私の好きな「木と水の所」です。
ここは京都府美山町の由良川。
子供用に遊泳場がそこここにあります。
地元の子ども達は毎朝、交代で着く大人の見守りのもとで
ここで遊びます。
学校のプール代わり。なんとも贅沢な子ども達。
その子ども達に遊び方を教わりました。
泳ぐだけではなくて、飛び込む(それもだんだん高い岩に登って)
始めに色をきめて底の石を拾う。
深いところでは重い石を抱えて、川底を歩きます。
体がふやけてきたら、上がって石投げ(石が水の上を飛んでたくさん輪が広がる)
向こう岸に石を乗せる。
河原の石を拾ったり石同士を擦り合わせて石に絵を描いたり石の粉を作ったり。
または寝転がって昼ね。
遊泳場を外れて釣りもします。
始めはちゃんとえさをお店で買っていたのですが、
年々工夫と変遷を経て今回はなんと「ちくわ」
これがけっこう釣れるんです。
釣りの道具を使わず、浅瀬で網を使って小さな魚を捕まえるのにも夢中。
何時間でもやっているので、人間の狩猟本能を実感します。
川の水は冷たく、十秒も浸かっていると手の平がジンジンします。
でも、暑い時に川に飛び込むのは気持ちのいいもの。
冷えたらすぐに上がって、また暑くなったら飛び込む。
今年は例年より行く時期も早かったからか水がそれほど冷たくなく、
寒がりの私もたくさん泳ぎました。
隣で鮎を釣っているようなきれいな川。
遊びが尽きる事も無く。いつも楽しく「ほっこり」して帰ります。