Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

命をいただく

2019年04月20日 07時00分31秒 | Weblog
名古屋港水族館の「寿司ネタ」特別展がシュールすぎると話題騒然!
 「―「かわいそう」という反応を示すお客さんはいませんか?
岡本  「そういう感想ももちろんあるでしょうが、私たちは生物の命をいただいて命をつないでいるし、海の生き物たちも他の生き物の命を食べて命をつないでいる。最近は、魚を切り身の状態でしか見たことがないという子どもも多く、命をいただいているという実感を抱きにくい。生きている魚と、日ごろ食べている寿司をあわせて展示することで、大切な命をいただいていることを分かりやすく伝えられればと思っています」


 「かわいそう」と「おいしい」という矛盾する感情にどう対処するかというのは、誰もが一度は考えた問題だろう。
 だが、こういう厄介で哲学的な問題は、できれば考えたくないという人たちも多い。
 思考停止を生活の知恵だと考えているわけである。
 だが、そういう人ほど、他者を無自覚に傷つける危険は増すだろう。
 子供たちが、「生物は他者を犠牲にすることによって生きている」ということを学ぶためには、意義のある企画だと思う。
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集団飛行

2019年04月19日 07時46分19秒 | Weblog
東京・恵比寿に大量の蜂 ミツバチ「1万匹」情報も
 「18日午前9時ごろ、東京都渋谷区恵比寿1丁目の路上で、大量の蜂が飛んでいると渋谷区役所に複数の連絡があった。
 「巣箱を置き、回収にあたった渋谷区の養蜂家、長島房子さんによると、午前8時半ごろ、近くの住人から連絡を受けて駆けつけた。現場近くには体長1センチのミツバチが1万匹ほどいるという。

 この養蜂家の方は、近所からは感謝されるし、商品の蜂は手に入るしで、良かったのではないか。
 これが野生動物だと、殺処分ということにもなりかねないが。
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回避

2019年04月18日 08時29分25秒 | Weblog
アーモンド、凱旋門回避…遠征費用は会員負担 牡馬サートゥル優先したい生産者
 「牝馬である点もネック。牡馬なら海外G1を勝てば種牡馬としての価値が高まり、引退後も種付け料や売却によって莫大(ばくだい)な利益を生む可能性がある。今回の決定はアーモンドアイを生産したノーザンファームの意向も反映している。

 アーモンドアイは牝馬なので、費用とリスクを伴う海外遠征より、国内でGIを勝つ方がトータルでは儲かるということのようだ。
 牡馬のサートゥルナーリアに勝ってもらった方が、馬主としても生産者としても儲かるのである。
 フェミニスト団体からクレームが来そうな発想である。
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生活と文化・文化財

2019年04月17日 08時20分29秒 | Weblog
ノートルダム「5年以内に再建」と仏大統領 各界から寄付880億円
日本文化私観 坂口安吾
 「見たところのスマートだけでは、真に美なる物とはなり得ない。すべては、実質の問題だ。美しさのための美しさは素直でなく、結局、本当の物ではないのである。要するに、空虚なのだ。そうして、空虚なものは、その真実のものによって人を打つことは決してなく、詮ずるところ、有っても無くても構わない代物である。法隆寺も平等院も焼けてしまって一向に困らぬ。必要ならば、法隆寺をとりこわして停車場をつくるがいい。我が民族の光輝ある文化や伝統は、そのことによって決して亡びはしないのである。武蔵野の静かな落日はなくなったが累々たるバラックの屋根に夕陽が落ち、埃のために晴れた日も曇り、月夜の景観に代ってネオン・サインが光っている。ここに我々の実際の生活が魂を下している限り、これが美しくなくて、何であろうか。見給え、空には飛行機がとび、海には鋼鉄が走り、高架線を電車が轟々ごうごうと駈けて行く。我々の生活が健康である限り、西洋風の安直なバラックを模倣して得々としても、我々の文化は健康だ。我々の伝統も健康だ。必要ならば公園をひっくり返して菜園にせよ。それが真に必要ならば、必ずそこにも真の美が生れる。そこに真実の生活があるからだ。そうして、真に生活する限り、猿真似を羞はじることはないのである。それが真実の生活である限り、猿真似にも、独創と同一の優越があるのである。

 これは、私が高校に入りたてのころ読んで、強烈な印象を抱いた文章だが、ノートルダム寺院の火事で思い出した。
 安吾の見解は、生活に根差していない文化財的なものは空虚であり、「焼けてしまって一向に困らぬ」というものである。
 安吾は、文化財そのものではなく、文化の源であり文化財を作り出す力を持った「生活」に重きを置いているからだ。
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罰としての認知

2019年04月16日 07時53分34秒 | Weblog
双子兄弟ともに「父親」と認定=認知押し付け合いで異例の判決-ブラジル
 「2人は同じ外見を利用し、女性をだましてきた数々の「前科」があるといい、裁判官は「よこしまな行為はかばえない。司法は卑劣な行動を罰しなければいけない」と断罪。2人とも父親として登録するとともに、最低賃金の3割に当たる養育費などをそれぞれ毎月支払うよう命じた。

 日本の家庭裁判所では考えられない判決。 
 何が何でもどちらかを父親に特定する努力を行うだろうし、そもそも認知で罰するという発想はないだろう。
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発射近し?

2019年04月15日 08時15分49秒 | Weblog
北朝鮮のICBM試射再開は近い? 米軍機が警戒監視 沖縄・嘉手納基地に飛来した米軍偵察機「コブラボール」
 「米軍関係情報網が北朝鮮で弾道ミサイル発射実験の兆候などを察知した場合、コブラボールが嘉手納に派遣され警戒監視に当たるのが常である。
 「日本が北朝鮮の弾道ミサイルの脅威にさらされている方が、アメリカ政府にとってもアメリカ軍需産業にとっても都合が良いくらいなのだ。なぜならば、日本政府は弾道ミサイル防衛には惜しみなく金をつぎ込むからである。

 本来は機密情報であるべき「コブラボール」の運用が大っぴらになっているということは、いくつかの狙いがあると思われる。
 一つは、アメリカが北朝鮮に対して、「ちゃんと環視してますよ」と警告するという狙いである。これは当然思いつくことだろう。
 もう一つは、日本に対して、「発射は近いようだけど、同盟国はちゃんと防衛しますよ」というメッセージを与えるという狙いも考えられる。
 
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桜前線

2019年04月14日 08時02分33秒 | Weblog
さくら開花予想2019

 都心ではほぼ散り終わった桜だが、有名な弘前城(公園)の桜は今月下旬に開花の予想となっている。
 東京でも、高尾や奥多摩などでは満開のソメイヨシノをまだ見ることができる。
 この時期のハイキングには、桜を見る楽しみもあるのだ。
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芸は身を助く

2019年04月13日 05時54分51秒 | Weblog
トランプ氏 ゴルフと大相撲プラン 5月 国賓として来日時
 「5月26日に、日本滞在中のトランプ大統領が安倍首相とゴルフをし、プロゴルファーの青木功さんも同伴する方向で、政府が調整を進めていることがわかった。
 トランプ氏は、青木さんとのゴルフを熱望しているという。


 行政学でや組織論では、「インフォーマル・グループ」の重要性が説かれることが多い。
 企業の人事もそのことを理解しているから、インフォーマル・グループの形成を狙ってクラブ活動を奨励しているところは多い。
 外交の世界でも、趣味などのインフォーマルな領域で人間関係が培われることは普通にみられることで、趣味はやはり重要である。
 「芸は身を助く」のとおり、ゴルフは、日米関係の強化に寄与しているのだろう。
 ちなみに、歴代首相の中で芸達者だったのは何といっても宇野宗佑氏で、韓国訪問時にピアノでアリランを弾いていたのには驚いた。
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エレンの主張

2019年04月12日 08時16分10秒 | Weblog
【感想】進撃の巨人28巻
 「エレン「アルミン…お前の脳はベルトルトにやられちまった」
過去の巨人化能力者の記憶に現在の能力者が引きずられると主張している模様。さもありなんという感じ。


 他の巨人化能力者を食べると、その人物の思考に操られ、「自由意思」を失ってしまうというのがエレンの主張である。
 翻って普通の人間について考えると、身体の細胞の大半は発生と消滅を繰り返し、例えば脳細胞は1か月から1年で入れ替わるらしい。
 他方、細胞の原料は食物などの外部から取り入れられるものだから、脳は遅くとも1年で「外から来た」ものに取って代わられることになる。
 つまり、本当に脳が「自分のもの」と言えるかどうかは怪しい。

 
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灰になる

2019年04月11日 08時12分00秒 | Weblog
ブラックホールの撮影に成功 世界初 一般相対性理論を証明
ブラックホールに吸い込まれると人間はどうなってしまうのか?
 「ブラックホールに落ちた場合、人間は何と2つに分裂し、ひとつは即座に燃えて灰になり、もう一方は無傷のままブラックホールの中に落ちていくそうです。

 この結論は意外。
 これがすんなり納得できる人は、素晴らしい頭脳を持っているに違いない。
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