対して指揮命令を行うことは異例というべきであり、その法的根拠が問われなければならない。
 推測であるが、親会社・子会社間で業務委託契約が結ばれており、それに基づいて飯島氏が業務を行っていたが、ブッキングの手続きなどについては契約で定めていなかったか、あるいは本社の了承を得るものとされていたが形骸化していたところを、親会社の代表取締役副社長であるメリー氏が、突如従来のやり方を問題視して、飯島氏の権限をはく奪しようとしたというのが実態ではないだろうか。もしそうであるとすれば、メリー氏の行為自体は、一応不合理なものではないと思われ、一概に「パワハラ」と断定するのは難しいかもしれない。
 最後に、「パワハラ解雇」という記事もあるようだが、前述のように、飯島氏は、親会社の(形式だけの)労働者としての地位は残したまま子会社の取締役を辞任するという話かもしれないため、「解雇」というのはおそらく正確ではないということになるだろう。
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組織か人か

2016年01月15日 08時59分09秒 | Weblog
SMAP「退所」の4人が「残留」キムタクをガン無視報道は“情報操作”?
 こうした場面で、組織に残るか独立するかについて、サラリーマンと自営業者とでは意見が分かれるかもしれない。
 サラリーマンは、「スターになれたのは会社の看板のおかげ。やめたらただの人」という発想で、木村氏の選択を指示する人が多いのかもしれない。
 だが、組織といえども結局は人間関係で成り立っているのであり、人間関係が崩壊すれば組織の存立も危うい。私などは、人間関係を重視する人たち、すなわち、独立する4人を強く支持する人間の一人である。。
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心に悪い考え方

2016年01月14日 08時08分29秒 | Weblog
老人性うつ 気づかれない心の病(和田秀樹)
 従来から完璧主義者はうつ病になりやすいと指摘されてきたが、「心に悪い考え方」はほかにもある。
 例えば、他人を敵と味方とに分ける「二分割思考」、相手の心の中を勝手に決めてしまう「読心」、将来のことを勝手に決めてしまう「占い」、ちょっとしたことをおおごとと決めてしまう「破局視」なども「心に悪い考え方」とされている(p218~)。
 和田氏は、加齢とともに、物の考え方(のクセ)を変えることが、精神的な健康を保つために必要であると指摘する。
 だが、思考パターンというものは簡単には変わらないので、若いうちから気を付けなければならないのかもしれない。そういう意味では、この本は、身内に老人がいない若い人にとっても読む価値があるだろう。
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分裂と脱退

2016年01月13日 08時12分26秒 | Weblog
SMAP消滅で業界混乱…29年目5人の衝撃的決断
 「国民的アイドルグループSMAPの中居正広(43)稲垣吾郎(42)草なぎ剛(41)香取慎吾(38)が、ジャニーズ事務所から独立することが12日、分かった。木村拓哉(43)は事務所に残る方向だが、グループはこれで事実上の解散となる。」

 内容を見てちょっとした違和感を抱く人は多いだろう。
 「4人」対「1人」だと、通常は「脱退」となるところなのだが、そうではない。
 となると、木村氏には2人分以上のウェイトがあるということなのだろう。
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拒絶されること

2016年01月12日 08時14分16秒 | Weblog
283回の不合格を経験した男性が語る「拒絶されると人生が好転する7つの理由」
 「不合格」とあるから受験や就職の面接かと思いきや、奨学金の申請であった。
 もっと深刻なのは、就職の面接であり、これだと不合格が人格否定に近い場合もある。就活うつや就活関連の自殺が増えている理由の一つでもある。
 そういう状況において、「でも、死んだわけではないのです。」という言葉は、冷静さを取り戻させてくれる言葉になるかもしれない。もちろん、その前に医者にいかなくてはならない場合もあるだろうが。
 
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