Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

かつらと儀礼空間

2019年04月10日 08時08分18秒 | Weblog
「裁判官のかつら」に多額を拠出、ジンバブエ政府に批判噴出
 「アフリカ南部のジンバブエで、裁判官が法廷で着けるかつらを英国から輸入するために政府が多額を費やしていたことが発覚して非難の的になっている。
 地元紙インディペンデントによると、ジンバブエの司法サービス委員会は英ロンドンの法服店に馬の毛でできたかつら64点を注文していた。値段は1点あたり1850ポンド(約27万円)、総額11万8400ポンド(約1700万円)だった。


 江戸時代の「お白洲」、現在の「法服」などが、日常と切断された儀礼空間を作るための装置であることについては、木庭顕先生が的確に指摘したところである。
 それがジンバブエでは「かつら」だったわけだが、これがやり玉に挙がっている。
 おそらくジンバブエでは、「かつら」を廃止しても、それに代替するような「儀礼空間演出ガジェット」が必要になるだろう。
 予算の観点から、「つけヒゲ」などはどうだろうか?
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人選

2019年04月09日 07時39分47秒 | Weblog
紙幣と500円硬貨 デザインを一新へ
 「1万円札には「近代日本経済の父」と言われる実業家の渋沢栄一。5000円札には、女子教育の先駆者といわれ、津田塾大学を創立した津田梅子。1000円札には、破傷風の治療法を開発するなど医学の発展に尽力した北里柴三郎が採用される方向。

 この人選は予想しにくい。
 まず、注目されるのは、1万円札の渋沢栄一である。もっとも、経済人が入ったことによって、夏目漱石や樋口一葉などの文人枠が無くなった。
 他方で、津田梅子と北里柴三郎のように、大学の創始者・学祖と呼ばれる人が二人も入っている。
 5000円札に女性が起用されるという路線は、ほぼ固まったのかもしれない。
 だが、津田梅子というのは意外で、前回候補に挙がった与謝野晶子などが知名度も高くて納得感があったかもしれない(ちなみに、与謝野晶子が採用されなかったのは、当時はお孫さんが政治家だったからと言われている。)。
 それにしても、2年以上前に上記3名をすべて指摘したサイトはすごい。
次のお札の人物は誰になる!?有力候補と人気候補を徹底分析!

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この一首

2019年04月08日 07時59分57秒 | Weblog
百人一首/紀友則(きのとものり)

 百人一首の中で、一番のお気に入りを挙げるとすれば、紀友則の「ひさかたの・・・」である。
 こういう人は多いのではないかと思う。
 関東地方は、おそらく一昨日・昨日あたりが、まさしく「光のどけき春の日」だったと思う。
 ちなみに、花が散ってしまうとと見向きもしなくなる浮世人の方こそ、「しづごころ」がないという裏読みもできそうである。
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自傷行為

2019年04月07日 07時00分19秒 | Weblog
日本の消費増税「自傷行為」=米紙社説
 「5日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは社説で、日本で10月に実施される消費税増税が経済をさらに悪化させる「自傷行為」になるとの見方を示した。

 こういう意見があってもいいと思う。
 問題と思われるのは、こういう意見が国内紙からは出ないということである。
 
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金主

2019年04月06日 08時01分00秒 | Weblog
西武信金、組関連企業に融資か 週明け金融庁検査へ
 「信金大手の西武信用金庫(東京都中野区)が、指定暴力団の関連企業に融資していた疑いがあることが関係者への取材で明らかになった。

 不動産業界の人に話を聞くと、「今は景気がよくない」という声が返ってくることが多い。
 だが、それは、「購買意欲が低下している」という趣旨ではなく、「金融機関の貸出姿勢が厳しい」、つまり金主がつかないという趣旨である。
 2,3年前であれば、多少利回りの悪い物件でもスルガ銀行などが融資を積極的に行っていた。
 特徴的なのは、必ずしも大手ではない金融機関が、不動産投資への融資に積極的だったことである。
 西武信金もその一つで、昨年までは都内のマンションなどに相当資金を融通していたはずである。
 こうしたニュースを聞くと、なんだかバブル時代の金融機関を見ているようで、デジャヴュの感がある。
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媚びない

2019年04月05日 08時26分13秒 | Weblog
イチローさん、国民栄誉賞3度目の辞退 政府に伝える
 「政府はこれまで小泉内閣時代の2001、04年の2度、国民栄誉賞を打診したが、イチローさんは「野球生活を終わった時に、もしいただけるのであれば、大変ありがたい」などと固辞していた。

 政府は、過去の言動から、現役引退後であればイチローは国民栄誉賞を受けることを承諾するとみていたのかもしれないが、そうではなかった。
(ちなみに、旧共産圏などでは、「人民芸術家」という称号が未だに残っているところがあるが、国家が芸術に介入するようで、違和感を覚える。)
 他人に媚びないところは彼らしい。
 今後も日本の球団の監督・コーチにはならない気がするし、テレビなどにもあまり出ないかもしれない。
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逮捕と勾留

2019年04月04日 08時10分42秒 | Weblog
ゴーン被告再逮捕 東京地検特捜部 オマーン資金流用疑い
 「ゴーン容疑者は3月6日に108日間の勾留を経て保釈されたばかりだが、再び勾留された。

 検察の存亡をかけた事件なだけに、やはり執念深い。
 だが、記事を見る限り、立証は簡単ではなさそうだ。
 ところで、気になったのは、「勾留された」とあるくだりである。
 4日に逮捕されたのであれば、まだ勾留されていないはずであり、逮捕と勾留の区別がついていないのではないかと疑われる。
 近年では勾留請求が却下される事案が増えてきているので、こういったところには注意して報道する必要があると思う。
 
 
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何かが起こる

2019年04月03日 07時58分49秒 | Weblog
東京・春・音楽祭2019 アイン・アンガー (バス)来日中止に伴う歌曲シリーズ(4/8)公演中止 および 《さまよえるオランダ人》(4/5, 4/7)/「The 15th Anniversary Gala Concert」(4/12) 出演者変更のお知らせ
 「3 ⽉に来⽇を予定しておりましたアイン・アンガー(バス)は、2 ⽉末より逆流性とみられる裂孔ヘルニアの症状があり、3 ⽉16 ⽇に外科治療を受けましたが、完全な回復には時間を要するとの医師の判断により、今回の来⽇を中⽌せざるを得なくなりました。

 昨年は主役(ローエングリン役)が熱発、一昨年は主役2人(ジークフリート役とブリュンヒルデ役)が体調不良で降板・交代という風に、このところいつも「何かが起こる」東京春音楽祭のワーグナーシリーズ。
 今年は、「さまよえるオランダ人」のダーラント役を予定していたアイン・アンガーが病気で来日を中止することとなった。
 ダーラントは準主役だから、これは大変な事態である。
 代役が見つかったようだが、短い期間での調整は大変だと思う。
 毎年のことだが、主催者の方々の苦労がしのばれる。
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不動産会社

2019年04月02日 08時01分08秒 | Weblog
新元号「令和」が4月1日、発表された。
 「元号発表を受け、「これはエイプリルフールのジョークじゃないんです」として、「REIWAは日本の新元号令和を歓迎します」とツイートしている。

 REIWA.COMは、オーストラリア西部を取り扱い地域とする不動産会社である。
 政府は、国内の地名・商号等に重複がないことは調べたようだが、さすがに海外は対象外だったようである。
 もっとも、海外の人には、「Reiwa」ではなく「Leiwa」という音に聞こえるかもしれない。
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Nippon

2019年04月01日 08時25分06秒 | Weblog
「日本製鉄」きょう発足、時価総額で世界首位奪還に意欲-橋本新社長
新社名は、八幡製鉄所などが34年に合併して発足し50年の財閥解体まで続いた「日本製鐵」の復活を思わせるが、同社は同じではないと説明。今回改名した日本製鉄は「にっぽんせいてつ」と読み、「鉄」の字も新字体で表記するのに対し、戦前の社名は「にほんせいてつ」で旧字体の「鐵」を使用していた。

 「日本」を「にっぽん」と読む社名は珍しいと思う。
 まずは新社名が、特に海外に浸透するかどうかが気になるところである。
 英語では「ジャパン」、フランス語では「ジャポン」、ドイツ語では「ヤーパン」だが、促音を含む呼び方はちょっと見当たらない。
 さて、"Nippon"がスムーズに日本と認知されるだろうか?
 
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